新里英之(HY)初のソロツアーは異色?!弾き語りソロツアーレポート&写真公開!関連動画
結成18年目を迎えたHYのリーダー&ボーカル新里英之が、自身&バンド初となるソロツアーをスタートさせた!オフィシャルレポートが到着したのでライブ画像と一緒にご紹介、オフィシャルサイトにはHYメンバーからのファンクラブ告知動画が公開されている。
バンドとしては、来年(2018年)夏、初のセルフカバーベストアルバムをリリース、それを提げた全都道府県ツアーも発表されているが、このソロツアーは、音楽の伝え方に一石を投じる素晴らしい内容だった。
HY、2000年初頭に疾風のごとく現れ、その名を全国的に知らしめた沖縄在住のアーティスト。『AM11:00』『366日』など、変わらず多くのファンに親しまれている。
そんな中、バンドのリーダー&ヴォーカリスト新里英之(しんざとひでゆき)が、『Hide’s Music Story』と題して、弾き語りツアーをスタート。
『HYの音楽には、1曲1曲に素晴らしい物語がある。この曲はこんな時に作ったとか、メンバーも知らなかった秘話を、積み重ねるように集めました。じっくり聴いて欲しいんです』新里の想い通り、青春を共に歩んだあの曲達が、改めて1つの映画のように蘇ってくる。
『弾き語り、ただ単にHYの曲をアコースティックギターで歌うのではなく、丁寧に曲のストーリーをファンのみんなに伝えたいんです。そうすると、歌詞の意味や曲の聞こえ方が全然違ってくるんです』バンドとしての持ち曲を、アコースティックアレンジで構成するライブは、他のアーティストにも見られる手法だ。しかし、新里の言う“弾き語り”は、それとは大きく違った手法を取る。
1曲の長さが5分だとすると、そこに纏わるストーリーを時には倍以上もかけ、丁寧に丁寧に伝えていく。それはまるで絵本の読み聞かせのよう。
加えて、歌っているのは新里1人なのに、あたかもHYメンバー全員がそこにいる衝動にかられるのは、その話し手の魔法なのかもしれない。
ヒットソングの数々を単に並べて楽しむライブもアリだが、今まで知らなかった楽曲の秘話に知れたり、それこそアルバムのマイナー楽曲でさえも、生きた映画のように思えてくる。
数あるライブ公演の中で、ある意味“異色”な素晴らしい内容だった。
この弾き語りツアー、『Hide’s Music Story』と題して全9都市11公演を回る。
HYと青春を過ごしただけでなく、音楽アンテナを張っているオーディエンスには、是非体験して欲しいツアーだ。
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