BS日テレ「奇皇后」第43-44話:廃位の上奏~皇帝の身分!あらすじ・見どころ・写真・豆知識

2023年10月10日17時00分ドラマ
(c)Lee Kim Production/MBC

知恵でヤンを失脚させようとするパヤンフトだが、打つ手打つ手をヤンに見透かされてしまい決定的なダメージをヤンに与えることはできないまま5年…ヤンに距離を感じてしまったタファンはやすやすとヨム・ビョンスの策略に引っかかってしまった!BS日テレで再放送の「奇皇后」第43話と44話のあらすじをみどころを場面写真と一緒にご紹介!作品公式サイトにて予告動画が公開されている。

【「奇皇后」を2倍楽しむ】では、ドラマをもっと楽しむために、ドラマの時代背景や次回の見どころと前回の詳しいあらすじ、キャストと実在した奇皇后や朝鮮王についてなど豆知識もまとめて紹介している。また、来日記者会見の再現レポもあるので参考にどうぞ。



■キャスト相関図(BS日テレ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン

■第43話「廃位の上奏」
5年の間に戦況は不利になり、タファンは酒に溺れ、被害妄想の幻聴に悩まされ、ペガンにまで刃を突き付けた。ヤンの声で正気に戻ったタファンは二度と酒を飲まないと約束するが、ヤンとワン・ユの密書の報告で彼女の裏切りへの不安を抱えていることは言えずにいた。タファンの心を苦しめる密書は、タンギセたちが5年もの間送り続けていた偽物だった。
皇太后の下で育つマハ皇子はタファンから禁じられている勉学に勤しむが、徹底的にヤンとワン・ユを敵対するように刷り込まれて育っていた。一方、アユルシリダラ(アユ)皇子は甘えん坊で文字を見ると眠くなるタファンそっくりに育った。タファンはマハには勉学も武術も禁じ冷たい態度で接し、アユにのみ愛情を注ぎ、マハを擁護する皇太后とタファンの溝はますます深まるばかり。タファンに冷遇されるマハがヤンに悪態をつくのを見たパク内官は、そろそろマハの出生を明かすべきとヤンに進言したが…。

そんな中、タンギセは、ワン・ユが敵に火薬の材料を売っていたという密告を受け、ワン・ユの廃位とヤン処刑のための策略をめぐらせた。まずはソ尚宮と密会し、自分が生きていることをマハに教え、密書を皇太后とペガンに渡すように命じた。
大都には敗残兵が帰還。ソ尚宮から密書を受け取った皇太后はペガンを呼び寄せ、敗走の原因は火薬でこれを敵に流しているのはワン・ユだと教えた。もっと確実な証拠が必要だと言うペガンに、廃位に出来るだけの証拠を作ればいいと皇太后。
さっそく高麗の首都開京でキム・スンジョが、ワン・ユが「軍備を増強し遼東を奪うつもりだ」という上書を書き元へ送った。この上書とワン・ユとイルハン国との偽の取引帳簿が揃えはワン・ユを廃位したうえで大逆罪人として罰することもできる。だが、すでに親衛隊の半数以上はヤンが牛耳っており、これらはヤンの元に届いた。しかし、これも皇太后の作戦のうち。この文書がヤからワン・ユに届けば、ヤンも同罪に出来る。皇太后たちはすぐにタファンの元へヤンとワン・ユの結託を報告に向かった。



敗戦将軍を斬り捨てたタファンの美しい顔に血しぶきが…。冒頭、これまで見せたことのないタファン(チ・チャンウク扮)の悲しすぎる姿をお見逃しなく。
今回は成長した2人の皇子の勉強をする様子や、兄弟仲睦まじい様子の中で、タファンのマハ皇子への冷たい仕打ちが切ない。マハ皇子を演じたのはキム・ジンソン君。「メリは外泊中」でキム・ジェウクの少年時代を、「ホジュン~伝説の心医~」では仁嬪キム氏の息子役を演じた子役。幼い頃あれほど懐いていたヤンとワン・ユに敵意をむき出しにするマハ皇子。そんな皇子がある決心をする。果たしてその決心とは?そして実の父子とは知らない似た者同士、ワン・ユとマハ皇子が我慢比べをする場面も見られるのでお見逃しなく。
ところで、タンギセ&ヨム・ビョンスに力を貸しているメバク商団の頭目。そろそろ彼の正体に気づいた方もいるのでは?そして、ヤンとタルタルの関係にも注目を!
この回の詳しいあらすじは43話ネタバレで。


奇皇后■第44話「皇帝の分身」
罪人として捕らえられたワン・ユが元の都に到着し、ヨム・ビョンスたちに煽られた民衆は共犯のヤンも殺せと騒いでいた。ヤンはこれが皇太后とペガンがヤンの企みと見抜き全力で反撃することを決心。タファンはヤンを守るため、ワン・ユの調査が始まる前に自ら殺そうとするがヤンに止められる。皇太后も現れワン・ユに手を貸したものをあぶりだして、ともども処罰すると。ヤンと二人になったタファンは、ワン・ユをかばうヤンに怒りの声を挙げたが密書のことは打ち明けられずにいた。ヤンは、タファンの力を借りずにワン・ユと自分の潔白を証明すると立ち去った。

拷問をかけても口を割らないワン・ユに皇太后は取り引きを持ちかけた。ヤンに罪を着せれば、処刑を免れさせてやると言われたワン・ユは、これをきっぱり断った。そんなワン・ユにペガンはさらに酷い拷問をかけ偽りの自白を迫った。
その頃、ヤンは行省の長官たちに協力を求め、渋る長官たちに「マハ皇子が陛下の実子ではない。タナシルリが拾ってきた子だ」という重要な秘密を明かした。そして「これまでの援助は、将来アユシリタラ(アユ)皇子が王位についたときに後ろ盾になってもらうためで、今回の協力は願いではなく、命令だ」と強い口調で告げた。さっそく長官たちが動き出した。帳簿が偽であることを理由にワン・ユの無罪放免を訴え、ワン・ユンの拷問は中断。オ長官が、キム・スンジョから帳簿が偽だという密書が届いたことを報告し、タファンはすぐにキム・スンジョの召喚を命じた。
ペガンと皇太后は、親衛隊に続いて長官たちまでがヤン擁護に回ったことで、改めてヤンの力の大きさに驚いた。そこでキム・スンジョが元につく前に殺害することにし、毒矢で暗殺。だが、これはヤンの想定内のこと。殺害されたのは影武者で、これを知ったキム・スンジョはヤンの側につくことを決心した。

久々にヤン、タファン、ワン・ユの3人の顔が揃う瞬間をお見逃しなく。タファンが一番恐れるのは何なのか?この後ヤンと二人っきりになった時のタファンの言葉をお聴き逃しなく。
さて、皇太后の持ちかけた取引をワン・ユは受けるのか?ワン・ユが誰よりも強い信念を持つことを知るペガンは、どんな拷問をかけようとするのか?長官たちの協力を得るためにヤンが明かした重要な秘密とは?そして、ヤンはヨンビスにどんな命令を出すのか?
今回の一件で皇太后は、親衛隊だけでなく三公までヤンが牛耳っていたことを知ることになる。そして今回もワン・ユとマハが向き合う。ワン・ユはマハに何を話すのか?互いが父子と知らない憐れな二人の対面は胸に迫るものがある。

さあ、気になるのはタルタルだ。タルタルはヤンのピンチを救うのか?それともワン・ユを見殺しにするのか?パン・シヌたちの忠義と共にお見逃しなく。そして、後半、鉄格子の前でワン・ユがヤンにどんな告白をするのか?今回ラスト、大どんでん返しがあるので最後までお見逃しなく。この回の詳しいあらすじは44話ネタバレで。

 
YouTube予告動画
BS日テレ「ドラマ」サイト
 2023年8月11日スタート 月-金13:00-14:00 再放送
 2018年11月8-2019年1月17月 月-金13:00-14:00 再放送
 2018年4月1-10月28月 毎・日19:00-20:54 2話連続放送

【作品情報】【「奇皇后」を2倍楽しむ】

kandoratop