【ポール・マッカートニーナゴヤドーム公演】ナナナナ、ナゴヤ!でらサイコー!熱狂の最終公演レポート&写真公開!

2018年11月09日09時34分音楽
Photo by Kazuhisa Niizawa

11月8日、今回4日間に渡って行われたフレッシュン・アップ・ジャパン・ツアーの最終公演がナゴヤドームで行われた!オフィシャルレポートが到着したので写真と一緒にご紹介、公式サイトにて「Opening Station」の試聴と「Live from NYC」の映像が公開されている。

名古屋での初コンサートを祝うように、日中は快晴で暖かく10月並みの陽気となった。正午にはすでにグッズ売り場は100メートル以上の長蛇の列。
1980年に幻となったポールのバンド、ウイングスのジャパン・ツアーでは、2日間、愛知県体育館でのコンサート日程が組まれており、今回悲願の名古屋公演となった。

名古屋午後7時直前、ポールがステージに登場。「ついに名古屋に」といった感じで、満員御礼37,000人で埋まった会場は大歓声。‘ア・ハード・デイズ・ナイト’‘ジュニアズ・ファーム’と立て続けに2曲演奏した後は、「コンバンワ、ナゴヤ。タノシモウ。アタラシイキョク、フルイキョクヤルヨ」。‘キャント・バイ・ミー・ラヴ’の後は「キョウモニホンゴガンバリマス」。新曲‘カム・オン・トゥ・ミー’の後は「ナゴヤニキテウレシイ。キョウハサイゴノヨルデス」。‘ラヴ・ミー・ドゥ’が終わると「名古屋ありがとう。今晩来てる人で名古屋に住んでる人は? 名古屋から来てる人叫んで」。「ツギハシンキョクダガヤ」で‘ファー・ユー’。 ‘ヘイ・ジュード’では、コーラスの時に「NA」のボードを観客が上げることも多いが、この日は、「NA goya」の文字も多く見受けられ、ポールが「ナナナナ、ナゴヤ!」と応える場面も。

名古屋観客にあらかじめ色紙が配られており、アンコールでそれをお面のように付けると、ステージ上のポールからは赤い文字で「Japan Loves Paul」のメッセージが送られるようになっていた。11月20日の妻ナンシーの誕生日を少し早めに祝ってか、「誕生日の近い人がいる。皆さんに捧げます」とアンコールには今回の日本ツアーで初めての曲‘バースデイ’を演奏した。

名古屋ホーン・セクションを加え、コーラスを強化するなど、今回のコンサートを観た人には如実に感じられた「フレッシュン・アップ」。
次回のツアーではきっと新たなことに挑戦してくれるに違いない。

最後は中日ドラゴンズのマスコット「ドアラ」の人形と花束を手に、「ありがとう。愛してる。最高の時間だった。美しい国で、大好きなんだ。また戻ってくるね」と言って日本ツアーを締めくくった。

名古屋

ポール・マッカートニー
フレッシュン・アップ ジャパン・ツアー2018
2018年11月8日(木)ナゴヤドーム セットリスト


1. ア・ハード・デイズ・ナイト(ザ・ビートルズ)
2. ジュニアズ・ファーム(ウイングス)
3. キャント・バイ・ミー・ラヴ(ザ・ビートルズ)
4. ワインカラーの少女 (ウイングス)
5. フー・ケアズ (ポール・マッカートニー / 最新アルバム『エジプト・ステーション』収録)
6. ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライヴ(ザ・ビートルズ)
7. カム・オン・トゥ・ミー(ポール・マッカートニー / 最新アルバム『エジプト・ステーション』収録)
8. レット・ミー・ロール・イット (ウイングス)
9. アイヴ・ガッタ・フィーリング (ザ・ビートルズ)
10. 幸せのノック (ウイングス)
11. マイ・ヴァレンタイン (ポール・マッカートニー)
12. 1985年 (ウイングス)
13. メイビー・アイム・アメイズド (ポール・マッカートニー)
14. 夢の人 (ザ・ビートルズ)
15. イン・スパイト・オブ・オール・ザ・デンジャー (ザ・クオリーメン)
16. フロム・ミー・トゥ・ユー (ザ・ビートルズ)
17. ラヴ・ミー・ドゥ (ザ・ビートルズ)
18. ブラックバード (ザ・ビートルズ)
19. ヒア・トゥデイ (ポール・マッカートニー)
20. クイーニー・アイ (ポール・マッカートニー)
21. レディ・マドンナ (ザ・ビートルズ)
22. エリナー・リグビー(ザ・ビートルズ)
23. ファー・ユー (ポール・マッカートニー / 最新アルバム『エジプト・ステーション』収録)
24. ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト(ザ・ビートルズ)
25. サムシング (ザ・ビートルズ)
26. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ(ザ・ビートルズ)
27. バンド・オン・ザ・ラン(ウイングス)
28. バック・イン・ザ・U.S.S.R.(ザ・ビートルズ)
29. レット・イット・ビー (ザ・ビートルズ)
30. 007死ぬのは奴らだ(ウイングス)
31. ヘイ・ジュード(ザ・ビートルズ)

(アンコール)
32. バースデイ(ザ・ビートルズ)
33. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ) (ザ・ビートルズ)
34. ヘルター・スケルター (ザ・ビートルズ)
35. ゴールデン・スランバー (ザ・ビートルズ)
36. キャリー・ザット・ウェイト (ザ・ビートルズ)
37. ジ・エンド (ザ・ビートルズ)

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