金ロ『未来のミライ』公開記念2週連続 細田守監督SP!第1弾『時をかける少女』7/20放送!予告動画

2018年07月19日12時32分アニメ

細田守監督最新作『未来のミライ』の7月20日(金)公開中にあわせて、金曜ロードSHOW!(日本テレビ、金曜夜9時~)では2週にわたって細田監督作品を放送!第1弾は『時をかける少女』を放送、予告動画は番組公式サイトで公開。次週27日は『バケモノの子』を放送する。

最新作『未来のミライ』は、甘えん坊の4歳の男児くんちゃんと、未来からやってきた成長した妹ミライの2人が繰り広げる不思議な冒険を通して、さまざまな家族の愛のかたちを描くファンタジー。

80年代を謳歌した世代には『時をかける少女』といえば大林宣彦監督、尾道三部作の1つ、1983年公開、原田知世版を思い浮かべるが、2006年以降、『時をかける少女』(通称『時かけ』)といえば、細田守監督作が筆頭に上がる。
『時をかける少女』は、細田監督が2005年東映アニメーションを退社し、フリーになって初の長編アニメに取り組んだ作品。公開当初はミニシアター並で全国21館のみだったが、ネット等のクチコミで連日立ち見が出るほどの大盛況。配給元の角川ヘラルド映画は急遽、上映館を増やし最終的には100館以上での上映となった。2007年DVD発売まで9カ月に渡る超ロングランヒットとなり、最終入場者数は18万8092名、興収2億6000万円を突破。国内外問わず、映画・アニメ賞など23冠を受賞。

さらに主演の仲里依紗は本作での演技が好評で、2010年公開された実写版『時をかける少女』の主演にも仲が抜擢された。女優・仲里依紗の知名度を一気に高めた作品が、アニメ『時かけ』である。

細田版『時かけ』は、筒井康隆原作、大林宣彦版とは異なり原作の出来事から20年後の舞台、つまりあの物語の次世代の物語となっており、ある意味原作の続編に位置づけられる作品である。細田監督独特の、躍動感ある演出は実写に引けを取らない高い評価を得ている。細田守は『時かけ』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)と次々とヒット作を生み出し、手塚治虫、宮崎駿、高畑勲、庵野秀明、押井守、大友克洋、富野由悠季と並ぶほど、国内外で人気の高いアニメーター(監督)となった。

なお、番組サイトでは「千昭を超至近距離で体験。」できる連動特別企画も実施。詳しくは番組サイトで。

■あらすじ
ごく普通の高校生だった紺野真琴(声:仲里依紗)はある日、自転車を漕いでいたらブレーキが効かなくなり踏切に猛スピードで突っ込んでしまった…のだが、気が付いたら事故直前に戻っていた。真琴は、この事故をきっかけに時間を飛び越える能力を身につけてしまった。真琴は深く考えもせず、この能力を使って好き放題やるのだが、時間を好き勝手にいじったせいでとんでもないことに…。

【時をかける少女(アニメ)】(2006)
監督:細田守
脚本:奥寺佐渡子
製作:渡邊隆史、齋藤優一郎
製作総指揮:角川歴彦
出演:仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、原沙知絵、谷村美月、垣内彩未、関戸優希ほか
『時をかける少女』DVD&Blu-rayは角川エンタテインメントより絶賛発売中。

1983年公開、大林宣彦監督、原田知世主演『時をかける少女』(実写版)はHuluにて配信中。
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日本テレビ「金曜ロードSHOW!」番組公式サイト