ライブ配信サービス「LINE LIVE（ラインライブ）」に、2017年9月25日（月）、『アウトレイジ 最終章』の北野武監督、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧が、映画番組「紙兎ロペ 映画番組をアニメで生実況ってマジっすか ！？」に生出演！見逃した方はアーカイブ配信している。

ショートアニメ「紙兎ロペ」のキャラクターたちが生実況を繰り広げるLINE LIVEの映画番組「紙兎ロペ 映画番組をアニメで生実況ってマジっすか ！？」に、『アウトレイジ 最終章』の北野武監督、キャストの西田敏行、大森南朋、ピエール瀧が登場。10月7日に公開される新作映画についてトークを繰り広げた。

ただならぬ緊張感の中、ウサギのロペが「紙兎ロペをご存じですか？」と切り出すと、北野監督は「知らないス。知ってるって言うと、あとで痛い目に会うからね」と話し、現場を和ませた。すると西田は、「僕はロペさん、知ってますよ」と一言。それを聞いたピエールは、「急に好感度上げようと思ってないすか？」とツッコみ、笑いを誘った。

番組は、視聴者が配信画面を撮影できる“スクショタイム”からスタート。ロペが「ハイ、ポーズ」と合図を送ると、北野監督が誰よりも前に出てきて、画面いっぱいにポーズし、スタッフを含めて大爆笑に。「“たけし、引っ込め”って来てない？　来てたらやだなぁ」と視聴者のコメントを気にしたが、「最高！」「さすが殿！」と画面の向こう側も一気に盛り上がったようだ。

黒ヒョウの西宮先輩から「演技を見てものすごく怖いと思った役者さんは誰ですか？」と質問。西田は「たけしさんの目は尋常じゃないですよ。蛇に睨まれた蛙みたいになりましたから」と話すと、大森も「たけしさんに怒られるシーンは、迫力を感じてました」と明かした。

ピエールは「白竜さんにすごまれると、ホント怖いですよね（笑）」と言うと、西田も「ホント怖いよね（笑）」と賛同した。北野監督は、「（前作の）ビヨンドで塩見（三省）さんがしゃべったときに“あぁ成功した”と思ったね。あの人、いい親父の役のイメージがあったから。いい人がすごむと怖いっていうのがよく分かって。だから今度は坂田利夫さんを使ってみようかと思って」と次回の構想（？）も明かした。

また、ロペの「監督からどんな演出を受けましたか？」という質問には、「いっぱいテストをやらないで、すぐに本番に行っちゃう。プロの役者じゃないとこのオファーは受けられないですよ」と西田が話すと、続けて「（たけしさんは）既成の決まり切ったような俳優さんは嫌いなんですよ」と暴露。
「既成の役者って、具体的にはどんなのがいるんですか？」と北野監督が応酬すると、西田は「ここでは控えさせていただきます」と話題を収めた。

役者にあまり指示しないことについて北野監督は、「（各々の）仕事を見てますからね。この人はこういう芝居をするだろうとだいぶ予想してやってもらうんだけど、ここんとこ予想以上にすごいんで。

アウトレイジって予想以上の怖さが出たり、うまくハマったりしてるから、すごい楽だったですね。演技で延びたことなんか一回もないと思いますね」と明かした。「役者さんと監督の力ですね」とロペが言うと、「いや、オレは監督のフリして見てるだけだから。助監督が全部やってるんですよ。オレはヘンなテントで寂しくモニターを見て、オッケイっていうだけです」とおちゃらけた。

【番組概要】
番組名：紙兎ロペ 映画番組をアニメで生実況ってマジっすか！？
配信日：2017年9月25日（月）
配信URL： https://live.line.me/channels/956140/broadcast/5328759
出演者：北野武、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧

【『アウトレイジ 最終章』作品概要】
≪関東【山王会】 vs 関西【花菱会】≫の巨大抗争後、大友は韓国に渡り、日韓を牛耳るフィクサー張会長の下にいた。そこに、韓国出張中の【花菱会】花田がトラブルを起こし、張会長の手下を殺してしまう。
これをきっかけに、≪韓国【フィクサー】 vs 関西【花菱会】≫一触即発の様相を呈する中、【花菱会】では内紛が勃発。そんな中、大友が日本に戻ってくる…。
※R15+
監督：北野武
出演：ビートたけし、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、大杉漣、塩見三省、白竜、名高達男、光石研、原田泰造、池内博之、岸部一徳