チョン・ヘインも出演!「刑務所のルールブック(原題:賢い監房生活)」ここが見どころ!:応答せよの制作陣がタッグを組んだ感動作!

2019年05月07日21時30分ドラマ
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「刑務所のルールブック(原題:賢い監房生活)」は、韓国tvNにて2017年11月~2018年にかけて放送された作品、スーパースターが一夜にして犯罪者となり刑務所にやってくる、という一見暗いテーマながらも、視聴者に多くの希望を与えた極上の感動ヒューマンドラマだ!ここではドラマの見どころをご紹介、なお、本作は6月4日(火)よりTSUTAYAにて先行レンタル開始、6月7日(金)にDVD-BOX1、7月5日(金)にDVD-BOX2が発売予定で、YouTubeにて日本版予告動画も公開している。

★「応答せよ」ファンには必見!

刑務所という最悪な状況を背景に、よくぞここまで心温まるヒューマンドラマを生み出すことができるなと、このような作品に出会うたび、韓国ドラマの素晴らしさを再確認させられる。
まず惹きつけられるのは、かの有名な「応答せよシリーズ」を世に送り出したシン・ウォンホPDをはじめ、そのスタッフ陣が制作したドラマだということ。
「応答せよシリーズ」でもそうだったが、本作品にはいわゆるトップスターといわれる花形俳優がいない。それなのに、これほどまで感動的な作品に仕上がったのは、シン・ウォンホPDの天才的な手腕と制作陣の力、そして、卓越した演技力を持つ個性派俳優たちが集結したからこそのなせる技だったのではないか。
また、ソン・ドンイルを初め、チェ・ムソン、ユ・ジェミョン、キム・ソニョンなど、「恋のスケッチ~応答せよ1988~」に出演していた俳優たちも多数出演していて、双門洞(サンムンドン)の親たちの顔をそこかしこに見ることができる。
テク(パク・ボゴム扮)の父親役を演じていたチェ・ムソンが、劇中「俺は若い頃、パク・ボゴムに似てると言われてたんだ!!」と豪語するシーンには爆笑。
「応答せよ」シリーズで使われていた羊の「メェ~~~♪」という鳴き声が、本作品では「ピ~ピョロロ~♪」という小鳥の鳴き声になっているのも笑える。
じんわり泣かされた直後の「ピ~ピョロロ~♪」には、まさに笑いと涙の振り幅が大きい「応答せよ」を彷彿させるので、応答せよファンには必見だ。

★年下男子代表格チョン・ヘインも出演!

「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」で年下男子としての人気を博したチョン・ヘインも本作品の中盤から出演し、好印象を残している。
韓国での放送順でいうと本作品のほうが「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」よりも先になるので、2015年に放送された「応答せよ1988」で、パク・ボゴムをトップスターへと導いたシン・ウォンホPDが、チョン・ヘインという原石をもいち早く発掘していたのかと思うと、その点でも鳥肌モノだ。
(「恋のスケッチ~応答せよ1988~」で、ドクソンの初恋相手を演じていたのはチョン・ヘイン)

なお、本作品の主演を務めるのは、演劇とミュージカルで活躍し、「六龍が飛ぶ」や「武神」への出演で確かな演技力が話題を呼んだパク・ヘス!そして、主人公ジェヒョクを支える親友ジュノ役には、「ごめん、愛してる」でソ・ジソブの恋敵を演じたチョン・ギョンホが抜擢。
野球以外はからっきしダメ男のジェヒョクと、実直な刑務官で親友でもあるジュノとのブロマンスも見どころの一つだ。
パク・ヘス扮するキム・ジェヒョクを軸に、ストーリーは進んでいくが、収監されている仲間たち(仲間と表現してよいのかわからないが)それぞれのエピソードにも次々と泣かされ、彼らは犯罪者である前に人間なんだということを考えさせられる。
主人公ジェヒョクの裏表のない人間性が静かに心に響き、獄中でありながらも、彼の真っすぐな生き方に何かを感じ再生していく罪人たち。人間扱いされてこなかった不遇な収監仲間の心にも温かさが灯る。
また、第55回百想芸術祭賞でテレビ部門作品賞に輝いた「マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~」にも出演したパク・ホサンやWINNERのカン・スンユンなど、個性豊かなキャラクターからも目が離せない。

★あの悪役も!?魅力溢れる強面の刑務官たち

本作は個性的な囚人たちで溢れているが、刑務所内で彼らを監視する刑務官らにも注目してほしい。
前述したジェヒョクの学生時代からの親友であるジュノ(チョン・ギョンホ扮)も実直な刑務官なのだが、特筆すべきはチョン・ウンイン扮するペン刑務官だ。
チョン・ウンインといえば、「奇皇后」や「君の声が聞こえる」など、数多くの作品で超ド級の悪役を演じている俳優で、韓国ドラマにおける悪役の代表といっても過言ではない。
時代劇から現代劇、数多くの韓国ドラマの中で、悪役を演じればこの人!と言われるほど、これまでドラマ中で何百人もの人を殺してきた?チョン・ウンインが、今回は罪人を監視する側の刑務官を演じているのだから、このギャップに心を鷲掴みにされてしまうのも頷ける。
とにかく、チョン・ウンインと囚人たちとの繋がりには号泣必至。その辺りは、ぜひ、本編を見て確認してほしい。

数々の感動を与えてくれる本作ではあるが、この作品が秀逸なのは単なる感動作として終わらせるのではなく、厳しい現実を随所に見せつけてくる点だ。
やはり刑務所は刑務所であり、犯罪者が収監される場所なのだということも、まざまざと見せつけられる。
「感動、ユーモア、現実」の見せ方が絶妙なバランスで成り立っている「刑務所のルールブック(原題:賢い監房生活)」の魅力を語り出したらキリがない。
恐らく、筆者が気付いていない隠されたお宝シーンも数多くあることだろう。それがシン・ウォンホPD作品の奥深さでもあるのだ。
そんな“宝さがし”のような傑作「刑務所のルールブック(原題:賢い監房生活)」をご覧になって、ぜひ、皆さんのお宝シーンを発掘していただきたい。

■あらすじ
メジャーリーグ進出を目前に控えた韓国野球界のスター選手キム・ジェヒョク(パク・ヘス)は、妹に乱暴を働こうとした男を捕まえようとして重傷を負わせてしまう。誰もが正当防衛が認められると信じていたが、ジェヒョクを待っていたのは、まさかの実刑判決だった。西部刑務所に移送されたジェヒョクは、殺人罪の元ヤクザ キム・ミンチョル(チェ・ムソン)、麻薬におぼれる財閥2世ユ・ハニャン(イ・ギュヒョン)、詐欺罪の元エンジニア カン・チョルドゥ(パク・ホサン)、傷害致死罪での元陸軍大尉ユ・ジョンウ(チョン・ヘイン)など個性豊かな面々と同室となる。親友で刑務官のジュノ(チョン・ギョンホ)と面会に訪れる元恋人のジホ(クリスタル)を心の支えに刑務所での生活をスタートさせるが…。

■キャスト
キム・ジェヒョク役:パク・ヘス「六龍が飛ぶ」「青い海の伝説」
イ・ジュノ役:チョン・ギョンホ「ミッシングナイン」「純情に惚れる」
キム・ジホ役:クリスタル(f₍x₎)「ハベクの新婦」「相続者たち」
ユ・ジョンウ役:チョン・ヘイン「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「あなたが眠っている間に」

■DVD-BOX ⇒DVD・OST・関連書籍・公式グッズなど一覧表示
全32話版
発売日:(BOX1)2019年06月07日(金)、(BOX2)2019年07月05日(金)
価格:16740円(税込)/15500円(税抜)
特典映像:ehind Story ① (仮)他
発売元:ストリームメディアコーポレーション
販売元:TCエンタテインメント

Youtube予告動画

kandoratop【作品詳細】【「刑務所のルーツブック」を2倍楽しむ】