「ボク、運命の人です」第6話、時代は今でも俺様男子!?4文字会話は、二人の運命を引き寄せますか?予告動画-日本テレビ

2017年05月19日12時00分ドラマ
©日本テレビ

土曜ドラマ「ボク、運命の人です」第6話で誠が亭主関白に!?地球滅亡が近づいているため、早く晴子(木村文乃)と付き合え!と言う謎の男(山下智久)は、誠(亀梨和也)に足りないのは男らしさだと主張!これからは晴子と4文字以内で会話するように言うのだが…?5月20日(土)夜10時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。

断髪式デートも済ませ、徐々に晴子(木村文乃)の気持ちが傾いていることを感じてきた誠(亀梨和也)。しかし“もう少し時間が欲しい”と言われ、それを了承してしまう。
“時間が無いんだから”とそれを非難する謎の男(山下智久)は誠に晴子を自宅に呼んでしまおうと提案。いきなりそんなこと無理と言う誠に、謎の男は“誠に一番足りないものは女性を引っ張る男らしさ”だと主張。そして男らしい亭主関白を目指せ!と言い出し、今後は亭主関白な夫が「メシ、フロ」と様々な要求をするように、晴子との会話を4文字以内でこなすよう命じるのだった。
そんな中、ひょんなことをきっかけに誠の部屋へと訪れた関原(大倉孝二)が誠の部屋に、誠以外の人間の匂いを嗅ぎ付けてしまう。それは神の気配なのだが、関原は誠は誰かと同棲しているのではと考え、その同棲疑惑が晴子に伝わってしまう。自分は弄ばれていたのかと傷つく晴子だったが、この騒動が思わぬ展開を招き…。

今季のドラマにおいて、ゴールデンタイムでは唯一のラブコメである故、一週間の胸きゅんをこのドラマで補給している人も多いのでは。
第5話までの平均視聴率は9.9%。10%を超えればヒットと言われる現代において、まずまずの成績と言えるのではないだろうか。さらに17日(水)に発売された主題歌「背中越しのチャンス」は初登場一位を記録しており、ドラマの注目度の高さがうかがえる。
そんなドラマ「ボク運」。この安定感のある人気の理由には、主演の亀梨の時代の流れを汲んだ適応力があるのではないだろうか。
たとえば第5話にあったキスシーン。それ一つとっても、亀梨がどれだけ演技の幅を広げたかがうかがえるのではないだろうか。

あの誠がどぎまぎしていたシーンだが。撮影場所は横浜だった。この風景が2006年、亀梨主演のドラマ「たったひとつの恋」を彷彿させた。
綾瀬はるかをヒロインに、運命的な出会いを果たした二人が、すれ違い貧富の差に苦しみながらも、たったひとつの恋を実らせるまでを描いた「たったひとつの恋」。
当時はイケイケでモテモテ、チャラチャラに見える男子・ヒロトを演じていた亀梨。これがまたカッコよく、亀梨人気を拡大させる作品になった。
それが今や、運命の女性を追いかける一途で真面目、しかし残念な男・誠。
偶然にもこの2つのドラマ、同じ道沿いでのキスシーンがあったのだが、それぞれのシーンがその時代のラブストーリー像を象徴していたように感じられる。

ヒロトはデートのあと、さっさと帰ろうとする彼女に“待って!そんなとっとと行くなって”と呼び止める。その後、観覧車をバックに、世間の目などは気にせず何度もキスを繰り返す。
対してそれから10年がたった亀梨が演じる誠は、ハプニングで起きたキスに何度も謝罪を繰り返し“故意じゃないです!”“いや、恋です!!”と大パニック。
10年の時を経て男子力は著しく低下したものの、亀梨の演技の幅の広がりは感じさせるシーンになった。

「ひと恋」放送当時は韓流ドラマが大ブーム。キラキラした王子様男子に憧れる女性が数多くいたため、ヒロトのカッコよさも受け入れられていた。
それから10年以上の時がたち、世間の流れも変わっている。昨年の末、こちらの記事の中でも紹介した通り、今のブームは“ヒロイン系男子”。キラキラカッコいい男子ではなく、頑張っている男子、可愛い男子が女子に受ける時代になった。
亀梨はそんな時代の流れにうまく適応して演じていると言えるだろう。

とはいえ、そろそろカッコいい亀梨も見たいところ。そんなあなたに朗報が。第6話は強気な誠くんが見られると。いったい何が起きるのか。来週も目が離せない。

「ボク、運命の人です。」第6話は5月20日(土)夜10時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。
Twitterアカウントは「@bokuun2017‏。」

日本テレビ「ボク、運命の人です。」公式サイト

【2017春ドラマ】 【「ボク、運命の人です。」関連・各話あらすじ】