「西郷どん」怪人・岩倉具視(笑福亭鶴瓶)は吉之助(鈴木亮平)と組むのか!?第30話予告動画と29話ネタバレ

2018年08月11日08時00分ドラマ
©NHK

倒幕のため吉之助(鈴木亮平)が動き出す!京に戻った吉之助は岩倉具視(笑福亭鶴瓶)のもとへ。そこで偶然にも桂小五郎と再会するのだが、桂から「薩摩は裏切り者」と罵られてしまう…NHK大河ドラマ「西郷どん」第30話は12日(日)夜20時より放送!予告動画は番組公式サイトで公開。NHKオンデマンドで放送直後21時から配信!

※各話の予告とネタバレあらすじは、ドラマ視聴に役立つ豆知識と一緒に【「西郷どん」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。

いよいよ、12日放送回から笑福亭鶴瓶演じる岩倉具視が登場する。岩倉具視といえば、昭和を生きた世代には500円札でお馴染みだろう。史実的には「維新十傑」の1人として、倒幕・明治維新に貢献した政治家である。

下級公家(身分が低い)だったが、奇抜な性格と言動から「ただ者ではない」と周囲から見られていたという。ときの関白・鷹司政通に和香の弟子にしてもらったことから朝廷とのパイプができ、その実力を駆使して地位を高めた。

孝明天皇の妹・和香と徳川家茂の縁談を取りまとめるなど、着実に実権を握りつつあったその矢先、岩倉具視は佐幕派とみなされるようになり、孝明天皇から蟄居、辞官、出家を命じられてしまう。一部の尊王派は岩倉を流刑にすべきという主張もあったがそこまでには至らなかった。

5年ほど蟄居生活を強いられたのち、再び表舞台に顔を出すようになる。それ以降の岩倉具視が「西郷どん」第30話以降描かれることとなる。

■前回(第29話)ネタバレあらすじ
禁門の変で名を挙げた吉之助(鈴木亮平)は1年ぶりに薩摩に戻る。久光(青木崇高)に接見した吉之助。薩摩は幕府から参勤交代を命じられており、久光は半ば八つ当たりに「お前のせいだ!」と吉之助に怒鳴り散らす。

吉之助は涙を浮かべ、良かれと思ってやったことがすべて裏目に出てしまった。今回のことはすべて自分の責任と頭を垂れる。吉之助の意外な反応に戸惑う久光は、一蔵(瑛太)に「この男の尻拭いをせい!」と命じた。

一蔵は「国父さま(久光)のご機嫌を取り懐に入ろうとしているのか?」と吉之助に問う。吉之助は「幕府は再び長州征伐を命じるはず。しかし薩摩は長州につく。薩摩と長州が組めば他の藩も着いてくる。そのためには久光を説得せにゃならん」と答えた。

つまり吉之助は倒幕のために久光と手を組むつもりでいる。そんな恐れ多いことをと、一蔵は吉之助に同意することができなかった。

そんな中、吉之助の周囲は早く嫁をと、何人もの花嫁候補が押し寄せる。その中で、一蔵の妻・満寿(三村里江)が糸(黒木華)をどうかと、吉之助に勧める。

周囲の人間も糸ならと喜ぶのだが、糸本人は「自分は吉之助に相応しくない」と固辞する。自分は、子ができぬという理由で一度離縁された身だからと言う。日を改め吉之助は糸のもとを訪れ、自分の志を理解してくれるのは糸だ。だから一緒になりたいとプロポーズするが、それでも糸の意志は揺らがなかった。

糸のもとへ吉之助が京へ戻ると知らせが入る。糸の父は、本当に吉之助との縁談を断っていいのか?と糸の気持ちを確かめる。家のためにガマンを強いていた、これからは自分のために生きよと父は糸を諭す。

もしかしたら、京へ行ったらもう二度と会えないかもしれない…そう思った糸は急いで吉之助の実家へ。しかし時既に遅し、吉之助はつい今しがた旅立ってしまった。走って吉之助を追う糸。やっと吉之助に追いついた糸は「西郷吉之助の妻として、新しい国を見たい!あの家(吉之助の実家)で帰りを待っています」と伝えた。

■第30話「怪人 岩倉具視」あらすじ
京に戻った吉之助(鈴木亮平)は一蔵(瑛太)とともに岩倉具視(笑福亭鶴瓶)のもとを訪ねる。岩倉具視は下級公家ながら、かつて孝明天皇の妹・和宮と徳川家茂の縁談をまとめた凄腕の人物。

しかし今は朝廷から追放され蟄居、極貧生活を送っていた。偶然にも吉之助は、岩倉宅で桂小五郎(玉山鉄二)と再会するのだが…。

NHK 8月12日(日)【総合】よる8時より【BSプレミアム】よる6時より「西郷どん」が第30話を放送。再放送は毎週土曜日午後1時05分よりNHK総合にて放送。原作:林真理子。出演:鈴木亮平/瑛太/小栗旬/遠藤憲一/松田翔太/玉山鉄二/笑福亭鶴瓶ほか。

番組公式Twitterアカウントは「@nhk_segodon」。番組公式Instagramアカウントは「nhk_segodon」。第30話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK 大河ドラマ「西郷どん」番組公式サイト

NHKオンデマンド「西郷どん」

【2018春ドラマ】【大河一覧】【「西郷どん」を2倍楽しむ】