「女を泣かせて」優しい姑役キム・ジヨンさん死去、20日BS朝日で最終回放送。kocowaで全話配信中

2017年02月19日23時10分ドラマ
(C)MBC

キム・ジョンウンとソン・チャンウィが揃って最優秀演技賞(連続ドラマ部門)、ハ・チョンオクも脚本家賞を受賞し、作品性と役者陣の演技が高評価を受けた「女を泣かせて」が明日2月20日、最終回を放送するが、劇中、ヒロインの優しい元姑・ボンネ役を演じた女優キム・ジヨンさんが、19日午前6時51分頃死去したことが連合ニュースなどで報じられた。享年79歳。

「女を泣かせて」は、息子を亡くした一人の女性が自分の人生をしっかりと生きていく過程と、彼女を取り巻く財閥の一家を背景に登場人物たちの愛と葛藤、許しをテーマに描いた2015年のMBCドラマ。

キム・ジョンウンが演じるヒロインは実母に捨てられ、ゲスな夫に苦労させらながらも夫の家族を細腕で支えてきた健気な女性。そんなヒロインに感謝し、実の娘のように優しく接する姑。やがてヒロインには愛する人ができるのだが、その時になって愛人に捨てられた夫がよりを戻そうとする。姑も復縁を望んだが、ヒロインの本心を知り離婚を勧めて、嫁が新しい愛に進むことを認めてやる。
しかし、ヒロインが愛した人物は、恨むべき相手と分かり、ヒロインが幸せになることがなかなかできない。そんな辛い展開の中、キム・ジヨンさん扮する姑ボンネの優しさがドラマの癒してとなっていた。

キム・ジヨンさんは1958年に演劇女優として活動開始。1960年に映画『相続者』でデビューし、以後、ドラマ「田園日記」「青い鳥はいる」「野人時代」「フルハウス」「トライアングル」「ゴハン行こうよ2」「キスして幽霊!~Bring it on, Ghost~」など、日本でもおなじみの人気ドラマに出演。映画でも『アリラン』『TSUNAMI -ツナミ-』『トガニ 幼き瞳の告発』などの作品で名演技を披露してくれた。

そんなキム・ジヨンさんは2年前から肺がんを患ってきたが、「女を泣かせて」「ファンタスティック」は闘病中での撮影だった。今年5月の次期作への出演が決まっており、さらに人々を悲しませている。

キム・ジヨンさんが優しい姑役を演じた「女を泣かせて」は、明日2月20日(月)BS朝日にてあさ8時30分から最終回を放送する。

本作は、韓国3大放送局(KBS,MBC,SBS)のドラマやK-KOP、バラエティ番組などを配信するkocowaで全話配信中。現在会員登録で3日間無料トライアル実施中なので、未視聴の方はチェックされては?
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