中田(永山絢斗)の才能に嫉妬する沼田(ムロツヨシ)!TBS24日 黒木華主演「重版出来!」第7話あらすじと予告動画

2016年05月23日20時00分ドラマ

三蔵山(小日向文世)の元で正式にアシスタントとして働くことになった中田(永山絢斗)!相変わらず絵は下手だが、その才能は三蔵山も一目を置くほど!チーフアシスタントの沼田(ムロツヨシ)は焦りを感じるのだが…TBS 24日(火)夜10時「重版出来!」第7話、予告動画は番組公式サイトで公開。

満島ひかりとの交際発覚で注目を浴びる永山絢斗だが、若手の中でも実力派として人気の高い俳優である。デビュー当時は兄・瑛太の弟として注目されたが、今では兄の存在を微塵にも感じさせないほど、個性派俳優として活躍している。
1989年生まれの27歳で、デビューは2007年放送、ドラマ「おじいさん先生」、2010年公開、映画『ソフトボーイ』で主演を務め注目を浴びる。
2015年7月よりNHK BSプレミアムで放送された「一路」は、永山絢斗にとって初の時代劇で主演となり、サムライ姿もかなりカッコイイことが世間に認知された(2016年5月よりNHK総合でも放送、全9回)。

「重版出来!」に登場する中田伯という役は、かなり難しいキャラだ。どうやら幼いころ、親からひどい虐待を受けていたらしく、家族、親の愛を全く知らずに育ったようだ。そんな中田にとって、唯一生きる希望だったのが「マンガ」。あふれ出るアイデアに自分の画力が追いつかず、右往左往しているが、こういう人が化けたらすごいマンガが登場するに違いない。

ちなみに劇中に登場する中田泊のマンガ『ピーヴ遷移』は、番組公式サイト「デジタルバイブス」で読むことができる。編集部への持ち込みverは本ドラマの原作の著者・松田奈緒子、「バイブス」に掲載verをひなた未夢が執筆している。

■『ガールの法則』掲載情報
第6話で東江(高月彩良)が描いた『ガールの法則』が、5月27日(金)発売のコミック誌『月刊!スピリッツ』7月号(小学館)に第1話が全収録される。ドラマとのスペシャルコラボで実際に執筆した漫画家は『かわいて候。』(双葉社)の白川蟻ん。

■前回のあらすじ
完成間近だった東江(高月彩良)の原稿が一方的な理由でボツになった。主人公のキャラ設定を180度変えろといい、タイトなスケジュールを東江に押しつける安井(安田顕)。年末に1/4締め切りと一方的に言われ、しかも午後6時以降、土日祝日は対応しないと宣言する安井。正月休みの間、東江は誰にも相談できず困っているところ、偶然手土産を持ってやってきた心(黒木華)に救われた。主人公のセリフを変えたいのだがいいかどうか…そんなことすら相談できないとは、心は漫画家を突き放す安井のやり方に憤りを覚えた。

「ツブシの安井」と異名を持つ安井は、かつて誰よりも熱心な編集者だった。家庭を顧みず、土日返上で作家と付き合い、信頼関係を築いていた。何年か越しにやっと大物作家を口説いた矢先、所属していたコミック誌が廃刊になってしまった。編集員たちは、なんとか廃刊回避にむけ手を尽くしたが、会社役員達の決定は変わらなかった。安井を信頼し、連載を引き受けてくれたマンガ家は、なぜ休刊を知らせてくれなかった! と激怒。安井は言い訳しようとしたが、「こっちはアシスタントの生活もかかっている。何のリスクもとらないアンタ(サラリーマン)とは違う!二度とオレの前に顔を出すな!」と言われてしまった。
それ以来、安井は仕事に対するスタンスを変えた。情に流されるのではなく、確実に売れるものをつくる、ただそれだけ…。雑誌廃刊、あの時の思いを二度としたくないからだった。その後、東江のマンガは単行本になったが、表紙は東江の絵ではなくコラボしたアイドルの写真だった。

次の仕事を東江に持ち込む安井。しかし「好きな漫画を嫌いになりたくない、道具になりたくない、自分のマンガを描きたい」といって東江は安井のオファーを断った。

単行本の売り上げ数値を見て、和田編集長(松重豊)が安井に礼を言う。安井が確実に売り上げを出してくれているから「バイブス」は休刊せずにすむ。若い作家に冒険させることができる…和田は安井の本音を分かっていた。

■第7話あらすじ
心(黒木華)が担当する中田伯(永山絢斗)のマンガが「バイブス」に載った。内容もさることながら、絵がヘタすぎると話題になる。中田は、初めて自分のマンガと他とを比べて、自分の画力が悪すぎることを自覚。そこで、今まで週1ペースだった三蔵山(小日向文世)のアシスタントを、フルで入りたいと願いでる。中田は一刻も早く、絵が上手く描けるようになりたかった。

そんな中田の面倒をチーフアシスタントの沼田(ムロツヨシ)は根気よく見ていた。しかし絵は下手だがその才能を三蔵山から認められている中田に嫉妬し、沼田は焦りを覚える。
ある日、中田のネームノートがインクまみれになって発見された。一体誰がやったのか? 安井(安田顕)の「いじめられてるんじゃないの?」のひと言で、心はいてもたってもいられなくなる。

一方、和田(松重豊)から、かつて一世を風靡した『タイムマシンにお願い』の電子書籍化を命じられた心。和田と一緒に著者・牛露田獏(康すおん)のもとへ一緒に会いに行くのだが、そこで2人が目にしたものは…。

出版界のリアルな現状をコミック誌を通して描くお仕事マンガが実写ドラマ化。TBS 5月24日(火)夜10時より火曜ドラマ「重版出来!」第7話を放送。出演は黒木華、オダギリジョー、坂口健太郎、荒川良々、小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗、ムロツヨシ、高田純次、松重豊ほか。番組公式サイトにて第7話予告動画を配信中。番組公式Twitterアカウントは「@koguma_tbs」。最新話は民放公式テレビポータル「TVer」にて1週間無料見逃し配信忠

TBS火曜ドラマ「重版出来!」番組公式サイト
民放公式テレビポータル「TVer」公式サイト

 【2016年春ドラマ一覧】  【関連記事・各話のあらすじ 】