チョン・ジェヨン×チョン・ユミ「ジャスティス-検法男女-」の韓国での評判をレポート!

2019年04月30日20時00分ドラマ
©MBC

リアリティ溢れたストーリー展開が魅力のメディカルサイエンス捜査ドラマ「ジャスティス-検法男女-」の韓国での評判や視聴率推移に関してレポート!公式サイトにて予告動画が公開される。

「ジャスティス-検法男女-」は、韓国MBCにて2018年5~7月に放送された、気難しい変わり者の解剖医ペク・ボムと若々しい新人女性検事ウン・ソルが難解な事件を解決していく、医療・科学・捜査の3つの分野がバランスよくちりばめられたドラマ。「シンデレラと4人の騎士」の脚本家ミン・ジウン、ウォン・ヨンシルと「仮面の王 イ・ソン~」の監督ノ・ドチョルが手がけた。
主演は、「デュエル~愛しき者たち~」「ラスト・チャンス~愛と勝利のアッセンブリー~」の演技派俳優チョン・ジェヨンと、「素晴らしき、私の人生」「イニョプの道」のチョン・ユミ。そしてイ・イギョン(「ウラチャチャ My Love」)、パク・ウンソク(「月桂樹洋服店の紳士たち~恋はオーダーメイド!~」)、ステファニー・リー(「最後から二番目の恋 ~beautiful days」)ら、演技巧者が脇を固めた。

死体や現場に残った痕跡は絶対に逃さない完璧主義者のペク・ボムが死因を特定し、一度見聞きしたことは瞬時に記憶して覚える“フォトメモリー”能力を持つウン・ソルが、その死因をもとに事件の真相を追い解決していく。一見相性が悪いかと思われた二人のコンビネーションが見ていて気持ちよく、どんどんとドラマに引き込まれていく。ウン・ソルが事件の真犯人の推測をするたびに、ペク・ボムが度々言い放つ「小説を書くな」というセリフにも注目だ。

どんな展開になるのか、毎回次の放送が待ち遠しくなるため韓国では人気のある作品となり、視聴率も好調だった。同時間帯に放送していた2PMジュノ主演のSBSドラマ「油っこいロマンス」や、ソ・ガンジュン主演のKBSドラマ「君も人間か?」等をおさえて月火ドラマ同時間帯視聴率1位をキープ。初回視聴率4.5%から次第に上昇していき、最終放送日である第31話と第32話の視聴率はそれぞれ7.7%、9.6%を記録。特に最終回の9.6%は最高視聴率であり、有終の美を飾った。
また主演のチョン・ジェヨンとチョン・ユミは2018年MBC演技大賞でそろってミニシリーズ部門最優秀演技賞を受賞した。

本作品の最終回は続編を匂わせる終わり方であったため(因みにこのオープンエンディングのことを韓国語ではヨルリンキョルマルと言い、韓国映画やドラマでよく見られる傾向にある)、視聴者達は期待と興奮をあらわにした。公式番組サイトのコメント欄には「シーズン2も絶対にお願いします」といった熱いメッセージが多く見られた。その甲斐あってか、続編「検法男女 シーズン2(原題)」が韓国で2019年6月より放送開始予定であり、現在韓国の視聴者たちの間ではまたもや話題沸騰となっている。

韓国にはこの手のミステリーや犯罪捜査ドラマは多く存在するが、本作品は実際に起こった事件たちを題材として、脚本家の緻密な資料捜査により具現化したリアリティ溢れたストーリー展開が特徴であり、他の作品とは差別化された魅力といえるだろう。解剖シーンなどは苦手な人もいるかもしれないが、それを上回る迫力と面白さがあるので、是非ともチャレンジしてもらいたい。

■あらすじ
念願の検事として、初めて事件を担当する事になったウン・ソル。ところが無残な遺体を目にした瞬間、ショックを受けてしまう。パニックになり、現場を荒らしてしまったソル。その現場を目撃した解剖医のペク・ボムから厳しく叱責されてしまうのだった。一方、被害者の司法解剖を行う事になったボムだが、ある事実に気づき、ひどく動揺してしまい…。

公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「ジャスティス-検法男女-」を2倍楽しむ】