「六龍が飛ぶ」第28話あらすじと予告動画:桃花殿が高麗改革の象徴に!母の失踪の真実とは…定陽君って?

2016年12月22日12時00分ドラマ
©SBS

ヨニの手引きでキル・ソンミが駆け込んだ山寺・クモル寺にたどり着いた三峰=チョン・ドジョンとバンジ=タンセは、老婆を連れて足早に去ろうとするバンジたちの母ヨニャンを見つける!ついにプニが、母が失踪した時のことを兄バンジに打ち明ける!KNTVで一挙放送中の「六龍が飛ぶ」明日12月23日(金)放送の第28話あらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。
※チョン・ドジョンを三峰、チョン・モンジュをポウン、タンセとバンジと表記しています。
ドラマの時代背景やタイトルの意味などを知りたい方は【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で、キャストのインタビューなどと一緒にまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。

■キャスト(子役)相関図KNTV
イ・ソンゲ役:チョン・ホジン(ナム・ダルム)
チョン・ドジョン=三峰(サンボン)役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン役:ユ・アイン
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)

■第28話あらすじ
山寺・クモル寺で三峰=チョン・ドジョンとバンジ=タンセは、老婆を連れて足早に去ろうとするバンジたちの母ヨニャンを見つけ、後を追うが途中で見失ってしまう。キル・ソンミの姿も消え、兵士に調べさせるのだが何の手がかりもなかった。十数年捜した母親が目の前を通りすぎ、すぐに消えてしまい、悔しがるバンジ。

都堂では、量田を保留にせよと全国の官庁から届いていると、権門勢族の1人が声高に訴える。三峰は、今やめては犯人の思うつぼ、といい、チョ・ジュンや都堂に入ったバンウォンの義父ミン・ジェもこれに賛同し、土地改革について論争が起きる。
会議の後、ひと言も意見を言わないポウン=チョン・モンジュに三峰は不満をこぼす。そして3人の官僚を殺害したムミョンという組織がポウンに手紙を送り付け、土地改革を反対していることを話す。捜査の難航、土地改革雲行き、ポウンに知られてしまったこと…三峰はこの3つの困難がすべてムミョンに起因していると確信する。

洞窟、ヨニとバンジからその後の報告を受けるが、有益な情報はない。使命より母探しに心が向いていることに三峰から再度の忠告を受けたバンジは、プニに母と遭遇したことを話す。母との再会の可能性を話すバンジに、プニは「母は拉致されたのではない」、と母が消えた日に目撃した出来事を涙で打ち明ける。母との再会を怖がるプニに、自分たちを捨てた理由を訊くためにもなおさら母を探すと、バンジ。
そんな兄妹の気持ちを誰よりも知るヨニが、二人でクモル寺に捜査に行こうと促す。

チョ・ジュンと共に都堂に向かった三峰は、版図司の官吏がいるはずの都堂で、一人茫然とたたずむポウンを見つける。官吏たちがボイコットしたことを知ったチョ・ジュンは、ウ・ハクチュたちだけを弾劾すると脅す。

その頃、反イ将軍派は上王となったウ王のもとへ参じ、イ将軍を亡き者にしたいと言う上王の願いを叶えるために、イ将軍に武士を下賜品として下してほしいと頼む。上王の前に現れた武士は谷山(コクサン)に住むチョク。上王は、老婆を呼んで酒席の用意を命じる。

東堂。ポウンが三峰に、自分も夢に見た改革を前に二の足を踏むしかない苦しい胸の内を語る。どう考えてもこれが反逆だと思いながらも、告発すれば仲間が追放され、やっと訪れた改革の機会を逃し高麗は再び地獄に落ちると、告発もできないのだ。告発する前に自分を殺せと言うポウンに、三峰はどんなに時間をかけても必ずポウンと説得してみせる。だが、土地改革は急がなければならない、と土地改革への協力を頼む。もし、自分を説得できなければ、高麗を存続させることを約束してくれと。

都堂では、再び論争が起きる中、ついにポウンが口を開く。三峰に約束を守るかと確認し、約束すると答えをもらったポウンは、量田の実施と志願者の名を挙げ、官吏の警護と都堂の最大限の協力が必要と意見を述べる。会議の後、イ将軍と三峰に、今後土地改革のための量田を迅速かつ堂々と公的な事業として進めることを提案する。そのためには、改革の心臓部を洞窟から桃花殿に移すべきと言う。三峰は、ポウンが洞窟の中で見た「新朝鮮」という言葉が気がかりなのだと察し、異存はないと答える。

ミン・ジェはポウンが都堂の場で口にした三峰との約束が気にかかり、ハ・リュンに予想を頼む。一方、三峰から約束の内容を聞いたバンウォンは、改革がポウン1人の気持ちにかけることに不満を漏らす。三峰は、ポウンの下には彼が育てた大勢の儒生がいる。彼らの協力なしには国の運営はできな、とその理由を告げるが、人材は新たに育てればいいとバンウォンは納得しない。人材を育てるのがどれほど大変かつ時間がかかるかを説き、国を造っても人材なくしては計画は実現できないと、三峰。

その頃定昌君はユン・ラン=ユルランに婚姻をしようと告げる。過去を打ち明けようとするユン・ランを制する定昌君。ポウンが再び訪ねてきて政の世界に誘うが、愛する女性と共に生きたい、とこれを断る。

三峰たち改革派の心臓部が桃花殿に異動している時、バンジは山寺でキル・ソンミに会う。ソンミは、母に会いたいなら5日の未の刻にヨアム亭に、誰にも話さず一人で来い。これを守らなければ生涯母親には会えないと。“あの方”の指示でバンジに伝えたものの、この命令が本当に“あの方”の命令かといぶかしがる。

洞窟。バンウォンは、ポウンが王の候補に上っていた定昌君の屋敷を訪ねたことを三峰に報告する。ポウンを尾行したことに憤る三峰は、これ以上ポウンに関心を持つなと厳命する。そこに生け捕りにしたムミョンの一味の男が、必ず“あの方”が助けてくれる、という以外口を割らないと報告が入る。三峰に促されたバンウォンは、以前ヤクサンに使った脱獄作戦を提案する。三峰は、この作戦に専念するようバンウォンに告げる。

バンウォン達は作戦通りムミョンの一員を逃がす。それが仕組まれたものと知らない男はムヒュルの荷車に匿ってもらう。ここまで計画通りに進むが、謎の剣士が現れ男を逃がしてしまう。逃げた男と偶然遭遇したプニは、巡軍府に伝えてほしいとある伝言を頼まれるが…。

■見どころ
バンジとプニの母ヨニャン役を演じたのはチョン・ミソン。「ファン・ジニ」「イニョプの道」「製パン王キム・タック」「蒼のピアニスト」など、時代劇、現代劇で母役を多く演じているおなじみの女優だ。
冒頭、このヨニャンと遭遇し再会の可能性があることを喜ぶバンジに対して、ヨニは母との再会を怖がる。いったい、8歳だったあの日、プニは何を見たのか?女優シン・セギョンの涙の演技がここでも光る。プニをさらに泣かせるのはムヒュルの祖母ミョサン。名女優ソ・イスクの胸に沁みる言葉をお聴き逃しなく。ところで、母探しとはいえ、バンジとヨニの初めての道行き(?)は、貴重なツーショット。お見逃しなく。

廃位させられたウ王が登場。ウ王が酒席の準備のために呼び寄せた老婆は誰か?
「ヤクサン脱獄作戦」とは第12話で行った作戦。

今回もムヒュルが優しい。元気のないプニをどのように慰めるのか、この慰めでムヒュル自身の悲しい生い立ちも明かされる。愛すべき勘違い男に注目!

■豆知識
①定昌君(チョンチャングン)って?
ポウンが頼みの綱としている定昌君は、実在の人物で、後の恭譲王(1345年3月9日-1394年5月17日)のこと。第34代、高麗最後の王として1389年~1392年の3年間在位。(参考:高麗王朝系図
李成桂(イ・ソンゲ)により高麗王として擁立されるが、後に李成桂に譲位し、彼の命令で子供とともに殺される。

もちろんドラマ「チョン・ドジョン」「龍の涙」にも登場する。果たして「六龍が飛ぶ」ではどのように描いていくのか。恋人ユン・ランとの関係にも注目しよう。

DVD公式サイト
KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
 2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
 2016.02.27-08.14  土・日 22:00-23:15 日本初放送

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