沢口靖子「科捜研の女19」第6話 後妻業の女・聡美vs科捜研の女・マリコ!予告動画と第5話ネタバレあらすじ

2019年05月17日09時23分ドラマ
@テレビ朝日

沢口靖子主演の「科捜研の女season19」第6話は、後妻業の女が容疑者!マリコに暴言を吐いて敵意をむき出しに!そんな後妻業の女・聡美に科捜研の女・マリコが立ち向かう!5月23日(木)夜8時よりテレビ朝日にて「科捜研の女season19」第6話放送!予告動画は番組公式サイトで配信。

16日放送の第5話はベトナム戦争で心にも傷を負った米国人の話であった。50年前の衣類から微量な硫化銀を見つけて当時の犯人を特定するのも科学技術が進んだ現在だからできることだと思われた。そして、第5話に登場したのは、”エルドビア共和国とルベルタ共和国の紛争”だ。テレビ朝日の「科捜研の女」シリーズや「相棒」シリーズのシリーズファンなら敏感に反応してしまうこの2つの国の名前である。どちらのシリーズでも、紛争地域などが話題になるときにはこの両国を使っている。もちろん架空の国であるが、紛争の話題では登場する国なので、今回もTwitterなどのトレンドワードとしてあがっていた。

第6話は、現在、話題となっている”後妻業”の女が容疑者となる。2019年冬ドラマ「後妻業」で、主役を務めたのは木村佳乃だったが、「科捜研の女19」第6話で後妻業の女を演じるのは、鶴田真由だ。鶴田真由は木村佳乃と同じく成城学園出身であり、木村佳乃の先輩にあたる。後妻業という同じ役柄を後輩・木村佳乃よりもリアルに演じるかも楽しみである。そして、その鶴田真由演じる後妻業の女・聡美は科捜研の女・マリコに敵対心旺盛な態度で接する。二人の攻防戦もみどころの一つである。

■前回(第5話)ネタバレあらすじ
焼けた廃倉庫の中から、全身が炭化した遺体が発見された。榊マリコ(沢口靖子)らの鑑定の結果、70歳過ぎの白人男性とわかる。犯人は被害者を薬で眠らせた上で、倉庫に火を放ったようだった。また、現場の近くで古いモノクロ写真が落ちているのが見つかった。そこには、日本人の青年2人とセーラー服の日本人少女が写っていた。

遺体の頭蓋骨をもとに、マリコは被害者の“復顔像”を作成。その画像を手に土門刑事(内藤剛志)らが聞き込みしたところ、殺された白人男性は事件当日、京都市内の土産物店で抹茶クッキーを購入していたことがわかった。その後、投資会社社長・平松恭一郎(寺田農)に面会を求めていたことがわかる。

現場付近に落ちていたモノクロ写真の分析を進めた結果、写されていた場所が特定され、写っていた青年のひとりが、京野菜農家の後藤了胤(大出俊)であることまでわかった。後藤は1968年、自身の生家である寺の境内で何者かに刺されて重傷を負った過去があったが、犯人は見つからず事件は迷宮入りしたという。刺された当時大学聖だった後藤は犯人の顔は見ていないといい、遠い昔の話と語る。

謎が深まる中、土産物店には平松の妹・及川さくら(中田喜子)が勤めていた事実が浮上した。さくらは平松恭一郎の妹だった。さくらはリチャードとは文通で知り合ったことを話す。高校生だったさくらが始めた文通に兄の恭一郎が入り込んできて、二人で共通のサリンジャーの話など勝手に文通を進めてしまったと話す。そして、現場近くに付着していた繊維片からさくらがそこにいたのではないかと詰め寄るも、そんな着物を持っている人は大勢いるとさくらはしらを切る。

一方、リチャードが泊まっていたホテルがわかる。部屋は荒らされ、争うような物音がしたことから、何者かに襲われ睡眠薬をかがされ、現場に放置されたという見方が強くなった。リチャードの家族を連絡がついたところ、リチャードはエルドビアで働いていたことがわかった。恭一郎はエルドビアの抗争で一儲けしようとしていた。また、風岡(若浦真由美)の調べで、リチャードはベトナム戦争で負傷した可能性が強いこともわかった。

50年前後藤がさされた時のジーンズを調べたところ、硫化銀が微量に見つかった。さくらは吹奏楽部でフルートを拭いていたので、硫化銀を付けたのはさくらではないかとマリコは推理した。後藤を刺す動機はないが、リチャードを刺す理由はあった。リチャードは脱走兵だった。後藤、恭一郎、さくらはリチャードを後藤の実家で匿っていたのだった。しかし、リチャードは脱走兵の汚名がつくことを恐れ、最終的に軍に戻ろうとしていたのだった。それを阻止しようとしてさくらはリチャードを刺そうとした。しかし、暗闇の中、誤って後藤を刺してしまったのだった。さくらは、半世紀ぶりに訪ねてきたリチャードを再度逃してしまったと思い、思い出の河原にいったところ、火事を目撃した。現場から逃げようとした男とぶつかったといい、その着物を分析したところ、塗料がみつかり、放火犯の山田が見つかった。山田は放火は認めたものの、誰もいないことを確認して火をつけたという。

再度、リチャードの泊まっていた部屋をしらべる科捜研のメンバーたちは、リチャードが戦争のPTSDからのパニックを引き起こしたと想像した。睡眠薬の成分と思われていたのはパニックをおさえる薬の成分だった。

恭一郎の元へ、さくらと共に向かったマリコと土門は、リチャードについて話を始めた。リチャードはベトナム戦争で心に重いストレスを負った。その後、落ちつき、エルドビアで仕事をしていたが、最近、エルドビアがルベルタ共和国と戦争になったことをテレビで知り、再び酷いパニックを起こしてしまった。ホテルの部屋で自分自身で暴れたところで、薬を飲んでから外出した。思い出の河原にいき、火事になっている小屋をみつけ、戦争を思い出して、発作的に自分から飛び込んだのだろうと。炎の中になにを見たのだろうとさくらは言った。半世紀ぶりに「再び会おう」という約束を果たしにきたリチャードのことを考えた恭一郎の元へ部下がエルドビアの紛争でもうけを出そうというが、恭一郎は何も言わなかった。

事件解決後、マリコと土門は屋上で話をするが、マリコは「リチャードは殺されたと思う」と戦争の重みを考えて話をした。

■第6話あらすじ
80歳の資産家・森留蔵(上村厚文)が、自宅で死んでいるのが見つかった。臨場した榊マリコ(沢口靖子)は、病死と決めつける40歳年下の妻・聡美(鶴田真由)に疑念を抱く。

実は、聡美は過去3回、資産家の高齢男性と結婚し、いずれの夫も不審死を遂げた疑惑の女だった。4年前、スーパーマーケットチェーンの経営者だった前夫が謎の死を遂げ、莫大な遺産を相続したときは連日のようにワイドショーで取り上げられていた。

聡美によると、留蔵が死亡した日は故郷の横浜に戻っており、翌日の午後に帰宅したところ、夫はすでに絶命していたという。マリコたちの鑑定の結果、遺体の血中から毒物は見当たらなかったが、風丘早月(若村麻由美)が見つけた頭部の皮下出血、つまりたんこぶの中の“凝血”から睡眠薬の成分が検出され、一転、毒殺事件であることが明らかになる。

そんな中、10年前に留蔵と離婚した前妻・森弘子(姿晴香)が、死亡推定時刻に留蔵のもとを訪ねていた事実が浮上!しかし、聡美への疑惑を払拭できないマリコは、彼女の過去の夫たちの死を調べなおすことに…。そんなマリコに、聡美は「不幸な女」「あなたはブスね」と暴言を放ち、敵意をむき出しにするが…!?果たして彼女の過去3回の結婚相手の不審死は、彼女の犯行によるものなのか…!?そして、今回の事件の真相は…!? マリコが最新科学で“後妻業の女”の真相を暴く!

テレビ朝日系 4月18日(木)夜8時より木曜ミステリー「科捜研の女season19」がスタート。出演:沢口靖子/内藤剛志/若村麻由美/風間トオル/斉藤暁/渡部秀/山本ひかる/金田明夫/西田健/石井一彰ほか。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「科捜研の女season19」番組公式サイト
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