直木賞候補作が実写ドラマ化!藤木直人と清水富美加が父娘!21日「帝都大学 叡古教授の事件簿」あらすじと予告動画

2016年05月21日08時15分ドラマ

理系俳優の藤木直人が異色の文系天才教授に!ココリコ田中とバディを組んで難解な連続殺人事件を解決!?直木賞候補作の超文系ミステリー小説、門井慶喜著『東京帝大叡古教授』(小学館)を実写ドラマ化!テレビ朝日21日(土)夜9時より「帝都大学 叡古教授の事件簿」を放送、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

2015年、第153回直木賞の候補作になった『東京帝大叡古教授』 (小学館文庫)が早くも実写ドラマ化された。作者の門井慶喜は2008年『キッドナッパーズ』で第42回オール讀物推理小説新人賞を受賞、『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリーと美術で読む近代』(2015、幻戯書房)で第69回日本推理作家協会賞を受賞した歴史ミステリーを得意とする人気作家である。

21日放送の「帝都大学 叡古教授の事件簿」は、藤木直人演じる帝都大学法学部教授・宇野辺叡古(うのべ・えいこ)が主人公。歴史ミステリー『薔薇の名前』の著者、ウンベルト・エーコに対するオマージュとして、名づけられた。

原作小説では明治時代が舞台となるが、ドラマでは現代におきかえているのに、叡古教授はパソコン、スマホを一切使わず、ある理由から移動は徒歩か自転車のみ、英国製のダブルスーツにホームズを彷彿させるパイプをくわえ、周囲からは地球上のあらゆる学問に精通する文系の天才で「知の巨人」と呼ばれる変わり者だ。

早稲田大学理工学部出身の超理系、藤木直人が超文系の叡古を演じるのだから面白い。さらに叡古教授のバディとなるのがココリコ田中直樹演じる超ダメダメな南波陽人刑事。田中が台本を読んで「本当にこの人はダメな人」と思うほど使えないヤツらしい。

そんな凸凹コンビがどのように、不可思議な連続殺人事件を解決するのか、放送が楽しみである。

それにしても、藤木直人の娘役が清水富美加とは驚きだ。たしかに1972年生まれの藤木が1994年生まれの清水の父親でも、年齢的にはおかしくない。がしかし…藤木直人ファンは、ちょっと複雑な心境ではないだろうか。

■あらすじ
警視庁捜査一課の刑事・南波(田中直樹)は、母校である帝都大学へ出向き、法学部の宇野辺教授に会いに行った。警視庁が『犯罪捜査百年史』なる本の慣習を宇野辺に依頼していたのだが、本の刊行が中止になったため、南波が謝罪にいくことになった。

手土産を持って帝大へ行った南波は、思わぬ事件に遭遇する。次期学長候補だった医学部教授・高寺保が遺体となって発見された。遺体は講堂の舞台の天井からロープでツルされ、どん帳には謎の数字が書かれてあった。
遺体を見て「この事件には物語がありそうだ」と呟く男…この人物こそ、南波が会いに行くはずだった宇野辺叡古教授(藤木直人)だった。
さっそく、叡古教授と南波による捜査が始まる。そして更なる遺体が発見され…

テレビ朝日2016年5月21日(土)夜9時より放送ドラマスペシャル「帝都大学 叡古教授の事件簿」を放送。出演は藤木直人、田中直樹(ココリコ)、清水富美加、白洲迅、宇梶剛士、浅野ゆう子、武田鉄矢ほか。直木賞候補作、歴史ミステリー小説、門井慶喜著『東京帝大叡古教授』(小学館)の実写ドラマ。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

テレビ朝日「帝都大学 叡古教授の事件簿」公式サイト

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