BS-TBS「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」第11-12話あらすじと見どころ:王の微笑み~怒りの琴線!予告動画

2018年08月09日17時50分ドラマ
Ⓒ 2017 MBC

ギルドンはチュンウォン君への復讐のために、ギリョンは科挙合格のために、そしてコンファは権力を握るために王・燕山君の心が知りたい…いよいよギルドンとギリョンがお互い知らないところでチュンウォン君への復讐を開始する!「六龍が飛ぶ」のムヒュル役で大ブレイクしたユン・ギュンサン待望の初主演作、BS-TBSで放送中の韓国ドラマ「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」明日8月10日(金)放送の第11話と第12話のあらすじと見どころをご紹介、番組公式サイトに予告動画が公開されている。

【「逆賊」を2倍楽しむ】では、インタビュー映像、時代背景、実在の人物(ホン・ギルドン、燕山君)などドラマ視聴に役立つ情報をまとめているので視聴の参考にどうぞ。

■キャスト相関図(番組公式サイト)
ホン・ギルドン役:ユン・ギュンサン
ガリョン役:チェ・スビン
燕山君役:キム・ジソク
コンファ(チャン・ノクス)役:イ・ハニ
父アモゲ役:キム・サンジュン
兄ギリョン(パク・ハソン)役:シム・ヒソプ
妹オリニ(サンファ)役:イ・スミン
オム・ジャチ役:キム・ビョンオク
ソプリ役:パク・チュンギュ
ヨンゲ役:イ・ジュニョク
イルチョン役:ホ・ジョンド
セゴル役:キム・ドユン
クッセ役:イ・ホチョル
オプサン役:イ・ミョンフン

■第11話「王の微笑み」
王の前で舞を披露したコンファは燕山君に名を聞かれ、ノクスと名乗る。燕山君を微笑ませ、髪飾りまで授かったノクスは彼の心をつかんだと確信するが、その後もコンファは燕山君に呼ばれることはなかった。キム内官から王が好むのはもっとも気高く、美しく優れたもの、今のコンファの技量では王を慰めることができない、もっと芸に精進すべきと言われる

ギルドンたちが得た燕山君情報は、喪中にも女楽を呼ぶほどの歌舞好きで繊細な人物だが、女人好きではないということ。ギルドンはもっと情報を得るために妓楼を作ることを決意。歌舞別監を増やしているのでオプサンを送って、掖庭署(歌舞などを管轄する役所)の様子を探らせることに。アジトに戻ったギルドンは自分たちではなく、燕山君がチュンウォン君を討つように仕向けるという計画を父と仲間たちに明かす。

一方、ギリョン/パク・ハソンとスハク/ジョンハクは科挙に見事合格し、それぞれソン・ドファンとパク氏から美しい緑の玉が2つついた飾り物を贈られる。2人は宮中の記録係である史官に登用される。
その頃大臣や儒生たちはひたすらノ・サシン糾弾を叫び、呆れた燕山君は彼らと政事を語ることもしなくなっていた。

オム・ジャチが出してくれた資金でギルドンたちは妓楼「活彬亭(ファルビンジョン)を開店し、計画をスタート。妓楼見学に来たガリョンはコンファを思い出し、ギルドンもまたコンファとの幸せなひとときを想う。妓楼の太鼓持ちになりすましたギルドンはチュンウォン君を妓楼でもてなし、交友関係なども探る。そうしてチュンウォン君の悪評を燕山君の耳に入れるが厳罰は下されなかった。その経験から、必要なのは不正の証拠ではなく王の怒りであることに気づく。

コンファが名乗った“ノクス(緑水)”という名前から、まだギルドンを忘れていないのが分かる。詳しくは第7-8話で。
妓楼での作戦会議、オプサンを歌舞別監に選んだ理由は男前だから。この時のみんなの反応が面白い。また、序盤でギルドンとギリョンがすれ違うシーンがある。さあ、それがどこなのか?お見逃しなく。ところでギリョンとスハクに贈られた緑の玉が持つ意味は?

情報取集場所として開店した妓楼「活彬亭」。ここで活躍するのはかつてアモゲを助けてくれ、免賤してやったチョクソナ(キム・ハウン扮)。(3-4話
ところで、ギルドンに全てを任せたアモゲだが、時折、ギルドンに説くリーダーとしての心得が素晴らしい。ガリョンの妓楼繁盛三要素とともにお聴き逃しなく。ギルドンは妓楼で集めたチュンウォン君の悪評をどのように王の耳に届けるのか?

儒生たちが糾弾するノ・サシンとはどんな人物なのか?演じたのはアン・ソクファン。「医心伝心~脈あり!恋あり?~」では、シン院長を演じ、ギルドン役のユン・ギュサンとは「六龍が飛ぶ」で共演している。

※豆知識:台諫(テガン)とは司憲府・司諫院の官職の総称で、王に諫言し政治の非を論じ攻撃することを職務とする。世祖はこの機能を弱め、王命を扱う役所・承政院(スンジョンウォン)の機能を強化して王権を強めた王でもあった。


■第12話「怒りの琴線」
燕山君は掌楽院の女楽たちを集め、自分に関する世間の噂を問い質す。他の女楽たちが物怖じする中、コンファンは燕山君と彼の祖父にあたる世祖の悪評までを正直に報告。燕山君は更なる噂を集めるよう命じる。一方、ギルドンたちも燕山君が怒る材料を集めることに。

巷にまで世祖の悪評が広がっていることを知った燕山君は、このために曾孫の自分を臣下たちが軽んじるのだと憤慨。燕山君は史官の中に世祖の噂を記録した者が1人でもおれば証拠として罰せると考える。そこで、世祖の噂が記された文書を探すために、科挙で燕山君の心情に配慮した回答をした史官パク・ハソン(ギリョン)を昇進させる。次にユ・ジャグァンには噂を広めた元凶を探し出すために史書の検閲を命じる。ノ・サシンはこれに反対するが、王命を受けたユ・ジャグァンはためらわない。ついにギリョンが王朝実録の草稿である史草の中から、史官キム・イルソンが記した世祖を暗に批判した“弔義帝文”を発見する。燕山君は臣下たちの前で、「(イルソンの師である)キム・ジョンジクらが弔義帝文を回し読みし、世祖大王を反逆者と誹っていた」と声を荒げ、朝廷では大騒動が巻き起こる。

宮殿に潜ませている女官からこのことを聞いたギルドンは、この機会を利用してチュンウォン君を罠に陥れる計画を立てる。しかし、チュンウォン君の祖父は世祖を王位に就けるのに貢献した人物。簡単なことでは罰せられないはず。そんな中、キム・ジョンジクと同郷でチュンウォン君の詩会に参加したイ・ジョンスが大量の書籍を燃やしているという情報を得る。燃やした書籍が“弔義帝文”に関連したものだと睨んだギルドンはイ・ジョンスを訪ね、頼みを聞けば助けてやると申しでる。

イ・ジョンスも反逆の罪で連行され拷問を受ける。イ・ジョンスはキム・ジョンジクの弟子であることを否定するが、世祖の醜聞は伝え聞いたと白状。誰から聞いたのかと問われ、チュンウォン君からだと証言する。ユ・ジャグァンはさすがに王族だから尋問するのをためらうが、ギリョンは父の仇であるチュンウォン君をなんとしても裁きの場に引きずり出そうと、証言は信ぴょう性があると王に進言する。燕山君は尋問を認めるが、チュンウォン君が潔白と分れば王族を疑った代償を払うことになると告げる。

尋問を任されたのはギリョン。チュンウォン君は自分の無実は活彬亭の踏み台=ギルドンが証明できると証言し…。

燕山君を激怒させた曾祖父に当たる世祖の悪評とは「世祖が魯山君(ノサングン、第6代王・端宗)の遺体を山奥に埋め、息子の側室にも手を出そうとした」というもの。この醜聞が後に大きな問題を起こすことになる。このエピソードについては「王と妃」171-175話でも描かれる。
今回始めてノ・サシンがギリョンに声をかける。果たしてなんというのか?

※豆知識:ノ・サシンが史書を調べることを止めたのは、本来史書は一般はおろか重臣、王でさえ閲覧することは許されなかった。しかし「朝鮮王朝実録」によれば燕山君はしばしば史書の検問をさせていたとあり、燕山君の章『燕山君日記』は信ぴょう性が低いと記されている。「朝鮮王朝実録」など史書については 【朝鮮王朝豆知識】「◆歴史記録書」で詳しく解説している。

※豆知識:第7代王・世祖はクーデターで王位についたことで、ドラマでは悪役として描かれているが、後世には、数々の治績を残した名君としても伝わっている。即位後は、王権の地位向上と財政の安定を図るために数々の治績を残している。


BS-TBS「逆賊」番組公式サイト
 2018.07.24スタート 17:00-17:54
公式サイト

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