中田伯(永山絢斗)ついにスランプか!?TBS31日、黒木華主演「重版出来!」第8話あらすじと予告動画

2016年05月30日20時00分ドラマ

止めどなくアイデアがあふれ出ていた中田(永山絢斗)がついにスランプ!?心(黒木華)は中田にどんなアドバイスができるのか…一方、電子書籍化の交渉のため、かつての人気マンガ家・牛露田(康すおん)の元へ行く和田(松重豊)だが交渉は難航し…TBS 31日(火)夜10時「重版出来!」第8話、予告動画は番組公式サイトで公開。

登場回数は少ないのだが、ちょいちょいイヤミな感じで登場するのが、『バイブス』のライバル誌『エンペラー』の副編集長・見坊我無。いわゆる「ちょいワルオヤジ」系なスタイルで、『バイブス』編集部を小馬鹿にした態度を取っている。演じているのはミュージシャンであり、発明家であり、芸術ユニットである「明和電機」の代表取締役社長かつ唯一の自称「正社員」である土佐信道。

明和電機とは、電気屋ではなくユニット名。もともと土佐信道と兄・土佐正道の兄弟ユニットで、土佐兄弟の父がかつて経営していた電機部品メーカー「有限会社明和電機(1977年廃業)」から来ている。
中小企業を模したスタイルで、(一応)ユニフォームは作業着。メンバーを社員と称し、兄・正道は現会長(2001年定年退職)、弟・信道が現代表取締役社長を務める。

音楽活動のほか、さまざまな楽器など(最近はクッションやパジャマなども)を製作し商品として販売している。ひと言では言い表せない実に独創的な発想からくる楽器で、一見の価値あり。明和電機公式サイトで閲覧できる。
明和電機公式サイト

■前回のあらすじ
バイトを辞め、三蔵山(小日向文世)のもとで正式なアシスタントとして働くことになった中田(永山絢斗)。絵が上手くなりたいと焦る中田に、チーフアシスタントの沼田(ムロツヨシ)は根気よく、丁寧に教える。

アイデアがあふれ出る中田は、心(黒木華)にノート8冊分のネームを見せる。そのうち7冊目をたまたま渡し損ねていたのだが…その日の夜、偶然中田のネームを手にした沼田は、中田の才能に飲み込まれそうになり、恐怖を打ち消そうと思わず墨汁を投げつけてしまう。そのせいで、中田のネームが汚れてしまった。一方、心は途中の7冊目が抜けていることに気づき、中田に連絡。翌日、作業場内をあちこち探し回るがどうしても見つからない。ところが、三蔵山は挙動不審な沼田を見て何かがあると察した。

沼田は三蔵山に事情を打ち明ける。三蔵山は自分が汚してしまったことにして中田に返却しておくと言ってくれた。沼田は、自分のアシスタント人生20年を振り返る。そして一つの決断を下した。
中田の才能を目の当たりにした沼田は、マンガ家になることを諦め実家の酒屋を継ぐことを決意。さらに、編集者から認められなかった自分のネームを、中田が涙を流しながら読んでくれたことに満足した。

一方、和田(松重豊)は過去の名作を電子書籍化するために、『タイムマシンにお願い』の著者・牛露田獏(康すおん)のもとへ心を連れて挨拶に行く。かつては一世を風靡したマンガ家だったが、今ではすっかり落ちぶれて生活保護を受けていた。牛露田は、紙のマンガに拘り電子化を拒否。和田は「使用料と印税が入るから少しは生活の足しに…」と言うのだが、返って牛露田の逆鱗に触れ、水をぶっかけられてしまった。娘のアユ(蒔田彩珠)はそんな父を軽蔑していた。アユの母は、働かなくなった父の代わりに働き、無理がたたって死んでしまった。「母はマンガに殺されたようなもの」そういうアユに、心はマンガの素晴らしさを知ってもらいたいと思うのだが…。

■第8話あらすじ
「打倒!エンペラー」を掲げ、和田編集長(松重豊)をはじめ編集部は頑張っているのだが、なかなか数字に反映されない。役員からは執拗に利益を追求され和田は苦しい状況に追い込まれる。

そんな中、あれほどペンが進んでいた中田(永山絢斗)がスランプに陥った。さらに和田からは「このネームは魅力に欠ける」と言われてしまい、心(黒木華)は中田にどうアドバイスしていいか悩む。そんな心に五百旗頭(オダギリジョー)は「中田の弱点は『人を理解しない』所だ」と指摘するのだが…。

出版界のリアルな現状をコミック誌を通して描くお仕事マンガが実写ドラマ化。TBS 5月31日(火)夜10時より火曜ドラマ「重版出来!」第8話を放送。出演は黒木華、オダギリジョー、坂口健太郎、荒川良々、小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗、ムロツヨシ、高田純次、松重豊ほか。番組公式サイトにて第8話予告動画を配信中。番組公式Twitterアカウントは「@koguma_tbs」。最新話は民放公式テレビポータル「TVer」にて1週間無料見逃し配信忠

TBS火曜ドラマ「重版出来!」番組公式サイト
民放公式テレビポータル「TVer」公式サイト

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