「六龍が飛ぶ」第31話あらすじと予告動画:バンウォン爆豆になるのか!男性の髪型サントゥって?

2016年12月27日11時50分ドラマ
©SBS

政(まつりごと)でみんなを笑顔にする夢を持つバンウォンが、三峰=チョン・ドジョンの造ろうとしている新国家ではその夢がかなえられないと知り、どうするのか?これまで主役とはいえ、三峰やバンジに物語の主導権を渡してきたバンウォンが、髪をサントゥに結い上げいよいよドラマの中央に踊り出る!KNTVで一挙放送中の「六龍が飛ぶ」明日12月28日(水)放送の第31話あらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。
※チョン・ドジョンを三峰、チョン・モンジュをポウン、タンセとバンジと表記しています。
ドラマの時代背景やタイトルの意味などを知りたい方は【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で、キャストのインタビューなどと一緒にまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。

■キャスト(子役)相関図KNTV
イ・ソンゲ役:チョン・ホジン(ナム・ダルム)
チョン・ドジョン=三峰(サンボン)役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン役:ユ・アイン
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)

■第31話あらすじ
ポウンを説得するため新国家の構想“五則”を話す三峰…新しい国では王族と宗親に政に関与させず、何の権力も持てぬようにする。そして新たな国でトップに立つ宰相はポウンしか考えられない。現在の高麗では慣習があるため、王も周囲も認めないだろうが、イ・ソンゲ将軍は人格的にもそうではないので、王にふさわしい人なのだと。
三峰はそう言ってポウンにひざまずき新しい国の宰相になってほしいと頼む。三峰の言葉にさらに悩んでしまうポウン。

ポウンが帰ったあと、バンウォンはムミョンとつながる地天泰(チチョンテ)の正体が花事団のチョヨンで、チョヨンを捕らえたと報告。三峰はバンウォンの功を褒め、ムミョンについては継続してバンウォンが取りしきるよう伝える。

その頃チョヨンは秘密の場所でナム・ウンから取り調べを受けていた。猛図漆略(メンドチリャク)がバンウォンの造語で何の意味も持たないことを知ったチョヨンは、バンウォンの才知を称賛し、今は神気が不便なはずだと言う。

洞窟。バンウォンはここで初めて三峰に会った日のことを思い出す。心の中にモヤモヤを抱えるバンウォンは、自分にだけ話すというチョヨンに会いに行く。ムミョンの新しい剣をバンウォンにしようと考えるチョヨンは、三峰とポウンの話を立ち聞きぎたはずと切り出し、自分が聞いた前半の話とバンウォンの聞いた後半の話を交換しようと持ち掛ける。「イ将軍を王という堅固な監獄に閉じ込め、一族も皆閉じ込める。王が統べる国でなく、法と制度と規律を担う宰相が統べる国」と前半を話すチョヨンに、当然の正しい選択だと、パンウォン。だが、彼の心中を見透かしたチョヨンは、ムミョンは新国家を反対している訳ではない。イ将軍を王に擁立しようとし、三峰の行ってきたことをやろうとした。ただ一つ、“私田廃止”を除いてと、ムミョンと手を組むことを提案する。
しょせんは自分の土地を守りたいのかと、ムミョンの存在を一笑に付すバンウォン。ムミョンの大きな意志を知りたくないかと、バンウォンの好奇心を揺さぶるチョヨン。
帰宅したバンウォンは、また道を見失ったのかと寝台で涙を流す。

そんな中、土地改革が一向に進まず、ジランやチョ・ジュンはいらだちを隠せない。イ・セクを弾劾ずべきだと言うが、ポウンの同意なくできないとイ将軍。

その頃、高麗最後の臣下でいることを選んだポウンは王に謁見。土地改革を推進するしか高麗を維持できない。イ将軍と三峰を決裂させて三峰を討つので、今は土地改革の許可で民心を得てイ・セクも弾劾すべきと進言する。恭譲王(コンヤンワン)はこれを承諾し、チョク・サグォンをポウンの護衛と連絡係にする。

ポウンは全面的にイ将軍を助けるふりをして、イ・セクの弾劾にも協力すると約束し、心中で詫びながら三峰と裏切りの酒を酌み交わす。外で待機するバンジはただならぬ気配を感じる。

イ・バンウォンはサントゥを結い上げ、三峰に会いに行く。ムミョンが自分を懐柔しようとしたことを話し、自分が懐柔され二心を抱いたふりをしてムミョンをおびき出そうと思う。そのために私兵を持ってムミョンを信用させたいと提案し、許可を受ける。

イ・セク、ホ・ジョン、ハ・リュンが、廃仮立真とイ・インギョム派と共謀して国を乱した罪状で捕縛される。
これを認めたのかと師ポウンに詰め寄る若い官吏たちに、土地改革が終わるまで自重しつつ、王を諌める言官をイ将軍派に知られぬように掌握するように慎重に動けと命じる。

その頃、チョヨンの居場所が判明し、キル・ソンミが救出に向かうが、バンウォンによって救出される現場を目撃。バンウォンは、チョヨンの提案を受け入れ、ムミョンと手を結ぶと告げる。ただし、ムミョンが恭愍王(コンミンワン )を倒すために使ったホン・リュンと同等に見れば、ムミョンにとってもっとも愚かな策となると、付け加える。

肝に銘じるといって帰ろうとするチョヨンに、プニたちの母ヨニャンを知っているかと尋ね、自分と手を組むならヨニャンを返してくれと頼む。チョヨンは姿を見せたキル・ソンミにバンウォンを懐柔したこと話す。さすがだと褒めながらも、ヨニャンの一件については触れるべきではなかったというソンミは、今ヨニャンの子供が生きていることはしばらく秘密にしておこうと告げる。

バンジがチョヨンが消えたことを三峰に報告。全てがバンウォンの仕組んだ罠だと教え、プニにバンウォンを手伝うように指示する。

老婆にバンウォンを取り込んだことを報告をするチョヨン。六山たちは三峰が作ろうとしている儒教国家を私田廃止以上に危険視し、老婆はチョンニョンにバンウォンの行動を見張るように命じる。

バンウォンが父イ将軍に分家の挨拶をする。今回のバンウォンの働きを目を細めて褒める父は、三峰がお前の知略に期待していると言いながらも、功を立てても決して見返りを期待するなと諭す。

バンウォンは義父ミン・ジェの協力を得て私兵を持ち、ムヒュル一家やプニたちも一緒に景徳殿に居を構えることに。そして、私兵をムヒュルのようにしてくれとホン・デホンを師兵たちの師範に命じる。
タギョンもプニを呼び、今後の活動資金はミン家が出すのでその管理をプニがするようにと命じ、今後の参考になる書物を渡し、これからはみんなでバンウォンのために力を集結させなければならないと告げる。

バンウォンは次に獄中のハ・リュンを訪ね、流刑になるはずだが必ず生きて戻って来い。そして自分に従えと。バンウォンの中で何かが変わったと察したハ・リュンは、自分が戻るまで正体を隠して力を育てて短気を押さえるように言う。

カップンからの伝言でバンウォンに会いに行くプニ。雪道で雪合戦を楽しむバンウォンとプニ。そしてバンウォンは…。

■見どころ
ポウンは新国家の最初の宰相となるのか、それとも高麗最後の臣下の道を選ぶのか?

三峰の作る新しい国では自分の夢は叶えられないと知ったバンウォン。チョヨンに会いに行く道すがらムミョンに、自分の夢をいつ抱いたのかを語る。主従を超えたバンウォンとムヒュルの絆が深まる瞬間だ。

バンウォンと手を組もうと言ったホン・インバンもハ・リュンもそしてムミョンまでが、本人も意識していなかった「何もできない無力感に耐えられない」という性分を言い当てた。そして三峰もまた、それを知っていたからこそ、「ここにお前の居場所はない」と言ったのだ。

三峰とポウンが会う居酒屋でバンジは何を見て、すごい気配が間違いないと確信するのか?

まだ葛藤中ではあるが、二心を抱き師匠を裏切るための私兵を、虚実混ぜて師匠三峰に説明し堂々と許可をもらうとは、バンウォンの才知にただただ恐れ入る。
そんなバンウォンが、チョヨン相手に殺生木の説明をし、なぜインギョムやインバンの木を植えたかを語る。そして、三峰を裏切りムミョンと手を組む理由を話すのでお聴き逃しなく。

ラスト。プニ相手に子供のように雪遊びをするバンウォンの心中は?

■豆知識
①サントゥって?
儒教の影響を受けた当時、親からもらった身体は傷つけないようにとの教えから男性も髪を伸ばしていた。結婚するまでは髪を後ろに結んで垂らすが、結婚又は元服すると頭のてっぺんにお団子のように髷(まげ)にしてまとめる。これを상투=サントゥと呼ぶ。その上に망건=マンゴンという網布をかぶせ冠や帽子をかぶるのが礼儀。ドラマ「イニョプの道」ではバンウォンが王位に就き太宗としての治世を描いているが、劇中、このサントゥを留める髷留を愛した下女に形見として渡している。

DVD公式サイト
KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
 2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
 2016.02.27-08.14  土・日 22:00-23:15 日本初放送

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