二つの人生が結んだ縁…イニョプはムミョンの弱点?「イニョプの道」第18話あらすじと予告動画!豆知識:サウォル紹介

2016年08月07日01時00分ドラマ
©JTBC Co., Ltd.

イニョプ(チョン・ユミ)に危険を知らせるサウォル(イ・チョヒ)に最初にカンパをしたのは下男のプンイ(イム・ヒョンソン)だった!サウォルのおかげで無事咸興に着いたイニョプだったが…ウンギたちの陰謀がうごめく「イニョプの道」8月7日(日)の第18話「別れ再び」詳しいあらすじと見どころを紹介…予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

【「イニョプの道」を2倍楽しむ】では、詳しい時代背景やキャスト、実在の人物の紹介など、ドラマを楽しむための情報をまとめて紹介している。5月10日(火)東京都内で行われたイニョプ役のチョ・ユミの取材会再現レポもまとめているのでチェックをどうぞ!

※ここで紹介するあらすじは韓国オリジナル版視聴での紹介となるので、NHK放送と一部異なる場合もあることをご理解ください。また、詳しいあらすじを知りたくない方は、視聴後の確認用にご利用ください。

第18話視聴の前に、以下のことをおさらいしておこう。
■おさらい
<理不尽な取引>
キム・チグォンは献金と太祖を連れ戻すことで赦免され、ムミョンも王子ということで釈放。だが、罪のないイニョプの身分回復は得られなかった。この理不尽をホ・ウンチャムに訴えたムミョンだったが、太宗は決して謀反を見過ごさないはずと、いうウンチャムの言葉を信じる。
<謀反人の家族>
父子は赦免となったが、謀反を起こした家族の罪は免れない。家門取り潰し、財産没収、母ハン氏は奴婢にされてしまった。母を救うためにも、ウンギは、大上王・太祖を連れ戻さなければならない。但し、太宗との和解が目的ではない。太宗を断罪させるためだ。
<タンジとユンソ>
ユンソにこれ以上苦労させられないと思ったタンジは、自分を罰してユンソを許してほしいと自らユン氏の前に進み出た。そんなタンジにユン氏はお腹の子を渡せと迫った。
<太宗の謁見>
父クク・ユの無実を訴えたイニョプを憐れむ太祖は、都に戻り次第クク・ユの無実を明かし、ウンギとの縁談を元に戻してやると言い出した。これこそがウンギの企みだった。退室したイニョプは、ウンギの頬を打ち、決してウンギとは結ばれないと言い捨てた。

■キャスト相関図(NHK)
イニョプ役:チョン・ユミ
ムミョン役:オ・ジホ
ウンギ役:キム・ドンウク
ユノク役:イ・シア
ユンソ役:イ・イギョン
タンジ役:チョン・ソミン

イニョプ■第18話「別れ再び」
王の父、太祖に謁見したイニョプは、直後にサウォルと共に軟禁される。こんなことまでするウンギが憐れだというサウォルに対して、ウンギの気持ちが分かるというイニョプ。サウォルは、イニョプが両班時代にはウンギを愛し、下女になってムミョンを愛したのは、心変わりではなく、二つの人生を歩いた証だといった。
サウォルのこの言葉はイニョプにとって嬉しい言葉。

その頃、ムミョンも武器を取り上げられ牢獄に入れられた。ウンギが謀反をたくらんでいることに気付いたイニョプは、サウォルと一緒になんとかして部屋を抜け出すと、太祖のもとへ。会わせたい人がいると告げ、太祖を牢獄のムミョンのもとに連れていく。ムミョンが王の息子であることを明かし、ウンギたちマヌォル党にだまされないようにと訴えるが、ウンギが現れムミョンが太宗のスパイだといい、太祖はウンギの言葉を信じてしまう。

ムミョンはイニョプが手渡してくれた小刀で脱獄し、イニョプたちを助けるが、逃げる途中にサウォルが刺客に斬られてしまう。必至の救護もむなしくサウォルは息を引き取る。
ムミョン役オ・ジホの凄い剣アクションが見られるが、それ以上に凄いのが、サウォル。腹部を斬られてもイニョプを守るために、死に物狂いで刺客にしがみつく。イ・チョヒ渾身の演技に注目。そして、サウォルを亡くしたイニョプ役のチョン・ユミの号泣シーンが胸を打つ。

ホ家に戻ったイニョプは、ムミョンと共にウンチャムにサウォルの死を報告するが、すでにウンチャムが知っていたことを不審に思い疑いの目を向ける。
サウォルの死を嘆く下男・下女たちの前に現れたユン氏が開口一番、どんな言葉を吐くのかお聴き逃しなく。

ウンギに呼び出されたムミョンは、サウォルを斬ったのがウンチャムの手下で、イニョプを排除するために太宗が命じたことだと聞かされる。イニョプを守るためには、自分と手を組むしかないと告げる。
その頃、キム・チグォンもイニョプを呼び出し、お前の命を狙ったのはムミョンの弱点であるイニョプを排除しようとした太宗の仕業だと教える。

一方、ユンソのためと思ってホ家に舞い戻ったタンジ。だがユンソはそんなタンジに冷たい目を向ける。
あれほど、タンジにメロメロだったユンソがなぜ、急に冷たい態度をとったのか?ちょっぴり同情できるユンソの身勝手な言い分をお聴き逃しなく。

イニョプ左から、サウォル(イ・チョヒ)、
イニョプ(チョン・ユミ)、タンジ(チョン・ソミン)
■豆知識:4月生まれのサウォル
今話、4月生まれだからサウォルだという台詞を残して、表舞台から去った女優イ・チョヒ。本作が初めての時代劇。イニョプとは主人と下女の関係を超えた存在として注目を集めた。サウォルのイニョプへの一途な思いは変わらないが、イニョプのサウォルへの気持ちは大きく変わった。当初は気が合う下女だったが、中盤以降は家族のような存在になった。イニョプは、両班から下女と身分が変わったことで、人間的に大いに成長したが、身分の変化以上にサウォルの存在が大きかった。イニョプの頑なな性格をイニョプが解きほぐしたといってもいいだろう。

イニョプは、ウンギ、ムミョンと2つの恋をしたが、イニョプとサウォルの愛がもっとも深いものかもしれない。今回は、そんな二人に注目して観よう。

監督のチョ・ヒョンタク監督は、役柄と似た面を持つ俳優をキャスティングしたとインタビューでも答えていたが、まさにチョン・ユミとイ・チョヒがその最たるもの。監督は、撮影前から二人の共演を楽しみにし、出来上がった作品で二人のリアリティーある友情に満足した様子。
本人たちもとても相性が良かったそうで、チョン・ユミはイ・チョヒのおかげで撮影を乗り切れたと言い、イ・チョヒも撮影期間はカメラが回っていない時もチョン・ユミを“お嬢さま”のように思っているようだと共演者から言われたとのこと。
そんな二人は、本作の後「六龍が飛ぶ」でも共演している。

★イ・チョヒ(1989年10月4日生)
子役出身女優。2009年の独立系映画『番人』、2013年『全国のど自慢』で注目を集める。「イニョプの道」の後は2015年の「恋するジェネレーション」やチョン・ユミと再共演した「六龍が飛ぶ」などに出演。


kandoratop【作品詳細】【「イニョプの道」を2倍楽しむ】

NHK「イニョプの道」番組公式サイト
 2015.4.3スタート 毎・日21:00-22:00