佐藤健、鈴愛の元夫・間宮祥太朗とご対面!「半分、青い。」第25週:君といたい!あらすじと見どころ、予告動画

2018年09月15日15時00分ドラマ
©NHK

扇風機の風の渦を消す方法を大納言の田辺の言葉で思いついた鈴愛(永野芽郁)!このひらめきを律(佐藤健)が形にしてついに試作第1号が完成する!NHKで放送中の連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」第25週(9月17日~22日)「君といたい!」のあらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

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鈴愛と律の誕生から約40年を描いてきた「半分、青い」。視聴者はこの半年間で愛すべき蓮子(風吹ジュン)、仙吉(中村雅俊)、和子(原田知世)の3人を天国に見送っている。しかしどのシーンも湿っぽくはならない。それはみんなが幸せな最期を迎えたから。24週は晴(松雪泰子)のガン手術を通して、生きることの素晴らしさをたっぷり教えてくれた。

気丈夫な晴もさすがに手術は怖い。不安を追い払う風が欲しいと、鈴愛にねだって思い出の丘の絵を描いてもらった。律を怒らせてしまったという鈴愛に、今の鈴愛は漫画家になりたいといった時にそれを反対した自分と同じだと教え、律がそうしてくれたように鈴愛も律の夢を応援してやるようにとアドバイス。

東京に戻った鈴愛は律に謝罪。律もいつまでも鈴愛を怒ることはできないと仲直り。空威張りで元妻に再婚を祝う花を贈ったものの、「自分は名前通りに自分を律して飛べない鳥、もう鈴愛のマグマ大使じゃない」とすっかり弱気。そんな律に「“律”は英語でリズム…軽やか、弾む。これから先も私のマグマ大使は律だけ!」と鈴愛。この言葉が律の背中を押した。

しかし肝心な何をやりたいかが見つからない。そのヒントをくれたのも鈴愛だった。病身の晴にそよ風を届けたいというひと言で、律は魔法の扇風機を作る決心をした。そして大学時代に夢を見いだせない自分に「一見、余計なことをする時間も回り道もあっていいと思います。色んな事があってすべてが今につながっている」といってくれた秋風(豊川悦司)の言葉を思い出した律は、会社に辞表を出して起業する決心を固めた。

シェアオフィスの一室で研究を始めた律は、鈴愛と正人(中村倫也)を巻きこんで風の研究にとりかかった。ところがロボットだって作れる律がそよ風にてこずった。原因は扇風機が送りだす風の渦だと分かったが対処法がない。そんななか晴の容体が急変し、鈴愛は律と一緒に名古屋の病院へ。独り身の娘が心配だという晴の視線を感じた律は、二人の名前の付いた「スパロウリズム」という会社を二人で立ち上げたとその場しのぎの告白。しかし、律は本気で鈴愛と一緒にそよ風の扇風機を作りたいといい、鈴愛も喜んでこれを受け入れた。

晴の手術の日。東京の律は扇風機の1号機を晴に贈ると誓い、手術室の前の鈴愛はそよ風の扇風機を必ず作ると決心した。晴の手術は、律が風の本に描いてくれたパラパラ漫画のように成功した。しかし5年後の生存率は50%。後日、本人の前でそう宣告した塩対応の医師に宇太郎(滝藤賢一)は怒った。

晴の落ち込みを心配して帰省した鈴愛だったが、晴は「今生きているだけで幸せな気分…もちろん健康の方がいい。でもガンになったことで今まで見えなかったことが見えて来た」と穏やかな涙を流して明るく言った。その後、押し入れでモアイ像を見つけた鈴愛は、かつて大納言で働いていたころ田辺(嶋田久作)の「風を壁に当てると柔らかくなる」というひと言を思い出した。鈴愛はこのひらめきを律に電話で報告。律は、これで渦が崩せるのではないかと考えた。

ちなみにそよ風の扇風機のモデルは「バルミューダ」で、実際に販売されている。(Amazonでも紹介)番組サイトには原案の寺尾玄のコラムも掲載されているので気になる方はチェックを。

24週は最終章らしくサービスてんこ盛り!亡き母・和子の愛唱歌「この広い野原いっぱい」を佐藤健が歌ったり、オフコース「さよなら」をゆるふわイケメン中村倫也とハモってくれたり、オープニング映像の高校生の鈴愛がリボンを持って走るシーンと同じようなシーンが、11日(火)の本編で39歳になった鈴愛で見せてくれたり。
ひさびさにボクテ(志尊淳)と裕子(清野菜名)も登場した。ボクテは17年間続けて来た『女光源氏によろしく』にピリオドを打って、かつて鈴愛からもらったアイデア『神様のメモ』をやり直したいと鈴愛に許可をもらいに来たのだ。看護師として働く裕子は素晴らしい職業に誇りを持ちながらも日々向き合う死に恐怖を感じ、生きるパワーの塊である鈴愛のハグで元気を取り戻した。
他にも、津曲(有田哲平)の息子役で荒木飛羽(あらきとわ)も登場した。荒木は大河ドラマ「西郷どん」第11話に慶福(よしとみ、後の第14代将軍徳川家茂)役で登場した正統派イケメン子役。小学時代にいじめられていたことで常時マスクをするという設定で登場したが、マスクをしていてもそのイケメンぶりがうかがえるほど。きっと、津曲の妻は超美形に違いない。

最終・前週となる25週では鈴愛の元夫・涼次(間宮祥太朗)と律がご対面!果たして鈴愛と律はこのままビジネスパートナーとして終わるのか、それとも…。そよ風扇風機の完成以上にこちらが気になるのは、「恋愛の神様・北川悦吏子」の脚本のせいだろうか?

【第25週(2018/9/17-22)あらすじ
■第145話(月)
鈴愛(永野芽郁)のひらめきで、そよ風の扇風機の開発は前進したように見えたが、そう簡単には進展せず、律(佐藤健)のアイデアも底をついてしまう。ふたりが行き詰まる中、スパロウリズムに光江(キムラ緑子)が訪れてくる。光江は鈴愛の元夫・涼次(間宮祥太朗)が花野(山崎莉里那)に会いたがっていると鈴愛に伝える。一瞬、鈴愛が躊躇(ちゅうちょ)したように感じた光江は発言を撤回するが、鈴愛の反応は…。

■第146話(火)
花野(山崎莉里那)のひと言から、ついにそよ風の扇風機完成への糸口を見つけた律(佐藤健)。時がたつのも忘れるほどの集中力で風の速度を計算し続ける。一方、見守るしかない鈴愛(永野芽郁)は手伝いで訪れた正人(中村倫也)とともに食事に出かける。そこで正人は、意外な申し出を…。そんな中、津曲(有田哲平)の息子・修次郎(荒木飛羽)がシェアオフィスを訪ねてくる。自社の倒産を息子にひた隠している津曲は…。

■第147話(水)
そよ風の扇風機の生産ルートを確保しようと、津曲(有田哲平)から紹介された工場を訪れる鈴愛(永野芽郁)。ところが、実績がないことを理由にまともに取り合ってもらえない。鈴愛が苦労しているのは開発が遅れているせいだと自分を責める律(佐藤健)。鈴愛は、寝る間も惜しんで研究を続ける律を心配する。翌朝、鈴愛が出勤すると、律は徹夜で研究をしたのか、ソファーで寝ていた。朝日に照らされた寝顔を見ていた鈴愛は…。

■第148話(木)
朝のスパロウリズムで、鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)は、自分たちの間に起きたできごとに激しく動揺する。そんな中、二人のもとに業者からの請求書が届く。これ以上開発の期間が伸びれば、律の退職金は底をつき、借金を抱えることになると弱気になった鈴愛は、そよ風の扇風機はあきらめようと律に提案する。それに対して律は、扇風機をどうしても完成させる覚悟と亡き母・和子(原田知世)への思いを鈴愛に語りはじめる。

■第149話(金)
ようやく完成したそよ風ファンが開発データごと盗まれてしまう。あわてる律(佐藤健)から報告を受けた鈴愛(永野芽郁)は、自分が開発したと息子にうそをついていた津曲(有田哲平)の仕業だと直感する。そのころ津曲は、そよ風ファンを自分が開発したものとして売り込むため、大手電機メーカーの応接室にいた。津曲が緊張しながら担当者を待っていると、携帯電話に意外な人物から着信がある。動揺しつつも電話をとった津曲は…。

■第150話(土)
ついに鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)はそよ風ファンを完成させるが、資金が足りずに量産することができない。すると津曲(有田哲平)が、投資家たちを集めたお披露目会を開催しようと提案。恵子(小西真奈美)のアドバイスで、スパロウリズムが入っているシェアオフィスで行うことが決まり、扇風機の魅力を伝える動画を上映することになる。鈴愛は、その動画を涼次(間宮祥太朗)に撮影してもらってはどうかと言い出す。

【作】北川悦吏子
【出演】永野芽郁,佐藤健,松雪泰子,滝藤賢一,上村海成,中村雅俊,山崎莉里那,志尊淳,清野菜名,間宮祥太朗,斎藤工,嶋田久作,キムラ緑子,麻生祐未,須藤理彩
【語り】風吹ジュン

NHK「半分、青い」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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◇公式Twitter「@asadora_nhk」

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