自給自足の女vsセレブ女!「科捜研の女18」第7話 銃弾の鑑定数はなんと99発!予告と6話ネタバレあらすじ

2018年12月05日08時00分ドラマ
@テレビ朝日

第7話は、元CA同士が都会のセレブ女と田舎のナチュラリストとしてブログ対決!凶器を探るために鑑定するのは銃弾!その数、なんと99発!沢口靖子「科捜研の女 18」(テレビ朝日、木曜夜8時〜)第7話は12月6日(木)放送!あらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

第6話は、珍しく殺人なしのストーリー。それゆえ、解剖医の風岡先生(若村麻由美)が、「毎度ー」とお菓子の差し入れと、マリコ(沢口靖子)への鑑定書を持ってくるシーンはなかったものの、ほのぼのできる展開であった。以前のシーズンでは、マリコが命の危機を迎える話などもあったが、今シリーズの中でも安心してみれる話。最後のシーンが、マリコによる土門の捕獲!「ドモマリ」を応援しているファンには安定のいいシーンとなっていた。

第6話の劇中、あすか(小池里奈)が口ずさんだ詞は、八木重吉の「うつくしいもの」という詞。この詩人は30歳の若さで病死した詩人。生前はあまり評価されなかったが、太平洋戦争から20年程度経ってから評価が高まった。

第7話は、女同士の争い!都会でのセレブ生活を送る三島絵美里(小沢真珠)と、田舎で自然派生活を送る沢田紹子(高橋かおり)。「牡丹と薔薇」で活躍した小沢真珠41歳と、子役出身で芸歴の長い高橋かおり43歳、マリコ役の沢口靖子53歳と年齢を全く感じさせない美しき女優陣の共演が見もの!

■前回(第6話)ネタバレあらすじ
日本の昆虫学の権威・花森栄一教授(岩松了)が自身の研究室の中で何者かに襲われ、意識不明の重体となった。発見者は、花森とともに附属病院で国語を教えている玲子(渡辺梓)だった。花森の指先からドライジン、ライムなどが検出され、花森が事件前夜にバーでカクテルを飲んでいたことが判明。バー店主の話では花森は女性を伴い、6年前の罪を自白しようと思う、と話していたという。マリコ(沢口靖子)は現場に落ちていた蝶の標本に「2012.9.3 JH 宮内あすか」と書かれていたことを思い出した。

宮内あすか(小池里奈)は、大学附属病院の小児科に入院しているときに支援学級で花森から理科を教わっていた。土門(内藤剛志)とマリコが事情を聞くと、蝶はアサギマダラで6年前に病気の自分を救ってくれたのだという。

6年前、花森の授業で渡り蝶のアサギマダラが無事に新しい世界にたどり着けたら自分も難病を克服できる、との願いを込め空へ放ったというあすか。やがてアサギマダラが種子島で見つかったという報告を受け、生きる力と勇気をもらったという。土門はバーで花森と一緒だったのはあすかではないか、とアリバイを聞くと、あすかは自宅にいたとあいまいに返事をする。

犯人の逃走経路と思われる門に残された指紋から、沖縄の不良グループの元リーダー・平良圭介(三浦孝太)という男が浮上した。平良は6年前に発生した未解決の現金輸送車襲撃事件の容疑者。土門(内藤剛志)は花森が共犯だったのではないかと予想するが、マリコは大学教授の花森がそのような犯罪にかかわるとは思えないという。もし、花森が犯罪に手を染めるとしたら、よほど、金銭に困っているからではないかと、科捜研のメンバーは考えた。

平良は、現在は、おとなしくなって工事現場で働いていた。指紋だけでなく、犯行現場には平良が働いている工事現場にある人口砂も発見されていたのだった。友人の石黒は、平良のことを「最近おとなしくなって…」と不満を漏らしていた。

花森は意識を取り戻すが、犯人の顔を覚えていないという。6年前、あすかの難病を治すための移植資金に4,000万という金額が寄付されていた。現金輸送車襲撃事件の被害額の半額にあたる。寄付金が入っていたバックから南の島にしかない植物の片りんや蝶の鱗粉などが見つかる。あすかが飛ばした蝶と種子島で見つかったという蝶は別物であったこともわかった。種子島で見つかった蝶は花森がマーキングしたものだった。そのことを知っている種子島の民宿の女主人とバーであっていたのだった。

その女主人の証言で現金輸送車襲撃事件と花森は無関係だったことがわかる。バックから見つかった微細な証拠から、平良が寄付したものではないかと疑われる。バックについていた微細証拠について更に調べるマリコ。バックの鱗粉とあすかが保管していたマーキングにつかったペンについていた鱗粉が一致した。あすかが放った蝶は名護市まで飛んでいたことがわかった。

平良はあすかが放った蝶を見つけ、亡くなった母親と同じ病気に苦しむあすかのことを知り、現金輸送車を襲い、そのお金をあすかに寄付したのだった。

教授の首に付着していた繊維片、別の防犯カメラから、石黒の犯行であったことがわかる。平良は現金輸送車襲撃を認めたが、寄付はしていないという。しかし、教授は平良の手首の入れ墨を覚えていた。そして、教授はその人物が襲撃犯であることも知っていた。6年ぶりに平良を見かけた教授は、平良に声をかける。その時一緒にいた石黒は犯罪を暴かれると心配して襲ってしまった。

花森は自分を襲ったのは、平良だと勘違いしていた。あすかの恩人である平良のことを警察に話したくなくて、犯人の顔を覚えていないと嘘をついていたのだった。

土門たちは、平良を護送する際、あすかの店により、平良にあすかとの対面を実現させた。

■第7話あらすじ
セレブの日常を上から目線で語る人気ブロガー、通称“絵美里様”こと三島絵美里(小沢真珠)の射殺体が、とある村の森の中で発見された。マリコ(沢口靖子)らは現場で発見されたライフルの銃弾から被害者の血液を検出。凶器はライフル銃であると予測された。

絵美里は、自給自足の自然派生活を送るブロガー・沢田紹子(高橋かおり)と、どちらの生活が幸せかを、ブログ上で激しく争っていた。また、紹子が暮らす村が、事件の起きた村であり、さらに猟銃まで所持している事が判明。絵美里が「緊急告知!ナチュラリストと初対面!」というブログをアップしていた事からも、事件当日、紹子と会っていた可能性が高いと思われた。マリコらは、ライフルを鑑定するため紹子の自宅を訪ねることに。

紹子は、絵美里が訪ねてきたことは認めるがブログのことを相談されただけで帰ったという。しかも絵美里との関係は古く、同じ航空会社のCAだったという。鑑定のため、ライフルをしまってある離れの倉庫へ移動すると、その道中でマリコを睨む不審な老人(螢雪次朗)を目撃する…。ガンロッカーを開けるも、そこには紹子のライフルはなかった!ロッカーやカギから発見されたのは紹子の指紋のみ。線条痕の照合を恐れた紹子が隠したのか?その後の捜査で紹子と絵美里が殺害の動機ともなりえるような関係であることがわかった。

ライフルや農作物の鑑定で、マリコがつかんだ衝撃の真実とは!?

「科捜研の女season18」はテレビ朝日系列で毎週木曜、夜8時より放送。出演:沢口靖子/内藤剛志/若村麻由美/風間トオル/斉藤暁/渡部秀/山本ひかる/金田明夫/西田健/石井一彰ほか。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日系木曜ミステリー「科捜研の女season18」番組公式サイト

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