<時かけ>10周年!細田監督最新作『バケモノの子』7/22ノーカットTV初放送!予告動画

2016年07月21日20時26分アニメ

2016年は、細田守監督作品『時をかける少女』の劇場公開から10年というアニバーサリーな年!現在、日本テレビにて黒島結菜主演で実写化もされる中、細田監督『バケモノの子』が、明日22日「金曜ロードSHOW!」にてテレビ初放送される!番組公式サイトで予告動画が視聴できる。

細田守監督は、国内外23の映画賞を受賞した『時をかける少女』、興行収入42.2億の大ヒットを記録した『おおかみこどもの雨と雪』など、数々のヒット作を手がけるアニメーション映画監督。東映アニメーション退社後、初の長編アニメ『時をかける少女』を2006年に公開。当初ミニシアター並の全国21館のみだったが、ネット等のクチコミで連日立ち見が出るほどの大盛況で、急遽、上映館を増やし最終的には100館以上での上映となった。国内外問わず高い評価を得て、映画・アニメ賞など23冠を受賞した。 2009年には『サマーウォーズ』、2012年には『おおかみこどもの雨と雪』が公開され大ヒット。日本アニメの顔だった宮崎駿が長編映画から身を引いた今、次代を担う映画監督として注目を集めた。

そんな監督の最新作『バケモノの子』(2015)は、ひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノが、奇妙な共同生活をはじめ、いがみ合いながらもいつしか、まるで本当の親子のような関係を築いていく物語。 役所広司、宮﨑あおい、染谷将太ら豪華声優陣を配し、広瀬すずの初アフレコも話題になった。映画は「第39回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞」を受賞した。

■あらすじ
東京・渋谷、人間の知らないバケモノが暮らす街・“渋天街”。孤独な少年・蓮(宮﨑あおい)は、ひょんなことからそこに迷い込み、熊徹(役所広司)というバケモノの弟子となって、九太と名付けられ、彼と共に暮らすことに。だが、熊徹はバケモノの世界でも一、二を争う剛腕家で粗野。折しも、渋天街では長年バケモノを束ねてきた宗師(津川雅彦)が引退することになり、人格・強さともに次期宗師間違いなしと言われる猪王山(山路和弘)と熊徹も宗師候補の一人に挙げられていた。宗師になるための条件である“弟子”を探していた熊徹は九太を受け入れたが、人にものを教えたことも、教わったこともない彼は九太と衝突ばかり。熊徹と九太との生活の中で二人は技と心を成長させていき、いつしか本当の父子のような関係に変わっていく。
8年後。立派な青年に成長した九太(染谷将太)は久しぶりに訪れた渋谷で、高校生の少女・楓(広瀬すず)と出会ったことをきっかけに、渋天街から渋谷に通い大学進学について本気で考え始める。そんな中、実父(長塚圭史)と再会する。一方、九太が人間の世界に行っていたことを知った熊徹は激怒、九太と激しい言い争いになってしまう。

細田監督の最新冒険ファンタジー『バケモノの子』は、明日7月22日よる9時からの「金曜ロードSHOW!」でノーカット・テレビ初放送する。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

なお、2016年10月25日(火)~11月3日(木・祝)開催の第29回東京国際映画祭にて、映画監督・細田守の特集上映が行われることが決定した。タイトルを"アニメーション特集「映画監督 細田守の世界」"と題し、貴重な初期作品から最新作までをキュレーションし、国際映画祭で初めて細田守作品を大規模に特集される。こちらも楽しみだ。

『バケモノの子』作品公式サイト
日テレ「金曜ロードSHOW!」番組公式サイト