【落語】空前の落語ブーム到来!?令和元年、落語を聞くなら春風亭一之輔を逃すな!関連動画

2019年05月15日21時00分芸能
出典:春風亭一之輔公式サイト

【古典芸能・演芸】NHK「超入門!落語THE MOVIE」や「昭和元禄落語心中」「落語ディーパー!」など落語番組が増えてきた今日この頃!江戸時代から続く古典芸能・落語は、古くて高齢者が楽しむものと思ったら大間違い!21世紀の今だからこそ落語を聞こう!おすすめの落語家として筆頭に上がるのが春風亭一之輔!関連動画はYouTubeで配信。

「落語」というと、おじいさん、おばあさんが聞くものとか、「笑点」でやっている大喜利のことだと思っている人が少なくない。落語とは、決して古くさいものではない。むしろ斬新すぎる、アヴァンギャルドな芸能なのだ。

立川談志が死んで7年。以降、誰もが知る落語家といえば「ガッテン!」でお馴染みの立川志の輔や昨今情報番組やバラエティ番組で活躍する立川志らく、「下町ロケット」に出演した立川談春や笑点メンバー(春風亭昇太/三遊亭好楽/三遊亭小遊三/三遊亭円楽/林家三平/林家たい平)を思い浮かべる人が多いだろう。

もちろん、こういう超人気者の落語会はどこも超満員。特に地方ではテレビに出ているタレントの会として人気を博しているが、落語好きな人たちに支持されているかというとちょっと違う。

テレビタレント、俳優としての人気ではなく純粋に落語家、噺家として絶大な支持を得ているのが春風亭一之輔。1978年生まれの41歳。2012年、脅威の21人抜きで真打に昇進。200を越える持ちネタは人情噺から滑稽噺まで、幅広いレパートリーを持つ。

年間1,000席以上の高座をこなし、まさに当代きっての人気者。昨今は、日本のみならず海外公演も精力的に行っている。

一之輔の魅力はなんといってもその軽妙な語り口。聞いているとすぐ、一之輔の世界観に引き込まれてしまう。40代といえば落語家としてはまだまだヒヨッコ扱いだが、若いからこそテンポよい語りに多くの若者が引き込まれている。一之輔の独演会に行けば、20代、30代、40代といった若い客層で特に女性が多いことにも驚かされる。

落語って古くさい、漫才やコントのほうがスピーディーで面白い、なんて思ってアナタ!一度ダマされたと思って一之輔の落語を聞いてみてほしい。今を生きる現代人に向けた21世紀の落語がそこにある。

春風亭一之輔に興味をもったらぜひ一度、一之輔の落語を聞いていただきたい。公式なものではないが検索すればYouTubeにたくさん動画があがっている。また、書籍もたくさん出していて、近著は今年2月に刊行された『師いわく』(小学館)というエッセイ本。また、6月には『春風亭一之輔のおもしろ落語入門 おかわり!』(小学館)が刊行される。

春風亭一之輔公式サイト
春風亭一之輔公コメント動画(YouTube)

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