最新作の前に珠玉のエピソードでドラ泣き!『STAND BY MEドラえもん』1/22放送!こぼれ話と予告動画

2017年01月21日17時56分アニメ
出典:映画公式サイト(壁紙)

ピクサーに負けない3DCGアニメを日本映画でも作りたい!そんな思いから生まれた映画『STAND BY MEドラえもん』!のび太としずかちゃんの愛、そしてのび太とドラえもんの友情に多くの観客が感動の涙を流した名作を、明日1月22日、テレビ朝日「日曜洋画劇場」で放送!番組公式サイトで予告動画が公開されている。
番組では、3月4日劇場公開される最新作『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』の特別映像も紹介されるのでお見逃しなく。
『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』公式サイト

今や、日本中でドラえもんを知らない人はいないだろう。誕生したのは1969年、22世紀の未来からやってきたネコ型ロボット「ドラえもん」と、何をやってもダメな小学生・のび太との日常生活を描いた人気コミック。マンガ、テレビアニメ、劇場アニメと様々な媒体で多くの人に愛されている国民的人気キャラである。

2014年公開された『STAND BY MEドラえもん』は、『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズ、『永遠の0』を手がけた山崎貴と、『friend もののけ島のナキ』(2011)を手がけた監督でありCGクリエーターの八木竜一が監督した作品。

「ピクサーに負けない3DCGアニメを日本映画でも作りたい!」との熱い思いの詰まった本作。だが、当初からすんなり進んだわけではなかった。3DCG化を藤子プロに相談したところ、いい感触が得られなかったのだ。その状況を一変させたのが山崎貴監督によるプロット。
映画はドラえもんのファンならだれもがよく知る原作の短編をいくつか組み合わせて、一つのストーリーを作るという案。「このプロットであれば、ぜひ映画化してもらいたい」と藤子プロからのお墨付きをもらい実現に至ったのだ。

出来上がった作品は、藤子・F・不二雄誕生80数年記念作となり、第38回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞する高い評価を得た。公開最初の2日間で興収7億6725万を突破。観客動員数は55万人突破の大ヒットとなる。最終興収入は83.8億円、2014年邦画興収ランキングでは『永遠の0』に続く第2位となった。日本のみならず、アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカ計59カ国と地域で公開された。主題歌は、秦基博の17枚目のシングル「ひまわりの約束」。こちらも大ヒットし、多くのアーティストがカバーしている。

『STAND BY MEドラえもん』のプロットに選ばれたのは、原作第1話「未来の苦にからはるばると」、のび太がしずかちゃんへプロポーズし結婚するまでの「雪山のロマンス」と「のび太の結婚前夜」、ドラえもんとの別れを描いたs「帰ってきたドラえもん」、「たまごの中のしずかちゃん」「しずちゃんさようなら」の7つのエピソード。原作を知っているファンなら当時原作を読んでいた自分と重ね合わせて懐かしい思いに浸れるはず。もちろん、原作を知らないファンにとっても、選りすぐりのエピソードで再構築された物語に引き込まれるはず。

さらに、大人になったのび太の声は、トヨタ自動車のCMシリーズでで大人になったのび太を演じている妻夫木聡が出演していることもファンを喜ばせた。

ドラえもんをこよなく愛する山崎監督のこだわりについては、番組公式サイトに詳しく掲載されている。⇒番組サイト「放送作品こぼれ話~」

■あらすじ
どこにでもいそうな男の子・のび太の前にやって来たのは、22世紀から来たのびたの孫の孫のセワシとネコ型・ドラえもん。セワシから聞かされる未来の自分は悲惨だった。大人になったのび太は就職できず、自分で会社を興すも失敗。莫大な借金返済がセワシの代まで続いているという。そんな悲惨な未来を変えるため、セワシが連れてきたドラえもんは、いろいろな未来の道具を使って、ダメなのび太を助けてゆくのだが…。

【STAND BY MEドラえもん】(2014)
監督:八木竜一、山崎貴
脚本:山崎貴
原作:藤子・F・不二雄
出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、妻夫木聡ほか。
主題歌:秦基博「ひまわりの約束」
『STAND BY MEドラえもん』DVD&Blu-rayはポニーキャニオンより絶賛発売中。

映画『STAND BY MEドラえもん』公式サイト
テレビ朝日「日曜洋画劇場」番組公式サイト