【最終回ネタバレ】「dele」祐太郎(菅田将暉)の過去と向き合う圭司(山田孝之)あらすじと見逃し配信

2018年09月15日14時50分ドラマ
©テレビ朝日

dele.LIFEに依頼してきた弁護士・辰巳仁志(大塚明夫)は、祐太郎(菅田将暉)の妹の死に関わる重要人物だった!辰巳の裏には大物代議士(麿赤兒)の存在が…さらにその政治家と圭司(山田孝之)の父親に深い繋がりがあった!テレビ朝日「dele」最終回(第8話)は14日放送された。「TVer」にて無料見逃し配信中。

山田孝之×菅田将暉、人気、実力ともにトップをゆく2人がコンビを組んだドラマ「dele」は、毎回豪華なゲストを迎え話題になっていた。さらに重厚感あるストーリー展開に、視聴者の多くが続編を希望している。

最終回放送終了後、SNSでは「deleロス」を嘆く人たちの多くの声が寄せられた。反響の大きさによっては続編もあり得るのではないだろうか。

そんな「dele」は初回視聴率は深夜放送ながらも5.5%、2話3.7%、3話4.2%、4話3.8%、5話4.6%、第6話5.0%、第7話5.0%、そして最終回視聴率は連休明け(18日)に発表されるはず。有終の美を飾ったかどうか、気になるところだ(数字はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。

■DVD、Blu-ray情報
2019年1月30日、ドラマ「dele」のDVD、Blu-rayが発売。全8話本編ディスク4枚のほか、特典映像を収めた5枚「STANDARD EDITION」とさらに4時間におよぶメイキング映像3枚加えた「PREMIUM “undleted”EDITION」が発売される。
・Blu-ray PREMIUM “undleted”EDITION【8枚組】32,800円(税抜)
・Blu-ray STANDARD EDITION【5枚組】18,800円(税抜)
・DVD PREMIUM “undleted”EDITION【8枚組】25,200円(税抜)
・DVD STANDARD EDITION【5枚組】15,200円(税抜)

■最終回(第8話)ネタバレあらすじ
圭司のパソコンに依頼主のパソコン動作が停止した信号が送られてきた。依頼人は弁護士の辰巳仁志(大塚明夫)。祐太郎は、その依頼人を見て怒りの表情を浮かべる。いつもの祐太郎とは思えない態度に驚きを隠せない圭司。

辰巳は祐太郎の妹・鈴(田畑志真)の死をめぐり、入院先の病院側の弁護士だった。鈴は新薬の治験に参加していた。1つのグループの患者にはブドウ糖を、もう1つのグループの患者には新薬を投与。病院側はもちろんのこと患者本人にも、どちらのグループに属しているかは教えられていなかった。

鈴の死は新薬のせいではないか?と疑う祐太郎ら遺族に対し、辰巳は鈴にはブドウ糖が投与されていた、つまり死因は病死であると伝えた。納得がいかない家族は、病院を相手に提訴しようと準備を始めた。ところが依頼する弁護士は次々と「勝ち目がない」と言って引き受けてくれない。

そのうち、祐太郎ら遺族の写真がネットに出回り「金目当てに病院を訴えている」とデマが広がり、祐太郎の家族は世間から酷いバッシングを受けるようになった。家族はみな心に深い傷を負い、離ればなれで暮らすようになってしまった。今では鈴の命日の墓参りでしか、顔を揃えることはない。

そんな中、圭司のシステムに何者かがクラッキングを仕掛けてきた。相手を調べたところ「三波データサービス」という会社で、どうやら辰巳のデータを探しに来たらしい。

圭司は三波データサービスにクラッキングの指示を出したのも、辰巳のバックについている大物代議士も仲村毅(麿赤兒)だと突き止めるのだが、そこに自分の父親が関わっていることに気付く。

仲村は厚生族の大物政治家で、仲村の意向がなければ新薬も認可されないと言われているほど。圭司は弁護士だった父の死後、父親のデジタルデバイスのデータをすべて削除した。なぜなら、そこにはあってはならない事実が隠されていたからだった。

圭司の父は仲村の真っ黒な案件をグレーにする仕事をしていた。仲村の周りには圭司の父親や辰巳のような人間が複数いたと思われる。

鈴の死因も新薬のせいだったが、それは仲村にとって都合の悪い事実だった。そのため辰巳がすべてをもみ消していた。

辰巳の葬儀に参列した圭司と祐太郎。そこに現れた仲村に圭司は父が遺したデータを自分が持っていることを告げる。一方、祐太郎は仲村が一人になったところを見計らって姿を現した。

祐太郎は鈴の写真を仲村に見せ「あんたと辰巳とで死因を偽装した女の子の名前を一生忘れるな!」と迫る。そして辰巳が、仲村の声で鈴の死因偽装を指示した音声データがあることを告げる。しかし仲村は「そんなもの、いくらでも書き替えてやる。それが権力というものだ」と開き治る。

しかし2人のやり取りは隠しマイク流され、葬儀場にいる全員の知ることとなる。さらに圭司は父親が遺した仲村の案件をマスコミに公開。仲村はマスコミ、そして世間から激しく追究されることとなった。

あれから暫くして圭司のもとには祐太郎からの「退職届」が届いた。祐太郎はもう戻って来ない…と思っていた矢先、笑顔の祐太郎が事務所に帰ってきた。圭司が父のデータを好評したことで、姉・舞(麻生久美子)の法律事務所やdele.LIFEのクライアントを多数失った。

祐太郎は「事務所が建て直ってからまた雇い直してよ。それまでは給料いいから」と笑顔で圭司に言った。

テレビ朝日 金曜ナイトドラマ「dele(ディーリー)」最終回(第8話)は9月14日放送された。原案:本多孝好。監督:瀧本智行ほか。脚本:本多孝好/金城一紀/瀧本智行/青島武/徳永富彦/渡辺雄介。出演:菅田将暉/山田孝之/麻生久美子。第8話ゲスト:麿赤兒/大塚明夫。

番組公式Twitterアカウントは「@sudayamada」。番組公式Instagramアカウントは「yamadasuda」。最新話(最終回)は放送終了後1週間「テレ朝キャッチアップ」ならびに民放テレビポータル「TVer」にて無料見逃し配信中。

テレビ朝日 金曜ナイトドラマ「dele(ディーリー)」番組公式サイト

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