若き日の高橋一生が声優!冬もジブリ『耳をすませば』1/11金ロで放送!予告動画

2019年01月11日13時28分アニメ

日本テレビ「金曜ロードSHOW!」にて2週連続冬もジブリは、『風の谷のナウシカ』に続いて今夜1月11日(金)に『耳をすませば』を放送!監督 近藤喜文、脚本 宮崎駿、出演 本名陽子、高橋一生、室井滋ほか!本好きな少女とヴァイオリン職人を目指す少年の青春ストーリー!予告動画は番組公式サイトで公開。

ジブリ作品のなかでも人気の青春ストーリー『耳をすませば』(1995)、繰り返し地上波放送されており、今回で11回!驚くべきは視聴率がすべて2ケタということ。昨年1月に同枠で放送時にはなんと14.5%を記録している。
宮崎駿の右腕として活躍していた近藤喜文がメガホンを取り、本作が監督デビュー作となった。奇しくもこの映画が公開された3年後の1998年、大動脈瘤により47歳という若さでこの世を去った。近藤にとって最初で最後の監督作となった本作をお見逃しなく。

■ヒロイン・月島雫が書いた物語が別の映画に!
『耳をすませば』の主人公・月島雫は作家を目指す少女として描かれている。その雫が後に作家になって書いた話(という設定)が2002年公開のジブリ映画『猫の恩返し』である。『猫の恩返し』の原作も『耳すば』同様、柊あおい。宮崎駿からの依頼で書き下ろした『バロン 猫の男爵』が原作である。

言うなれば『猫の恩返し』は『耳すば』のスピンオフ、という位置づけになる。そのため、両作には猫のバロンとムーンが登場するので『耳すば』を注意深く見ていただきたい。

■あの少年役は高橋一生だった!
『耳をすませば』の主人公・月島雫に思いを寄せる少年・天沢聖司を演じていたのが、現在放送中のドラマ「カルテット」に出演の高橋一生。1980年生まれなので、『耳すば』に出演したのは15歳のとき。まだ声が子どもなので、あの高橋一生と気づく人が少なかった。ここ数年、高橋一生の活躍ぶりが目覚ましく、改めて『耳すば』が注目されている。本作でヴァイオリン職人を目指していた高橋一生が、「カルテット」でヴィオラ奏者になっている。何かの縁を感じずにはいられない。

■あらすじ
本が大好きな少女・雫(本名陽子)は、最近図書館で借りた本に添えられている図書カードに、いつも同じ名前「天沢聖司」があることに気づく。自分と読書の趣味が似ていることで好感を抱く雫。

そんな中、同級生の聖司(高橋一生)と偶然迷い込んだアンティークショップ「地球屋」で遭遇。聖司の無神経な振る舞いに、雫は気分を害する。

その後、図書カードの人が聖司であることに気づきショックを受ける雫。しかし徐々に聖司に惹かれはじめる。聖司は、親の反対を押し切って祖父・司朗(小林桂樹)の指導のもとに、ヴァイオン職人を目指していることを知る雫。聖司がイタリアに短期留学すると聞いて、雫は自分も夢にむかって頑張ろうと思い、物語を書いてみようと試みるのだが…。

【耳をすませば】(1995)
監督:近藤喜文
脚本:宮崎駿
原作:柊あおい『耳をすませば』(集英社刊)
出演:本名陽子/高橋一生/立花隆/室井滋/露口茂/小林桂樹ほか。
『耳をすませば』DVDは好評発売中。

声の出演は本名陽子/高橋一生/立花隆/室井滋/露口茂/小林桂樹ほか。監督 近藤喜文、脚本 宮崎駿。予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。

日本テレビ「金曜ロードSHOW!」番組公式サイト