【2018秋ドラマ】NHK 10/12「昭和元禄落語心中」岡田将生主演で人気コミック実写ドラマ化!予告動画解禁

2018年09月22日11時20分ドラマ
©NHK

雲田はるこ作の人気コミックが岡田将生、竜星涼、成海璃子、大政絢、山崎育三郎らによって実写ドラマ化!空前の落語ブームの火付け役「昭和元禄落語心中」はNHKドラマ10、10月12日(金)夜10時より全10話放送!青年期から老年期まで岡田将生が演じた八雲のPR動画いち早くドラマ公式サイトにて公開。

原作はコミック誌『ITAN』(講談社)で2010年から16年まで連載された人気コミック『昭和元禄落語心中』(全10巻)。2014年よりテレビアニメ化され、人気声優のキャスティングもあって同作の人気に拍車がかかる。

筆者はこの10年近く寄席やホール落語に通っているが、あきらかに『昭和元禄落語心中』以降、客層がぐんと若返り、昨今では20代、30代の若い人たちが落語を聞くようになった。コミック、アニメのヒットが多大な影響を及ぼしている。

物語は戦前からバブル崩壊後の昭和を生きた、一人の落語家・有楽亭八雲の幼年期から晩年までを壮大なスケールで描かれている。そして物語のもう一つの要が、八雲にとって唯一の友でありライバルだった助六の謎の死。助六の死が、八雲の人生に大きく関わっていくミステリー要素も含まれている。

八雲にとって生涯影響を及ぼした助六、そして娘の小夏、八雲の弟子となった与太郎と、登場するキャラ一人ひとりが実に魅力的に描かれ人気を博した。

同作は累計200万部を突破。2013年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、講談社漫画賞一般部門(2014)、第21回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。テレビアニメは2クール放送された。

その人気コミック(アニメ)が満を持して実写ドラマ化される。主演の八雲を演じるのは、人気、実力ともにトップをゆく岡田将生。ちょっとバタくさい岡田が、どんな八雲を演じるのか気になっていたが、予告動画を見た限り、八雲の雰囲気を見事に作り出している。

そして落語ファンにとって嬉しいのが、本ドラマの落語監修を担当しているのが、当代随一の人気落語家・柳家喬太郎。立川志の輔、立川談春にならんでチケットが取れない落語家として絶大な人気を誇る。

主演の岡田将生をはじめ、弟子・与太郎役の竜星涼、娘・小夏役の成海璃子、小夏の母で芸者のみよ吉役には大政絢、そして八雲の親友・助六役には山崎育三郎がキャスティングされた。

アニメがヒットしたあたりから、実写ドラマ化されるのでは?キャスティングは?と話題に事欠かなかった「昭和元禄落語心中」。これは落語ファンのみならず、落語を知らない方にもおすすめしたいドラマである。

NHK総合10月12日(金)夜10時より、ドラマ10「昭和元禄落語心中」(全10話)を放送。原作:雲田はるこ『昭和元禄落語心中』(講談社)。出演:岡田将生/竜星涼/成海璃子/大政絢/山崎育三郎ほか。PR動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK総合 ドラマ10「昭和元禄落語心中」番組公式サイト

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