テレビ大阪「トンイ」第26-30話あらすじと見どころ:都を目指して~王の決意

2023年12月14日12時30分ドラマ
(c) 2010 MBC

チャン・ヒジェの世子の誥命と交換に清国が要求したのものは、国家機密の“謄録類抄”…これは、平壌監営が保管する国境地帯の守衛日誌で、国防上とても重要なものだった!テレビ大阪で再放送中のイ・ビョンフン監督×ハン・ヒョジュで贈る実在した女性のフィクション韓国時代劇「トンイ」明日12月15日(金)からの第26話~30話のあらすじを紹介、番組公式サイトで予告動画を公開している。

「トンイ」は、実在した朝鮮王朝第19代王・粛宗の側室で崔淑嬪(チェスクビン)を、モデルに、粛宗とのロマンス、家族の絆、宮廷内の闘争、そして当時の社会情勢などを多角的に映し出した歴史娯楽大作。【「トンイ-同伊-」を2倍楽しむ】では、詳しい各話のあらすじやドラマの見どころ、舞台背景、豆知識、取材レポートなどが場面写真と一緒にまとめているので、視聴された方もこのコーナーを参考に、ぜひ違う視点で再視聴されたい。



■キャスト相関図(テレビ大阪)
トンイ役:ハン・ヒョジュ(子役:キム・ユジョン)
粛宗役:チ・ジニ
チャン尚宮役:イ・ソヨン
チャ・チョンス役:ペ・スビン
仁顕王妃役:パク・ハソン
ソ・ヨンギ役:チョン・ジニョン

■第26話「都を目指して」
チャン・ヒジェに捕まったトンイをシム・ウンテクは謄録類抄(トゥンノンユチョ)と引き替えに助ける。代わりに捕らわれたシム・ウンテクをトンイはソリの協力を得て助け出す。トンイは自分のせいで謄録類抄(トゥンノンユチョ)が清国に渡ってしまったと嘆くが、シム・ウンテクがチャン・ヒジェに渡したのは偽物だった。シム・ウンテクから本物を託されたトンイはソリと共に都へ向かう。チャン・ヒジェを都に呼び戻したチャン禧嬪(ヒビン)は、トンイが生きていることを知らされる。
シム・ウンテクの正体がヒジェにばれてしまい、トンイもヒジェに捕らわれてしまう。今度こそトンイはヒジェに始末されてしまうのか?

■第27話「狙われた新王妃」
トンイを捜すチャ・チョンスは王とは知らず粛宗(スクチョン)に刃を向け、粛宗(スクチョン)はチャ・チョンスがトンイの兄であり、腕の立つ彼がソ・ヨンギと共にトンイを捜しているのを知って安心する。トンイが生きていることを知ったチャン禧嬪(ヒビン)は粛宗(スクチョン)の心を取り戻すため何者かに毒を盛られた芝居をうち、疑惑の目が仁顯(イニョン)前王妃と西人(ソイン)に向けられることとなる。 若い男に変装して都に入ろうとしたトンイは見つかりそうになるがソリといたためオ・ユンに助けられ都に無事入る。水くみとして宮殿に入ったトンイは粛宗(スクチョン)のいる庭園に近づく。
トンイがチャン・ヒジェの手配した厳しい検問をかいくぐり宮中に潜り込むまでを描く一方で、粛宗のトンイへの思いも膨らみ、粛宗とチャ・チョンスとの初対面のシーンも描かれる。

■第28話「涙の再会」
粛宗(スクチョン)の近くまで行きながら会えなかったトンイを慰めようと、ソリはトンジュのヘグムをトンイに渡す。粛宗(スクチョン)はチャン禧嬪(ヒビン)が危険にさらされたため、何が真実か分からなくなる。トンイは暗号を使ってチョン尚宮(サングン)とチョンイムに自分が宮殿にいることを知らせる。しかし二人は王妃の命を狙った容疑で義禁府(ウィグムブ)に捕らえられてしまう。途方に暮れるトンイがヘグムを弾いていると、その音に誘われた粛宗(スクチョン)が現れる。
トンイを紹介する史実はとても少ないとされているが、その中で彼女の身分を紹介する数少ない記述に“ムスリ”という言葉がある。これは宮中で、女官の世話や水汲み、掃除、などの下働きをする、女性の奴婢の中でももっと下位の者をさす言葉だ。ドラマ「張禧嬪」では、ムスリとして登場するトンイが、ドラマ「トンイ」では、掌楽院(チャンアゴン)の奴婢⇒監察宮女として活躍している。ここでムスリに変装させるとは、さすが、歴史ドラマの大家、イ・ビョンフン監督らしい配慮だ。

■第29話「見えてきた真実」
粛宗(スクチョン)やチャ・チョンスと再会を果たしたトンイはそれまでの疲れから倒れてしまう。ソ・ヨンギは内禁衛(ネグミ)の大将に任ぜられ、親蚕礼(チンジャムネ)での事件や仁顯(イニョン)前王妃が陥れられた事件の再捜査に乗り出す。朝廷は南人(ナミン)に牛耳られていたがソ・ヨンギは偽の証拠を使ってチャン・ヒジェの指示を受けていたカン署長を捕らえ、チャン・ヒジェもチャ・チョンスに捕らえられる。粛宗(スクチョン)の煎じ薬の薬材が別邸に届けられていることを知ったチャン禧嬪(ヒビン)は、そこにトンイがいることを知る。
今回も名推理でお手柄のトンイだが、さすがに逃亡生活の疲れが出たのか、突然倒れて危篤状態に陥ってしまう。これを知った粛宗が、どういう行動に出るのかお見逃しなく。

■第30話「王の決意」
粛宗(スクチョン)の心を取り戻すのをあきらめたチャン禧嬪(ヒビン)は捕らわれたチャン・ヒジェを助けるため親蚕礼(チンジャムネ)での事件で捕らわれていた者たちを釈放させ、オ・テソクたちにトンイの証拠の信憑性を確かめるためトンイを義禁府(ウィグムブ)で調べることを粛宗(スクチョン)に要求させる。粛宗(スクチョン)はトンイを引き渡そうとはしないがトンイは行くことを決め、仁顯(イニョン)前王妃を訪ねる。そして粛宗(スクチョン)のトンイに対する気持ちを知らされ、粛宗(スクチョン)のそばにいてほしいと頼まれる。粛宗(スクチョン)はトンイを守るために承恩(スンウン)尚宮(サングン)として宮廷に迎える。
今回トンイは廃妃(仁顕前王妃)を訪ねる。廃妃は、自らの命をかけて自分の無実を証明しようとしてくれたトンイに深く感謝し、同時に粛宗がどれほど深くトンイを想っているかを話して聞かせる。ひょっとすると、粛宗と一番深く心が通じているのは、この廃妃かもしれない。南人派からトンイを守るため、粛宗はある命を下すのだが、その命とはまさしく廃妃がここで語ったことだった。前王妃がいったい何と言ったのか?
心優しい王妃を演じたのはパク・ハソン。イ・ジュンギ主演「TWO WEEKS」やユチョン(JYJ)主演「スリーデイズ~愛と正義~」のヒロイン役で活躍中。


テレビ大阪「トンイ」番組サイト
 2023年11月10日スタート 月-金11:59-12:55再放送
 2021.2.25-05.19 月~金11:59-12:55 再放送
 2017.12.14-2018.03.16 月~金08:55-9:55 再放送
Youtube予告動画

【作品詳細】【「トンイ」を2倍楽しむ】

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