高校野球、日本文理が初のベスト8。帝京がサヨナラ勝ち-朝日放送

「第91回全国高校野球選手権大会」は10日目を迎え、今日から3回戦、第二試合の日本航空石川(石川)対日本文理(新潟)では日本文理打線が爆発し、夏の大会初のベスト8進出を決めた。
1回裏に二死から2本のタイムリーで2点を先制した日本文理は、同点に追いつかれた直後の2回裏、一死一二塁から2番高橋隼のタイムリーを皮切りに、この回4本のタイムリーヒットが飛び出して一挙5点を獲得。2-7と序盤で大きくリードをする。6回にはエースの伊藤に3ランホームランが飛び出すなど、中盤以降も快音を響かせ、20安打で12点を獲得。伊藤は9回表に日本航空石川に3点を許したものの完投。5-12で日本文理が勝利して初のベスト8、新潟県勢としても25年ぶりの進出を決めた。
立正大淞南(島根)対.東農大二(群馬)では、立正大淞南が8回表に2-2の同点に追いつくと、9回二死から3連続で長打を放ち2点を奪って逆転。主力に新型インフルエンザ感染者が出た逆境を吹き飛ばし、初出場でのベスト8進出となった。
その他。県岐阜商(岐阜)対PL学園(大阪)は6-3で県岐阜商が勝利、帝京(東東京)対九州国際大付(福岡)は4-3で帝京がサヨナラ勝ちをおさめている。
朝日放送の「第91回全国高校野球選手権大会」特設サイトでは、ダイジェスト動画と試合後のインタビューを配信中。その他テキストによる試合結果なども掲載されている。
ABC「第91回全国高校野球選手権大会」ダイジェスト