BS12韓国ドラマ「大祚榮(テジョヨン)」第51-55話:立ち上がれテ・ジョヨン!あらすじと予告動画

2018年02月22日18時29分ドラマ
(C)KBS

高句麗が滅び、テ・ジョヨンは奇跡的に目覚めたもののその手足はピクリともしなかった…BS12に放送中「大祚榮(テジョヨン)」2月23日(金)からの第51話~55話のあらすじをご紹介、韓国KBS番組サイトで予告動画が視聴できる。

【「大祚榮(テジョヨン)」を2倍楽しむ】では、ドラマの背景やキャストの魅力、各話のあらすじをまとめて紹介しているので参考にされたい。

■キャスト
▼高句麗
テ・ジョヨン役:チェ・スジョン
スギョン役:ホン・スヒョン
テ・ジュンサン役:イム・ヒョク
▼契丹族
イヘゴ役:チョン・ボソク
ソリンギ役:イ・ドックァ
チョリン役:パク・イェジン

■第51話
テ・ジョヨンが奇跡的に目覚めた。だが、その手足は全く動かなかった。フクスドルは、コ・アンスンの裏切りでコム・モジャムは斬首され、高句麗が滅びたことをテ・ジョヨンに語った。フクスドルは動けないテ・ジョヨンを橇に乗せ、テ・ジュンサンとスギョン姫が潜む高句麗村に向かった。テ・ジョヨンの変わり果てた姿に驚いたテ・ジュンサンは「立て、立って高句麗のために働け」と叫ぶが、テ・ジョヨンの体はぴくりとも動かなかった。世は大きく変わり、コ・アンスンは新羅王に報徳王の名を賜り全羅北道の領地へ赴いた。平壌では、度重なる圧政から民が立ち上がり、安東都護府はポジャン王、ヨン・ナムセンが治める遼東に移った。安東都護府のソリンギ一行を迎えたポジャン王はいつものように芸妓のいるチソン楼で大いにもてなした。チソン楼の主こそが百済のミモサで、チソン楼はポジャン王たち高句麗復興にかける者たちの隠れ家であった。動けぬテ・ジョヨンにスギョン姫は誠心誠意をもって尽くした。しかし、彼の手足は一向に動く気配はなかった。そんなある日、テ・ジョヨンのもとにポジャン王からの密書が届いた。“大高句麗”と大書された血書とともに、高句麗復興のために、テ・ジョヨン将軍の力が必要であることが切々と書かれていた。テ・ジョヨンの目から涙があふれ、これまでのことが走馬灯のようにかけめぐった。テ・ジョヨンの指がぴくりと動いた。ポジャン王の血書の上に倒れ込み、テ・ジョヨンは慟哭し許しを請うた。

■第52話
テ・ジョヨンは数歩自力で歩けるまでになった。テ・ジュンサンはテ・ジョヨンのその姿を見て、手を取り心から喜んだ。その日からテ・ジョヨンは一歩一歩回復に向かっていった。そのことは、ミモサからポジャン王にも伝えられた。治療にあたったミモサには、この回復は奇跡としか思えなかった。テ・ジュンサンは、テ・ジョヨンにヤン・マンチュン将軍が愛用していた弓を与えた。この強弓を引けたら完全回復と言える。全く弓を引けずくじけるテ・ジョヨンをポジャン王の姪スギョン姫が励ました。一方、契丹族部隊ではチョリンとイへゴの婚姻の話が進んでいた。チョリンを庇ったイへゴがお腹の子の父親は自分だと言い、チョリンの父であるイジンチュンに婚姻か死か選択をせまった。テ・ジョヨンが死んだと思っているチョリンは子供を守るために結婚を承諾する。その頃、安東都護府は唐から、高句麗の2万人の若い女を朝廷に差し出すことを迫られていた。サブグの手で城内、城外の若い女性が集められた。裏ではプ・ギウォンたちが密かに高句麗の民を奴隷として売ろうとしていた。高句麗村のテ・ジョヨンの回復は著しく、ヤン・マンチュンの強弓を引けるまでになった。テ・ジョヨン、フクスドル、スギョン姫はポジャン王に会うため遼東城に入った。ポジャン王は高句麗の民の恨み苦しみを唐に返す目的で暗殺団“東明天帝団”を結成した。初仕事は、チョリンとイへゴの婚礼の日に決まった。その日、誰を殺すか、名簿の中からテ・ジョヨンが選んだ名前は…。

■第53話
テ・ジョヨンは最初に殺すのは、プ・ギウォンとサブグ、シン・ソンだと言う。しかし、ミモサは最初に殺すべきは唐の人買い、奴隷商のワンチョンであると主張した。ミモサの店チソン楼でチョリンとイヘゴの婚姻が行われ、テ・ジョヨンは物陰から涙ながらにその光景を見つめた。テ・ジョヨンたち東明天帝団は、奴隷商ワンチョンを襲撃して殺し、遊民を逃がした。東明天帝団は、そのワンチョンの首を安東都護府に送りつけた。中には、東明天帝団が殺す予定の殺人名簿、殺生簿とその罪状が書かれた書簡があった。そんな中、ミモサはチョリンが妊娠している事をテ・ジョヨンに伝えた。婚姻を急いだ理由はその為だと…。ミモサの店に、首謀者の隠れ家を探すためサブグがやってくるが、うまく切り抜けるミモサ。コルサビウはチョリンに会い、子供が生まれたら営州に行くと言う。ミモサはソリンギに会い、侍女クムランを送って商売の妨害をしないように頼む。酒を運ぶ商人に変装して、関所を通り抜けるテ・ジョヨンとフクスドル。営州に向かうチョリンたち契丹兵がテ・ジョヨン達の前を通り過ぎて行く。テ・ジョヨンとチョリンの目が会う…。

■第54話
チョリンたち契丹族部隊が営州へ向かう。目を伏せて見送るテ・ジョヨン。チョリンへの想いが胸に渦巻く。ミモサが送った刺客クムランがソリンギ暗殺に失敗する。サブグら警護隊は見逃したが、コルサビウはクムランが刺客であることに気づいていた。東明天帝団を組織しているのはテ・ジョヨンではないかと思っていたコルサビウは、城門の外で東明天帝団を待った。そこに現れたのはフクスドルだった。コルサビウは自分は裏切っていない、その証拠にソリンギの首を取ってくると宣言した。しかし、一度は命を助けられ男気のあるソリンギを殺すことはできなかった。約束どおりコルサビウを切ると言うミモサ。しかし、コルサビウを信じるテ・ジョヨン、フクスドルは義兄弟の契りを結んだ3人一緒に殺してくれと跪いた。そこへポジャン王が現れて3人は許された。奴隷商とサブグの交渉の場に臨んだミモサは、奴隷商に1000人の私兵がいることを知る。サブグの命と財産を民に分け与えるつもりのあるミモサは、それに備えるため、テ・ジュンサンに兵を送るように要請した。テ・ジョヨンと二人になったコルサビウは、なぜチョリンのことを聞かぬのかと問う。チョリンはもう人妻であると答えるテ・ジョヨン。コルサビウは、「チョリンは兄上の…」と言うばかりであった。

■第55話
ポジャン王、テ・ジョヨンらが組織する東明天帝団に、サブグが唐の奴隷商と取引するという情報があった。プ・ギウォン、シン・ソン、サブグの3人がソリンギの目を盗んで、遼東城外で高句麗流民を唐の奴隷商に売ると言う。テ・ジュンサン率いる兵と合流した東明天帝団は、城外で彼らを襲い流民を自由にし、金5000両、銀5000両を強奪して民に分け与えた。しかし、サブグは取引に現れず、計画の一つでもあったサブグ暗殺は不備に終わった。流民も金銀も強奪されたプ・ギウォン、シン・ソン、サブグは漏れるはずのない情報が漏れたのは、仲介したミモサが怪しいと気づく。サブグは、ミモサのチソン楼を捜索した。しかし、サブグの弱みを握っているミモサは、寸での処で捜索を中止させた。プ・ギウォンらは、金を掴んで高句麗を去り、唐の高官に金を渡し唐の地方官吏に納まろうと考えていた。彼らは、東明天帝団が民に施した金銀を力づくで取り戻そうと動いた。サブグがその任にあたり、邪魔する者は切り、徹底的に民の財産をかき集めていた。民は長老を前にサブグに窮状と財産を返すように訴えた。サブグは構わず、長老を斬り捨てた。その時、一人の編み笠の男が、サブグの前に現れた。編み笠を上げたその顔は…。

BS12「大祚榮(テジョヨン)」番組公式サイト
 2017.12.14スタート 月~金17:00~18:00
韓国KBS番組公式サイト

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