BS日テレ「奇皇后」第23-24話:悲報~覚悟の帰還!あらすじ・見どころ・写真・豆知識

2023年09月11日16時00分ドラマ
(c)Lee Kim Production/MBC

やっとの思いで後宮から脱出できたヤンだったが、タンギセが雇った山賊に襲われオジン一行は惨殺されてしまった!追い詰められたヤン(ハ・ジウォン)は洞窟で出産するが…BS日テレで再放送中「奇皇后」第23話と24話のあらすじをみどころを場面写真と一緒にご紹介!作品公式サイトにて予告動画が公開されている。

【「奇皇后」を2倍楽しむ】では、ドラマをもっと楽しむために、ドラマの時代背景や次回の見どころと前回の詳しいあらすじ、キャストと実在した奇皇后や朝鮮王についてなど豆知識もまとめて紹介している。また、来日記者会見の再現レポもあるので参考にどうぞ。



■キャスト相関図(BS日テレ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン

【第23話「秘法」】
なんとか逃げのびたヤンは、洞窟で男児を出産。その時、高麗では珍しく落馬したワン・ユが、ヤンの消息を気にかけ、チョンバギに元に行ってくれと頼んだ。そのころヤンは我が子の足の甲にある星形のほくろを見て、星を意味する“ピョル”と呼ぶことに。しかしピョルを連れて逃げるヤンはヨム・ビョンスに崖に追い詰められ、ピョルは追手の兵もろとも崖から落ちてしまい、ヤンもまた矢に射抜かれ崖から転落。ビョンスはヤンの死を確信し、大都へ戻っていった。
ビョンスからヤンを殺害したと報告を受けたタンギセは、「殺すにしても自分がすべきだった」と取り乱した。
一方、逃げ延びたパン・シヌは、側室パク・オジン一行がタナシルリの差し金で襲撃されたことをトクマンに報告。

だが、ヤンは生きていた!ノ尚宮からもらった鏡がヤンの心臓を守ってくれたのだ。チョクホに助けられ意識を取り戻したヤンは、ピョルが落ちた崖下に駆けつけるも、そこにピョルの姿はなかった。狂ったように我が子を探すヤンをチョクホが宥め、ヤンは襲撃された現場に戻った。現場は、一行の遺体転がり、地獄絵図のよう。ヤンは泣きながら遺体に謝り、墓をつくって丁寧に埋葬した。

トクマンからヤンが死んだと聞いたタファンは、コルタに「これ以上生きている意味がない。お前の手で殺してくれ」と号泣。悲しみのあまり言葉を失ってしまった。
ヨム・ビョンスに追い詰められるシーン。前回の尚宮から受け取った鏡はどんな役目をしたのか?赤ん坊“ピョル”がどうなるのか?
さて、今回は、主役3人の涙に思いきり泣かされる。ヤンを手放してからはまったく笑顔をみせなくなったタファン(チ・チャンウク扮)。タファンがオジンの遺体に向き合う時に流すキレイな涙とヤンの消息を聞いた後の号泣。その後、タファンがどうなるのか?
一方、終盤、悲報を聞かされたワン・ユ(チュ・ジンモ扮)の胸をかきむしられる号泣。そして、ヤン(ハ・ジウォン扮)の慟哭と放心状態の両極端の姿にも泣かされる。後半、ヤンは悲しいすれ違いをする。はたしてそれは誰か?
さらに、今回は、中盤で懐かしいキャラが再登場するので、こちらもお見逃しなく。この回の詳しいあらすじは24話詳細「前回あらすじ」で。
ところでハ・ジウォンはこの回で冷たい川の中に入るのだが、これは女優ハ・ジウォンのアドリブ。詳しくは来日レポートで詳しく紹介している。母役を演じたハ・ジウォン。映画『許三観』で本格的に母役を演じた。映画は、中国の作家・余華(ユイ・ホア)のベストセラー作「許三観売血記」を原作にした作品で、ハ・ジョンウと共演。


【第24話「覚悟の帰還」】
メバク商団に捕えられているヤンはノ尚宮の鏡に隠されていた血書を発見。チョクホに見せ本物に間違いないと確信。
その頃、ペガンの元にはヨンチョルの使いでフクスが訪ね、ペガンの長官への就任の祝いと首領からの祝いの品を渡した。フクスが所属しているのはヨンチョルに資金を提供しているメバク商団。タルタルは、フクスと親しくした方がいいのでは?というが、ペガンは奴が気に入らないと、タルタルに監視を命じた。
一方、高麗では、交鈔と銀甁の交換比率を2個から3個になったことが公表され、商人たちは生きていけないと嘆いていた。ヨンビスはフクス宛の書を部下に渡し、部下からワン・ユが妓楼に来ていることを聞き様子を見に行く。ヤンを亡くし、ヨンチョルの姪との縁談を持ちかけられたワン・ユは自棄酒で酔いつぶれていた。
ヨンチョルは各行省の長官らを招いて皇子誕生の祝宴を開催。長官たちは、この機会に各行省から側室を迎え、側室選びのために皇太后を寺から戻すことを提案。意外にもヨンチョルはあっさり承諾。これは皇太后を復位させるための作戦だったが、ヨンチョルとしても側室たちを人質しようと考えたのだ。ワン・ユと姻戚関係を結ぶのも高麗を遼陽行省の一部に組み込むための作戦。

その頃、高麗でも父王から婚礼承諾を迫られたワン・ユは、新婦を高麗に置いていくことを条件にあっさりと承知。自らが敵の懐に入り、ヨンチョル一族を倒してヤンの恨みを晴らそうと考えたのだ。
義理堅いペガンが、メバク商団にとらわれているヤンを見つけ、助けようとする。はたしてその方法は?ヤンの死を悲しむタファンは相変わらず正気を失ったまま。王子を見せに来たタナシルリにどんな態度を取るのか?後半、寝入るタナシルリに何をしようとするのか?そしてもう一人ヤンの死に胸がつぶれるほどの悲しみを抱えるワン・ユ。酔いつぶれたワン・ユに、今後の新たなラブラインが予感させられるヨンビスの女性らしい配慮をお見逃しなく。そしてヨンチョルから姻戚関係を持ち掛けられたワン・ユは、これを受けるのか?
今回は皇太后の復位もある。いったいどんないきさつで?そして、心行くまで泣いたヤンが決心したヨンチョル一族への復讐方法とは?この回では、ドラマ「ファン・ジニ」を思い出すようなハ・ジウォンの華麗な姿も見られるのでお楽しみに。
フクス役を演じた俳優が印象深い。「太王四神記」「シンイ-信義-」にも出演していた詩人でもある名優オ・グァンノクだ。この回の詳しいあらすじは25話「前回あらすじ」で

 
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 2023年8月11日スタート 月-金13:00-14:00 再放送
 2018年11月8-2019年1月17月 月-金13:00-14:00 再放送
 2018年4月1-10月28月 毎・日19:00-20:54 2話連続放送
YouTube|予告動画

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