伊能（高橋一生）の生い立ち、母・志乃（銀粉蝶）が秘める息子への愛に涙した第15週のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「わろてんか」…1月15日からの第16週「笑いの新時代」各話のあらすじと写真を紹介！予告動画は番組公式サイトで公開中。当日昼12時からNHKオンデマンドで見逃し配信する。

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第15週、安来節乙女組が大ウケし北村笑店は大阪演芸界のトップに上り詰めていた。大正12年（1923年）となり東京進出を準備していた矢先の9月1日、関東大震災が起こり東京は壊滅状態に。てん（葵わかな）達は救護物資をかき集め、東京にいるキース（大野拓朗）の安否を確かめに向かう風太（濱田岳）に届けてもらうことに。
キースは東京で世話になっていた食堂の女将・志乃（銀粉蝶）と焼け跡にいた。志乃は倒れかけた家に命がけで“へその緒”を取りに戻った際、頭にけがをしていた。
風太と出会ったキースは志乃を連れて風鳥亭へ戻ってきた。そこへ救護物資の協力の件でやってきた伊能（高橋一生）は、志乃を見るなり固まる。
志乃は伊能の生き別れた母親だった。地震のショックで記憶をなくした志乃は伊能に全く気が付かない。志乃は風鳥亭に居合わせた伊能に手料理を用意するが、自分は母親に金で売られたと思い込んでいる伊能は手を付けずに帰る。

その頃伊能が東京へ救護物資を送ったのは売名の為だというゴシップ記事が出回る。伊能のことが気になって仕方がない志乃は手作り弁当を持って伊能の事務所を訪ねる。そこへ新聞記者たちが押し寄せ、志乃は記者を追い返そうと立ち向かうが、倒れて床で頭を打ってしまう。翌日、志乃が急に東京へ帰りたいと言い出す。てんは伊能に志乃の記憶が戻ったことを伝えるが、「母に会う気はない」と拒絶される。
東京へ戻る志乃のお別れ会の席に伊能が現れるが、二人は目も合わそうとしない。
険悪なムードの中、伊能が志乃に返したへその緒が入った木箱をてんの息子・隼也（南岐佐）が見つける。箱に書かれた“栞”という字に、隼也は「何て読むん？どんな意味？」と尋ねた。志乃は、栞とは道標という意味で、たくさんの人を導いてほしい、そう願ってつけた名前だと伝えた。それを聞いた伊能は「今の自分があるのはあなたのおかげだ」と言い、二人に笑顔が戻った。

NHKアーカイブスでは松本明子さん、大林素子さんが「わろてんか」毎日の感想を放送終了後に掲載　⇒著名人レコメンド（NHKアーカイブス）

観覧希望者募集中【土曜スタジオパーク in 大阪・門真 ～わろてんかスペシャル～】　＜開催日：2月3日(土)　締め切り：1月18日（木）正午＞⇒イベント・インフォメーション（NHKオンライン）


【第16週（2018/1/15-2018/1/20）あらすじ
■第86話（月）
昭和になり、大阪でもラジオ放送が始まる。てん（葵わかな）達も毎朝ラジオ体操をするようになっていた。寄席では万歳（漫才）人気が高まり、万歳を大々的に売り出したい風太（濱田岳）と落語を大切に扱いたい藤吉（松坂桃李）は対立する。進展しない風太とおトキ（徳永えり）の仲を心配したキース（大野拓朗）は、風太に西洋風のプロポーズを指南してやる。

■第87話（火）
藤吉（松坂桃李）が脳卒中で倒れ、病院で手当てを受けるが意識は戻らない。てん（葵わかな）は回復を信じ、一所懸命に藤吉の手足をさすってやる。風太（濱田岳）や万丈目（藤井隆）たちが次々と見舞いに来て涙を見せる中、てんは藤吉が必ず目を覚ますと皆を励まし、気丈に明るく笑う。だが、家に戻ったてんを伊能（高橋一生）が訪ねたとき、緊張の糸が切れたてんは思わず伊能の前で泣き崩れてしまう。

■第88（水）
てん（葵わかな）の献身的な看病もあり意識を取り戻した藤吉（松坂桃李）だが、体に麻痺が残り思うように動けず焦りを感じ始める。風太（濱田岳）はラジオ局から天才落語家・団吾（波岡一喜）の出演を打診されるが、ラジオで芸を披露すれば寄席に客が来なくなると考え、その申し出を即座に断った。やっと藤吉の病状が安定した頃、京都からてんの母・しず（鈴木保奈美）と妹・りん（堀田真由）が見舞いにやって来た。

■第89話（木）
風太（濱田岳）に反旗を翻した団吾（波岡一喜）は、ラジオへの出演を一方的に宣言。なんとか団吾のラジオ出演を阻止しようと風太は団吾の行方をしらみつぶしに当たるが見つからない。藤吉（松坂桃李）は見舞いに来たリリコ（広瀬アリス）から、てん（葵わかな）がひたすら藤吉の回復を信じて笑顔で頑張っていたことを聞き、自分も頑張ろうと気持ちを奮い立たせる。その夜、思いもよらぬ人物が藤吉を訪ねて来た。

■第90話（金）
てん（葵わかな）は息子の隼也（大八木凱斗）が、ゆくゆくは藤吉（松坂桃李）の跡を継いで北村笑店で働きたいと言うのを聞いて、うれしい気持ちで一杯になる。ラジオ放送の当日、風太（濱田岳）はラジオ局前で団吾（波岡一喜）を捕まえようと社員たちに見張らせる。放送直前になっても団吾はラジオ局に現れず、風太の出演阻止が成功したと、おトキ（徳永えり）たちも安堵するが…

■第91話（土）
てん（葵わかな）と藤吉（松坂桃李）は、団吾（波岡一喜）の声がラジオから流れてきたことに驚く。団吾が語り始めた落語に思わず引き込まれ、藤吉は演芸をラジオで披露するという新しい変革の波をまざまざと感じ、早く仕事に復帰したいと熱望する。風太（濱田岳）は団吾に裏をかかれたショックでぼう然。おトキ（徳永えり）は元気のない風太を励まそうとするが、風太は意外なことを言い出す。


NHK連続テレビ小説「わろてんか」はNHK総合にて月～土曜8：00～8：15、再放送は12：45～13：00。BSプレミアム7：30～7：45、23：30～23：45、土曜9：30～11：00は1週間分放送。NHKオンデマンドで当日昼12時から見逃し配信される。
出演は葵わかな，松坂桃李，濱田岳，徳永えり，広瀬アリス，大野拓朗，前野朋哉，堀田真由，鈴木保奈美，波岡一喜，高橋一生ほか。
主題歌は松たか子の「明日はどこから」。

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