【最終回ネタバレ!】坂口健太郎「シグナル―」第10話GYAO!で見逃し配信とBD&DVDプレゼントCP開始

2018年06月13日14時48分ドラマ
(C)StudioDragon&ASTORY/キム・ウニ/カンテレ

坂口健太郎主演カンテレ・フジテレビ系「シグナル 長期未解決事件捜査班」最終回(第10話)は、昨夜12日(火)15分拡大版で放送され平均視聴率9.2%で幕を閉じた!GYAO!では見逃し配信とチェインストーリーを独占配信中だ。

「シグナル 長期未解決事件捜査班」は、無線機を通じて過去と現在の刑事が長期未解決事件に挑む骨太のヒューマンサスペンス。原作はあの「冬のソナタ」の脚本家キム・ウニが手掛けた韓国ドラマ「シグナル」

ほぼ忠実にリメイクされた日本版、最終回は死んだはずの大山(北村一輝)や健人(坂口健太郎)が過去が変わったことで生き返り、今もなお行方不明の大山を健人と美咲(吉瀬美智子)が探し続けるという結末だった。ネットには「三枝警部補、助かって良かった」「未来が救われた瞬間、震えた」など三枝と大山の無事を喜ぶツイートが見られた。

いわゆる開かれた結末は原作通りだが、日本版では連続強盗事件の後や、「ホンウォン洞事件」(【「シグナル」を2倍楽しむ】第7話~11話で紹介)がカットされていたために、メインキャストたちの心の動きや、黒幕のあくどさなどが少々薄れてしまった感が残った。
また、韓国版では集団暴行事件の証拠がマフラーだったのに対して、日本版でカセットテープに変わったことで主人公の兄の無実の証明もあやふやになり、大山がなぜ今も行方不明なのかも視聴者の想像に任せる結果になったのが残念だった。

とはいえ、原作が1話1時間強で途中CM無し×16話なのに対して、日本版は1時間弱(途中CM入りで実質45分)×10話という事情から考えると致し方ない。
初回視聴率9.7%に始まり、その後8.4%、8.3%、7.9%、6.7%、5.7%、6.9%、6.9%、7.3%と推移し、最終回は9.2%と、一度も二ケタに届かなかったが、1話完結型が主流の中、過去と現在が行ききする難しいドラマということを考えれば、この数字はまずまずの結果とみていいだろう。(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)
何より名優たちの好演と、初の連続ドラマ主人公を任せられた坂口健太郎の熱演に満足のいく素敵な作品だった。

ネットには、「三枝健人と大山巡査部長が同じ時代で出会い、お互いをお互いと分かり合う瞬間が見たい」といった声が上がる一方で、独自の解釈や原作との比較をするツイートで溢れた。
GYAO!では、原作の話数限定無料配信をしているので、原作が気になる方にお勧め!すでに終盤に入っているが、【「シグナル」を2倍楽しむ】で各話の詳しいあらすじと見どころをまとめて紹介しているので参考にされたい。

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■前回(最終回/第10話)ネタバレあらすじ
何としても亮太を助けたい健人は、過去を変えるため美咲の前で無線機を取り出した。驚く美咲にこれまでに起きた不思議な出来事をすべて打ち明けた健人は、過去を変えるために「3月20日、兄は自宅で何者かに殺されます!お願いです、兄を助けてください!」と大山に助けを求めた。ところがその直後、岩田殺害容疑で健人は警察から追われることに。

2000年、亮太の死が他殺だと知った大山は、急いで亮太の元へ向かうが間に合わなかった。亮太が真犯人を特定する証拠を持っていると知った中本(渡部篤郎)は、亮太を自殺に見せかけて殺害し、小川都市開発の社長の息子・小川陽一の声が録音されたカセットテープを奪って立ち去った。

その夜、無線がつながった。亮太を守ってやれなかったことを謝罪する大山。だが無線機から聞こえたのは美咲の声。美咲は「4月15日谷原記念病院に行ってはいけない」と伝え無線は途切れた。

押収された携帯電話を仲間のお陰で取り戻した健人は、美咲と共に録音された岡本からのメッセージを聞いた。中本に殺されると察知した岡本が逃走し、保身を図ろうと健人に連絡してきたのだと考えた健人は、中本の犯行を明らかにすれば健人の嫌疑を晴らし、大山の命も救えるかもしれないと、指定された場所へ。

健人の推理は正しかった。岡本は、中本の殺人の証拠を握っていると告げ、岩田が亮太の血液鑑定をしたために中本に殺されたと明かした。ところが中本の手下が現れ岡本が殺害され、美咲をかばって健人も銃弾に倒れた。救急車で運ばれる健人は、過去を変えられなかったことを嘆きながら息を引き取った。

2000年の大山は亮太の部屋のコップにかすかに残った血痕と、中本のタバコの吸い殻のDNAが一致したことで中本の犯行を確信。その後、美咲の言葉から5年前の女児誘拐殺人事件を思い出した大山は、谷原記念病院へ行き、白骨遺体を発見、無線で健人に話しかけた。
しかし、科捜研とも通じていた中本は、大山がDNA鑑定をしたことを知り、大山を拉致。大山から亮太が自殺でなく中本が殺害したと聞いた岩田は手を引こうとしたが、中本は許さず、娘の治療費をちらつかせて大山の始末を命じた。

隙を見て逃げる大山を追う岩田と岡本。自分が死ねば事件は未解決で終る。そして18年間待ち続けた美咲との約束も果たせない。11時23分、無線を通じて健人に「あきらめるな」とメッセージを送った大山。そんな大山に銃口を向ける岩田。しかし、過去は変わっていた。大山は美咲が無線で教えてくれた危機に備えて、応援を要請していた。再会の約束を果たした大山は美咲をきつく抱きしめた。

大山は健人と母親に会って、家族一緒に暮らすのが亮太の夢だったと伝え、助けられなかったことを謝罪した。帰る大山を追いかける幼い健人は、涙で大山に感謝の言葉を伝えた。

2018年、死んだはずの健人は自宅で目覚めた。自分の名刺を確認すると、そこには南山田交番の巡査部長とあり、健人の過去の記憶も変わっていた。大山が生きていると確信した健人は長期未解決捜査班に出向くが、誰も健人のことを憶えていない。ネットでその後の経緯を調べると、中本が武蔵野暴行事件の証拠を強奪し、その後遺体で発見されたと報じられていた。そして大山は中本殺害の重要参考人とされていた。大山が殺人を犯すはずがないと信じる健人は、かつて大山から預かったという分厚い封筒を母から受け取った。その中には汚職をはじめとした野沢議員のスキャンダルのデーターが入ったフロッピーディスクと手紙があった。手紙には、すべての黒幕が野沢だと記し、大山の時代にはこれらの証拠を託すにふさわしい人物がおらず、悪い人間が罰せられる正しい世界だと信じる未来に生きる健人に託した、と認めてあった。

封筒の消印を頼りに大山を探す健人は、美咲と遭遇。美咲は健人を憶えていた。健人と美咲は、「あきらめなければ未来は変わる、あきらめなければ希望はある」と信じて大山を探す。

「シグナル 長期未解決事件捜査班」は、カンテレ/フジテレビにて毎週火曜日よる9時から放送された。主演は坂口健太郎、共演は北村一輝、吉瀬美智子、渡部篤郎、木村祐一、池田鉄洋、青野楓、神尾楓珠、甲本雅裕ほか。主題歌はBTS(防弾少年団)「Don’t Leave Me」、Twitter公式アカウントは「@signal_ktv 」。 GYAO!にて最新話無料配信、物語をつなぐもう一つのドラマ“チェインストーリー”も独占配信中だ。

【2018春ドラマ】 【日本版「シグナル」関連記事】【各話あらすじ】

カンテレ「シグナル 長期未解決事件捜査班」公式サイト
GYAO!「シグナル 長期未解決事件捜査班」特設サイト
 見逃し配信:毎週火曜TV放送直後
 チェインストーリー:毎週火曜よる9時54分から、初回のみ10時9分から。
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※参考※
【原作詳細】【「シグナル」を2倍楽しむ】