任天堂の岩田聡社長が会見、Wiiの「インターネットチャンネル」無償化、「手助けマイスター」サービス実施を発表!

2009年09月01日19時03分商品・CM
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任天堂の岩田聡取締役社長は、同社のサイトで、Wiiの新展開に関する会見を行った。
会見の冒頭で同社長は、「Wiiの間」に関して、以下のような発表を行った。「Wiiの間」は、実数で80万人が利用している。8月から「吉本の間」を始めたが、今後も「○○の間」を増やし、内容をより賑やかなものにする。また、年内に映画やアニメなどのコンテンツを有料で視聴できるサービスを始める。
そして、本題では、Wiiの「インターネットチャンネル」を、2009年9月1日から新バージョンを公開するとともに、これまで500Wiiポイントで有償提供していたものを無償で配信することになったと発表した。
インターネットチャンネルは、Wiiの国内発売日である2006年12月2日から2007年6月30日までの間は無償、その後は500Wiiポイントでの有償購入となっていた。
しかし、同社に寄せられたユーザーの声から、家族で一緒にリビングルームの大画面テレビでインターネットを見ることの価値について大変ポジティブに受け止められていたことが分かった。
そこで、すべてのWiiユーザーがWiiをネットに接続し、インターネットチャンネルを気軽に使えるようになれるようにとの配慮から、無償配信することに決定したもの。
また、既に500Wiiポイントで購入したユーザーには、2009年10月21日(予定)から年末までの期間中に、500Wiiポイントのバーチャルコンソールのファミコンソフトが1本プレゼントされる。
さらに、同社長は、以下のような発表も行っている。同社は、2009年3月26日から「Wiiネット接続できる人ができない人を手助けして500Wiiポイントを両方がもらえるキャンペーン」を実施し、友人や知人のWiiのネット接続を手助けしたWii所有者にネット接続されたWii1台当たり500Wiiポイントを最大20台までプレゼントしていた。
この度、それに加えて、10台の接続を手助けすると、「手助けマイスター10」としてバーチャルコンソールのファミコン用任天堂自社ソフトをダウンロードし放題に、また、20台の接続を手助けすると「手助けマイスター20」としてバーチャルコンソールのファミコン、スーパーファミコン、ニンテンドウ64用ソフトすべてをダウンロードし放題とするサービスを2009年10月21日(予定)から実施することを決定した。
同社長は、みなさんのWiiライフがますます充実し、手助けマイスターによりWiiの輪がますます広がることを期待していると結んだ。

任天堂株式会社 取締役社長 岩田聡 会見