NHK大河 中村勘九郎「いだてん 東京オリムピック噺」ストックホルムオリンピック開幕!第11話予告動画

2019年03月16日08時00分ドラマ
©NHK

ストックホルムオリンピック開幕!「NIPPON」のプラカードを手に四三(中村勘九郎)、弥彦(生田斗真)は開会式に出席!弥彦は100、200、400メートル短距離走に出場するが…NHK総合「いだてん」17日(日)20時より、BSプレミアム18時より、BS4K午前9時より第11話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

残念なニュースが世間を騒がせた。「いだてん」で金栗四三の足袋を作る黒坂辛作役のピエール瀧が12日、麻薬取締法(使用)の疑いで逮捕された。NHKの発表によると17日放送回(第11話)は通常どおり放送とのこと。以降、黒坂辛作役は代役を立てるのか、脚本を書き直すのか、今後の処遇が検討されている。ちなみにNHKオンデマンドでの見逃し配信は現在、配信停止となっている。

■サブタイトルに工夫あり
すでにお気づきの方も多いとおもわれるが、「いだてん」は毎回、サブタイトルが凝っている。第11話までざっと挙げてみると以下の通り。

第1話「夜明け前」→島崎藤村
第2話「坊っちゃん」→夏目漱石
第3話「冒険世界」→明治後期に刊行された雑誌名
第4話「小便小僧」→上林暁
第5話「雨ニモマケズ」→宮沢賢治
第6話「お江戸日本橋」→民謡
第7話「おかしな二人」→喜劇の題名
第8話「敵は幾万」→軍歌
第9話「さらばシベリア鉄道」→太田裕美の歌
第10話「真夏の夜の夢」→シェイクスピア
第11話「百年の孤独」→ガルシア・マルケス

毎回、話の内容に合ったタイトルが選ばれているのだが、そのセンスが面白い。第12話以降も、どんなサブタイトルがつくのか、楽しみである。

■前回(第10話)あらすじ
ストックホルムに到着した四三(中村勘九郎)、弥彦(生田斗真)、そして大森夫妻(竹野内豊/シャーロット・ケイト・フォックス)。四三たちはストックホルムの白夜に悩まされる。

四三と弥彦は早速練習を始めたが、周囲の外国人選手たちは監督からの的確な指示のもと、複数の選手が一丸となって練習に励んでいる。一方、日本チームは監督である大森兵蔵(竹野内豊)の体調が悪化。四三らは自分たちだけで練習することを余儀なくされた。

弥彦は外国人選手と自分との体格の違いに圧倒され、すっかりモチベーションが下がってしまう。一方、四三は通訳のダニエルとともに、黙々とストックホルムの平原を走り込む。

新聞記者たちは世界記録を持っている四三にばかり注目。弥彦は誰からも注目されなかった。

四三と弥彦は毎朝大森夫妻の部屋を訪ねるが、兵蔵は出て来ない。12日目、とうとう弥彦すら部屋から出て来なくなってしまった。部屋に閉じこもる弥彦は四三に、白夜で不眠なうえ、西洋人と自分との体格差がはずかしい、勝ち目がない、自分は誰からも期待されていないと泣き出す。

そんな弥彦に四三は「期待されてなきゃ気楽でいい。負けて当たり前、勝ったら儲け!」と言って励ます。少しずつ元気を取り戻す弥彦。

兵蔵も徐々に回復し、四三、弥彦、兵蔵、安仁子そろって練習に励む。そして遅れて出発した嘉納治五郎(役所広司)がストックホルムに到着した。

■第11話「百年の孤独」あらすじ
1912年7月、いよいよストックホルムオリンピック開幕。「NIPPON」のプラカードを持ち、弥彦(生田斗真)と四三(中村勘九郎)は開会式に出席した。

競技がはじまり、弥彦は100メートル、200メートル短距離走に出場するが惨敗。好タイムだったが世界の壁は高かった。そして最終種目の400メートルに、弥彦は挑むのだが…。

NHK 3月17日(日)【総合】夜8時より【BSプレミアム】夜6時より【BS4K】朝9時より大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」(全47話)第11話を放送。再放送は【総合】毎週土曜日午後1時5分より、【BS4K】毎週日曜日午前8時より放送。

脚本:宮藤官九郎。出演:中村勘九郎/阿部サダヲ/綾瀬はるか/生田斗真/杉咲花/永山絢斗/勝地涼/橋本愛/竹野内豊/中村獅童/シャーロット・ケイト・フォックス/古舘寛治/森山未來/神木隆之介/峯田和伸/川栄李奈/松尾スズキ/山本美月/田口トモロヲ/宮崎美子/佐戸井けん太/高橋洋/小澤征悦/白石加代子/荒川良々/満島真之介/杉本哲太/大竹しのぶ/池波志乃/平泉成/井上肇/役所広司/ビートたけしほか。

番組公式Twitterアカウントは「@nhk_td_idaten」。第10話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK 大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」番組公式サイト

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