第13代王・明宗登場!作戦決行!NHK「オクニョ 運命の女(ひと)」第15話あらすじと見どころ、予告動画

2018年07月28日09時00分ドラマ
©MBC

チョンドンが見つけたテスの孫は捕盗庁の従事官ソン・ジホ((チェ・テジュン)だった!いよいよオクニョ(チン・セヨン)たちはチョン・ナンジョンから米を奪う作戦決行!一方で、明宗(ソ・ハジュン)も登場し、後にオクニョに想いを寄せる男性陣が勢ぞろい!テウォン(コ・ス)も素素楼を任され、妓生ソジョン(ユン・ジュヒ)、コン大行首の姪ウンス(オ・ウノ)がテウォンに熱い視線をおくり続け、オクニョとテウォンの関係が大いに気になる!明日7月29日(日)放送の「オクニョ 運命の女(ひと)(原題:獄中花)」(NHK、日曜夜11時~)第15話のあらすじとみどころを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

【「オクニョ」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景や見どころ、キャストの紹介などをまとめて紹介している。ここででは来日取材会の再現レポートも公開している。

■キャスト相関図(1~4)(5~)NHK
オクニョ役:チン・セヨン
ユン・テウォン役:コ・ス
明宗役:ソ・ハジュン
文定大妃役:キム・ミスク
ソン・ジホン役:チェ・テジュン
ユン・ウォニョン役:チョン・ジュノ
チョン・ナンジョン役:パク・チュミ
チ・チョンドク役:チョン・ウンピョ

オクニョ ©MBC ■第15話あらすじと見どころ
亡くなった恩師パク・テスの孫を捜していたオクニョ。それが捕盗庁の従事官ソン・ジホンだと分かり、彼にそのことを伝えようとするが、ジホンは、自分はソン家の実子だと怒りその場を立ち去る。帰路、オクニョはジホンがユン・ウォニョンの娘シネと婚礼を挙げると聞き、パク・テスが「孫を探して渡してくれ」と1枚の布を託されたことを思い出す。

凶作の影響で、典獄署への米の支給が絶たれる。オクニョはこの危機を乗り越えようと、米を手に入れるためにチョン・ナンジョンの備蓄米を奪う計画を進めるために、テウォン、イ・ジハム、チョン・ウチたちと作戦会議。はじめはナンジョン相手とあって尻込みしていたチョン・ウチだったが、覚悟を決めてナンジョンが愛してやまない金塊を餌に騙すことを提案。
実際の明宗の時代も、凶作に苦しんでいた。そんな時でもユン・ウォニョンの屋敷には貢物は続々届き、蔵は満杯。正妻になり貞敬夫人の地位を得てからナンジョンの権力はさらに増大し、王をも思い通りにする文定大妃と手を組んだ当時のことを後の人びとは“女人天下”と呼んだ。そんな時代を舞台にしたのがドラマ「女人天下」だ。

その頃、ソン・ジホンは父ソン・ファノクに、自分が実子かどうかを尋ね、4歳の時に引き取られたと知らされる。しかし実の父については何も知らないといわれ、ユン家のひとり娘との結婚が近いために、実子でないということを絶対に知られてはいけないと念押しされる。
朝鮮王朝実録 【改訂版】によると、当時、チョン・ナンジョンの産んだ子と結婚させるために朝臣たちは先を争ったと記されている。ソン家にとってもユン家と姻戚関係を結ぶことは、絶対逃したくない名誉なことなのだ。

一方、民衆が飢えているのに、チョン・ナンジョンは誕生日に豪勢な祝宴を開く。チョン・ウチが提案した作戦でナンジョンを騙すことにしたオクニョは、典獄署の囚人スチャンが作った粗悪な銀で作った偽造銀貨を餌に作戦を決行。咸興のチョ・ダロ名義で大量の(偽造)銀貨をナンジョンに送り、ダロに扮したチョン・ウチがナンジョンと会うことに成功。ダロ(ウチ)は、成功すれば利益の半分を渡すからと、金脈開発の資金援助を申し出る。疑うナンジョンに、自分が掘り出したと大きな金塊をみせて驚かせる。
当時、金鉱開発は国内だけでなく明への貢物の調達のためにも大切な資源だったために、国が厳しく管理していた。

ある日、刑曹の役人イ・ギジュンが典獄署の視察にやってくる。米が底をついたら囚人たちの食事はどうするのかと尋ねるギジュンに、家族からの差し入れを許可したと説明するユ・ジョンフェ。妙案だと褒めるギジュンに、オクニョは無責任だと批判し、囚人たちの家族のほとんどは貧しく、家族には頼れないはず。それでは何も解決しないと指摘する。ギジュンは返す言葉がない。
王宮の外を知らない明宗は、オクニョに出会うことで今後広い世界を知ることになる。オクニョがいった「先の王様」とは王朝史上最も短命だった第12代王・仁宗のこと。任期はわずか8か月だったが当時の人たちは聖君と呼んだ。詳しくは【「オクニョ」を2倍楽しむ】「(2)-文定大妃をのさばらせた聖君、朝鮮王朝第12代王・仁宗って?」を参考にされたい。

実は、ギジュンは第13代王・明宗だった。母である文定大妃にお忍びがバレて叱責された明宗は、民たちの実情を知り対策を講じたかったからと説明するが、大妃は王の出る幕ではないと取り合わない。明宗も王である自分にいつまで指図するのですかと、引き下がらない。
ついに明宗が登場!演じたのは、これが時代劇ドラマ初出演となったソ・ハジュン。俳優デビューは2008年の舞台『死なせる詩人の社会』。ドラマデビューは2013年「オーロラ姫」。本来はもっと後半に出演する予定だったが、イ・ビョンフン監督は、この明宗のキャラがいたくお気に入りで早々と15話からの登場となった。歴史書などに残る実際の明宗についても、文定大妃が権力を握り、思い通りにならないと王と言えども呼びつけて、そのふくらはぎや頬を打った。こちらで詳しく紹介している。⇒第13代王・明宗…史実は母の死を願った涙の王?

チョン・ナンジョンはチョ・ダロの正体を確認するために採鉱査察官イム・チャングクを屋敷に呼び寄せる。チャングクは、ダロは金鉱開発を企てている重罪人だと告げると…。
採鉱査察官は、チョ・ダロをどんな人物と報告す売るのか?そしてそれを聞いたナンジョンはどうするのか?

kandoratop【作品詳細】【「オクニョ」を2倍楽しむ】

NHK|韓国ドラマ 「オクニョ 運命の女(ひと)」
 2018.04.08スタート 毎・日23:00-24:00 再放送、地上波初
 2017.04.02-2018.04.01 毎・日21:00-22:00 BSプレミアム、BS初


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