塩の取引中止!ダネイホン一本で勝負!「まんぷく」第11週:「まんぺい印のダネイホン!」あらすじと見どころ、予告動画

2018年12月08日13時00分ドラマ
@NHK

第10週を終え、進駐軍からやっと解放された萬平(長谷川博己)達!第11週は、せっかく釈放されたのに塩の取引が中止される!ダネイホン作りに賭ける萬平と福子(安藤サクラ)たちは東京進出へ…NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぺい印のダネイホン!」第11週(12月10日~12月15日)のあらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

第10週は、進駐軍の取り調べが続き、残された「たちばな塩業」もピンチの連続であった。第58話には、そんな萬平(長谷川博己)を助けるために、懐かしい面々が登場。”白馬に乗った歯医者様”だった牧善之介(浜野謙太)や、萬平に無実の罪を擦り付けたこともある加地谷圭介(片岡愛之助)。牧は今では大阪歯科医師会の理事に出世!奥様の恵(橋本マナミ)もきっと安泰な生活を送っているだろうと思える。一方、加地谷は、なんとチンドン屋!「立花君は悪くない!」とピエロ姿で叫ぶシーンは驚き。道化者の哀愁も感じられた。懐かしい面々がでてくると気になるのが、缶詰の人・野呂(藤山扇次郎)。戦地に出征したという話以降、ドラマに出てきていないが、無事に缶詰を持って登場してほしい。

第11週は、たちばな塩業が東京進出へ。なんと、あの真面目一辺倒の萬平がモデルになると!どんなモデルっぷりなのかも見どころの一つ。神部とタカの恋の行方も気になるところ。遠距離恋愛は大丈夫なのか?

来年1月から、ドラマの舞台が池田に移り、新たに登場する追加キャストが発表された。福子が働く喫茶店のマスター役に加藤雅也、その妻役に牧瀬里穂。克子(松下奈緒)と忠彦(要潤)の次女役に深川麻衣。加藤雅也は30年ぶりの朝ドラ出演。牧瀬里穂と深川麻衣は初の朝ドラ。加藤雅也と牧瀬里穂はコテコテの関西弁を使って、言葉を応酬させる夫婦役。その言葉の応酬も楽しみの一つ。

【作品紹介】【「まんぷく」関連・各話あらすじ】

第10週は、日本軍が残していった手りゅう弾を、進駐軍から「クーデター」を起こすためと疑われ、たちばな塩業社員全員が捕まってしまい、残された福子たちがダネイホン作りでなんとかしのぎ、やっとのことで進駐軍から解放されたところまでが描かれた。

ある朝突然、たちばな塩業に進駐軍が踏み込んできた。強制的に家宅捜索が行われ、混乱する福子(安藤サクラ)たちに告げられたのはクーデターの容疑。すると倉庫の床下から大量の手りゅう弾が見つかり、萬平(長谷川博己)をはじめ、全社員が連行されてしまう。残された福子と鈴(松坂慶子)はうろたえるばかり。留置所では萬平たちの取り調べが始まる。雑居棒で監視するのはチャーリー田中(岡崎体育)。日系2世であり、社員たちが口裏を合わせていないかを監視していた。福子は弁護士たちに助けてほしいと依頼するが、全員に断られてしまう。鈴(松坂慶子)は「私は武士の娘です。落ち着くんです」と福子に言うが、実際はどうしていいか困り果てていた。

萬平らの逮捕の知らせを聞き、克子(松下奈緒)と忠彦(要潤)が泉大津に駆けつける。2人に励まされ、福子は萬平が戻ってくるまで、たちばな塩業を守ろうと決意。塩とダネイホン作りを続けることに。しかし、人数も少なく、慣れない作業で納品の遅れが始まっていた。新聞記者がこの件を聞きつけ、記事になってしまう。商工会の三田村も心配するが、手立てがない。

一方、萬平たちは雑居房に押し込められ進駐軍のビンガムとメイから厳しい取り調べを受ける毎日。不安で苛立つみんなの前で監視する謎の日系人看守・チャーリーは、「白人に生まれたかった。日本人は嫌いだ」と言い放つ。萬平たちの雑居房に、泉大津の倉庫を紹介した世良(桐谷健太)も収監される。進駐軍のビンガムが注目するのは発明家・萬平の技術力。新型兵器さえも作れるのでは疑われる。

福子が塩とダネイホン作りを必死に続けていると、近所の人から「社員が海で手りゅう弾を爆発させていたのを見た」という証言が。そこに再び進駐軍が乗り込んできて、海で実際に手りゅう弾で魚が獲れるか実験をする。しかし、魚は全然あがってこない。ビンカムに向って、福子は「夫は絶対にそんなことはしない」と訴える。

萬平はますます追い詰められる。福子も塩の専売局から取引停止をほのめかされたり、ダネイホン作りは原料が不足したり不安がつのるばかり。そんな時、かつて福子や萬平と共に時を過ごした、牧善之介(浜野謙太)や加地谷圭介(片岡愛之助)が萬平はそんな人間ではないと訴えにやってくる。

ビンカムの取り調べで、萬平はダネイホンは利益のためにやっているのではなく、人を救うためと必死に訴える。世良も手りゅう弾を使った漁はたちばな塩業の社員がやっていたのと同じ時間に試してくれと訴える。そんなところに、急な取り調べが神部(瀬戸康史)に入る。釈放を条件に「萬平がクーデターを計画していた」と証言するように求められる。しかし、神部はそんなことは絶対にないと断言。神部のことを心配しているタカに対して、忠彦は「釈放されたら結婚してもいい」と言い出す。驚く克子を前に、タカは喜びでいっぱいになる。

一方、福子と鈴にも進駐軍から取り調べの要請が。進駐軍のビンガムと対峙(じ)した福子は、英語と日本語を取り混ぜながら、なんとか萬平の人となりをビンカムに話す。証拠がないので無実の証明をすることができない。しかし、なんとかビンカムの心に福子の話は届いたよう。面会はできないが、検閲を通ったら手紙を渡してもいいという。そして、検閲の末、雑居房にいる萬平たちに手紙が届いた。社員全員の名前、世良の名前、そして萬平に向かい、今の状況をいたわる手紙だった。留置所にひととき安らぎが訪れた。

大阪経済界の重鎮である三田村会長も直談判をしてくれたが、進駐軍からは無実の証拠がない限り軍事裁判にかけると最後通告が届く、萬平は軍事裁判にかけられることは問題ないが、自分ひとりにしてほしいとビンカムに要請する。萬平の願い、福子の嘆願、周りの人からの熱望が届いたのか、進駐軍はもう一度、魚が浮いてくるかを実験する。すると、魚が次々に浮かんできた。そして、無事に全員釈放され、みんなでご飯を食べるのだった。

【第11週(2018/12/10-12/15)あらすじ】
■第61話(月)
萬平(長谷川博己)たちが進駐軍から釈放されて帰ってくる。しかし喜びもつかの間、塩の専売局から取引停止の連絡が。無実になっても「たちばな塩業」の悪いイメージは払拭できない。立ち尽くす萬平に、福子(安藤サクラ)は「ダネイホン作りに専念すべき」と提案する。「他に競合のないダネイホンなら売れる」と考えたのだ。賛否両論の中、萬平の出す結論とは…

■第62話(火)
ダネイホン作りに専念することにした萬平。同時に販売先の全国展開を狙う。ただそのためには現状の味では難しく、もっと美味しくしないと売れない。早速、ダネイホンの改良を始めるが、すでに色んな食材を試していて、良いアイデアが浮かばない。東京に支社の設置も計画される中、行き詰まった萬平に対して、福子が…

■第63話(水)
東京進出の準備を始めた萬平。店舗となる物件を見つけ、派遣する社員を選別。業務と平行して、夜間学校に通わせてあげようと、戦争中に満足な教育を受けられなかった若手メンバーを抜擢。彼らのリーダーとして神部(瀬戸康史)も。でもタカ(岸井ゆきの)と恋仲の神部は複雑な気持ち。そんな中、東京進出を成功させる切り札として、世良(桐谷健太)が提案したのは…

■第64話(木)
世良の提案でダネイホンを売り出す宣伝広告を作ることに。それは福子がナレーションを、萬平がモデルを務める看板。収録の日、初めての経験に緊張する福子。でも緊張しながらも見事、一発OKで宣伝文句をうたったナレーションを取り終える。ところが問題は萬平。カメラを前に笑顔は引きつったまま。しまいに撮影を拒み始め…

■第65話(金)
東京支社でダネイホンの販売が開始。すると予想を超えた売り上げを記録する。順調な門出に、約束通り、東京支社の若手メンバーを夜間学校に通わせることに。一方、大阪に残されたタカは神部の心変わりを心配。神部はタカを慰めるため、毎晩手紙を書き続ける。そんな時、ダネイホンの偽物が市場で見つかって…

■第66話(土)
ダネイホンの偽物対策で上京する萬平。出発前、福子のお腹に二人目の赤ちゃんができたことがわかり、ニヤニヤが止まらない。久しぶりに再会した東京支社のメンバーたちと今後の展望を熱く語り、希望にあふれる夜、一本の電話が。翌朝、大阪の福子にも電話。この電話をきっかけに、福子と萬平に最大の危機が…

【作】福田 靖
【出演】安藤サクラ,長谷川博己,松下奈緒,要潤,大谷亮平,桐谷健太,瀬戸康史,岸井ゆきの,呉城久美,藤山扇治郎,橋爪功,松坂慶子,中尾明慶,松木賢三他
【語り】芦田愛菜

NHK「まんぷく」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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