「テバク」(原題)第1話:始まりは国王・粛宗の略奪愛!亭主は連れ去り婚?あらすじと見どころ、予告動画

2016年05月13日21時00分ドラマ
©SBS

2016年5月現在、韓国で「町の弁護士チョ・ドゥルホ」(KBS)、「モンスター」(MBC)と熾烈な視聴率バトルを展開している「テバク」!初回は、朝鮮王朝第19代王・粛宗と下働きのポクスンとの出会いを王の“略奪愛”で描く!15日(日)KNTVにて日本初放送する第1話の詳しいドラマのあらすじと見どころをご紹介!予告や特報動画は、KNTVスペシャルサイトで公開されている。(※「トンイ」ではヒロインの名前を“トンイ”にして2人の恋を“純愛”で描いている)
明日5月14日(土)20:45-22:00には、放送直前スペシャルもあるのでこちらもお忘れなく!

「あらすじ」を読んでから視聴されても楽しめるように配慮しておりますが、詳しいあらすじを知りたくない方は、「見どころ」と「豆知識」だけご覧になって、「あらすじ」は視聴後の確認用にどうぞ。

韓国時代劇になれていない方は、年表や時代背景・実在の人物、キャストやドラマの魅力などを【「テバク」を2倍楽しむ】で、まとめて紹介しているので視聴の前にチェックをお忘れなく。

kandoratop【作品詳細】【「テバク」を2倍楽しむ】

■キャスト相関図(番組公式サイト)
ペク・デギル役:チャン・グンソク
延礽君(ヨニングン)/21代王・英祖(ヨンジョ)役:ヨ・ジング
李麟佐(イ・インジャ)役:チョン・グァンリョル
19代王・粛宗(スクチョン)役:チェ・ミンス
タムソ役:イム・ジヨン
ポクスン(ボクスン)/淑嬪崔氏(スクピンチェシ)役:ユン・ジンソ
ホンメ役:ユン・ジヘ
ペク・マングム役:イ・ムンシク
ナムおばけ(ナム トッケビ)役:イム・ヒョンシク
キム・チェゴン役:アン・ギルガン
20代王・景宗(キョンジョン)役:ヒョヌ

テバク■第1話あらすじ
1728年「イ・インジャの乱」-
テギルは反乱を止めようとイ・インジャに会いに行く。だが、意見があわず対決することに…。

時はさかのぼり1693年、漢陽―
妓楼の台所で働いているポクスンは、夫のペク・マングムが妓生相手に博打を打っている光景を見ていきりたつ。夜道をひとり歩くポクスンを何者かが連れ去る。ポクスンを連れ去ったイ・インジャは、賭博好きの夫の呪縛から逃れるために王の女になれと言う。
大雨の翌日の卯の刻に、粛宗が必ず散歩に行く仁顯王后の通明殿に王后の履物を置き、大きな蓮の葉を載せる、王は必ず来てポクスンに声をかけるから3秒だけ王の目を見ろ、それだけでいいと言われる。何が何だか分からぬポクスンは、イ・インジャに言われたとおり行動に移す。イ・インジャの言うとおり粛宗はポクスンを見初めるが、夫がいる身だと知り、内官たちにポクスンの身辺を調べさせる。
そんなある日、マングムはポクスンがイ・インジャに返そうと思っていた大金と族譜を持ち賭博場へと走る。
マングムが両班だと証明する族譜まで金にし、ついには思い出の指輪まで持ち出したことでポクスンの堪忍袋の緒が切れる。

一方、ポクスンを忘れられない粛宗。そんな王の気持ちを知るキム・イスがポクスンを手に入れる方法を伝授。実はイスは粛宗に深い恨みを持っており、イ・インジャとつながっていた。
そんな事情を知らない粛宗は、イスのアドバイス通り身分を隠して賭場へ出向き、マングム相手に賭け勝負。マングムを勝たせておいて最後にはすべて巻き上げるという作戦だ。まんまと彼の女房=ポクスンを手に入れることに成功する。

テバク■見どころ
生々しいオープニングの後…雪の中、将棋をさすインジャ(チョン・グァンリョル)とテギル(チャン・グンソク)。それぞれの護衛が剣を交える。インジャを守るのはファン・ジンギ。テギルを守るのはアン・ギルガン。どちらも「推奴-チュノ-」でみごとなアクションや剣術を披露した二人だ。ファン・ジンギは、「クンチョゴワン(近肖古王)」「アラン使道伝(サトデン)」「夜を歩く士(ソンビ)」で、アン・ギルガンは「善徳女王」「一枝梅(イルジメ)」「六龍が飛ぶ」などの大ヒット史劇に欠かせないモムチャン俳優。二人の立ち回りも凄いが、すれすれに行き交う剣先を前に、微動だにしないチョン・グァンリョルとチャン・グンソクもすごい。

韓ドラの“だめんず”と言えばこの人!イ・ムンシクが扮する夫マングムと、「匂いを見る少女」ではプロファイラー役を演じたユン・ジンソが演じる妻ポクスンとの、なんとも恐ろしいなれそめが中盤の回想シーンで明らかになる。詳しくは下の「豆知識」で。

賭場の場面。本作は“賭博”を題材にしたドラマだけにたびたび賭場が登場する。終盤のマングムvs粛宗の勝負は、ハラハラドキドキ。追い詰められていくマングム(イ・ムンシク)と、彼をもてあそぶ粛宗(チェ・ミンス)の“笠子帽”(=カツ、詳細こちら)の下の蛇のような目、ニヤリとする口元が怖い。

■豆知識:連れ去り婚(보쌈=ポサム)
マングムは両班の出だが、落ちぶれ女房の稼ぎを当てにするヒモ男。
そんな男が国王も虜にする美女と結婚できたのは、“連れ去り婚”のおかげ。その昔、婚期を逃した男が布をかぶして女をさらい、そのまま嫁にすることがあったそうで、これを“보쌈=ポサム/ポッサム”と呼ぶ。韓国には同じ名前で豚肉を包んで食べる料理があるが、同じ包むら豚肉にしてほしい。

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KNTV
KNTV「テバク」(原題)番組公式サイト
 2016.05.15スタート 土・日20:45-22:00 日本初放送
「テバク」スペシャルサイト