パク・ボゴム(ボーイフレンド)とチョン・へイン(よくおごってくれる)!二大“年下男子”の魅力を徹底深堀!

2019年05月29日17時00分ドラマ
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韓国だけでなく日本でも大人気俳優であるパク・ボゴムとチョン・へイン、二人がそれぞれが「ボーイフレンド」「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」で演じた「年下男子」の魅力に迫る!以下のYoutubeなどで予告動画が視聴できるので参考にされたい。

2018年韓国で全ての年上女性を虜にした超話題作「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」、そして昨年末超ビッグカップルのキャスティングが話題となった「ボーイフレンド」をドラマのストーリーや特徴等も交えて紹介。

■ドラマあらすじ
「ボーイフレンド」は、ホテルの代表というキャリアを持つ女性(ソン・ヘギョ)と、そんな女性に純粋で無垢な姿で接する年下の男性新入社員(パク・ボゴム)という、ありがちなシンデレラストーリーと立場を逆転させた物語が特徴。設定としてはいかにもドラマらしい(現実的ではない)が、だからこその美しい愛が描かれており、視聴者はその美しい世界観に浸りながら、まるで芸術作品を鑑賞するかのごとく見れる作品。パク・ボゴムは果物屋の長男で、ホテルに新入社員として入社するキム・ジニョク役を演じる。

一方で「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」は、“ただの幼馴染”として過ごしてきた2人の男女が大人になって再会し恋に発展していくという、平凡な男女を描いた胸きゅんラブストーリー。どこにでもいそうな主人公二人が恋に落ちた時の気持ちの些細な変化や表情を、これでもかというほどリアルに表現した本ドラマ。チョン・へインとソン・イェジンの二人のナチュラルな演技も相まって、視聴者達も自身の経験に当てはめ共感しながら見る事ができた、今までになかったドラマ。私もこんな彼氏が欲しい!と誰もが思い、チョン・へインが一気にスターへの仲間入りを果たしたきっかけとなった作品。

ちなみにカップルの年齢差に関してだが、元祖年下男子ブームを引き起こした「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」カップルはソン・イェジン82年生、チョン・へイン88年生で6歳差であるのに対し、「ボーイフレンド」カップルはソン・ヘギョ81年生、パク・ボゴム93年生で何と12歳差!!こうして見るとパク・ボゴムが断トツで若く、「ボーイフレンド」のキャスティングが決まった時には、豪華共演というだけでなくその年齢差に関しても大きな話題となった。

■「ジェントルマン」対「いたずらっ子」?
二人の年下男子を見て個人的に感じたイメージだ。それぞれのドラマの世界観がかなり異なるため、同じ「年下男子」といっても、印象がかなり変わってくる。
まず「ボーイフレンド」でパク・ボゴム演じたキム・ジニョクはどこまでも誠実で純粋で紳士的。自分が新入社員、相手のチャ・スヒョン(ソン・ヘギョ)がホテル代表であり、上司・部下の関係のため当初はお互い敬語で話していたが、距離が近づき打ち解けていっても、ジニョクの紳士的な態度は崩さない。ジニョクのどんな時でも相手を思いやり、相手のために立ち向かうという姿は正に誠実な男!優しさの塊!また、このドラマ全体を通して言えることでもあるが、彼のあらゆるセリフがロマンチック。果物屋の長男という一般家庭で育った彼だが、立ち振る舞いを見ていると疑問に思ってしまうほど。
主人公二人ともあまり感情的にならず(激しい表現はせず)、例えるなら穏やかな波のような、静かで美しい二人の恋愛模様が描かれている。そのため時にこれは本心?我慢しないで、もっと自分を出せば良いのに!と思うこともあるが、だからこそふとした瞬間に見せる感情がより一層ぐっと伝わってくる。

一方「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」でチョン・へイン演じるソ・ジュニとソン・イェジン演じるユン・ジナはもともと幼馴染同士という身近な存在であったため、昔からのノリでとてもカジュアルな接し方。小学生男子が好きな女の子にちょっかいを出すようなイメージが近い。また好きだけど関係が崩れるのが怖くて一歩が踏み出せないといった悩みは、視聴者も実際に経験したことがあるのでは?ジュニがジナに告白したいけどうまく言い出せず、「またごはんおごってくれる?」とおねだりするシーンは、視聴者の誰もが「私がおごってあげる!」と叫んだはず。何ともリアルな演出や脚本、そしてチョン・へインのナチュラルな演技が相まって、視聴者はドラマということを忘れ自分の境遇に置き換えて見ることができた。
本ドラマはヒロインのジナが、35歳にしては少し頼りなくて子供っぽい性格であり、その点は「ボーイフレンド」のヒロインスヒョンとは大きく異なる点。そのため、ジュニは彼女に振り回される事が多いが、彼は年下ながらも時にはお兄ちゃん、時には親のように接して彼女を助けてあげる。それがチョン・へインの「年下男子」としての魅力であるが、何度も続くとさすがに見ているこちらも少しもどかしく、チョン・へイン優しすぎ!彼女にベタ惚れすぎではないか?!と思ってしまう場面もあるのだが、それも含めて正に“リアルな男女の恋愛”ではないか。恋愛によって変化・成長する二人の精神面もリアルに描かれているため、その過程として最後まで通してじっくり味わってほしい。

■二人の「年下男子」それぞれ一番の見どころ
どちらも魅力があふれすぎて、一言では到底言い表せないのだが、敢えてそれぞれの魅力を簡単にまとめてみた。まず、「ボーイフレンド」のパク・ボゴムは「初々しい新入社員→大人の男へ変身」と言えるのではないか。韓国語で반전(パンジョン)という単語があり、反転やどんでん返し、ギャップ等の意味で使われるが、このドラマでのパク・ボゴムは正にこの言葉がぴったり!前半と後半で同じ人なの?!というくらいギャップを見せてくれ、ファンだけでなくすべての女性が大満足間違いなし!顔を真っ赤にして酔っ払ったり、ネクタイが一人でうまく結べなかったりと、序盤はただただ放っておけない年下男子の姿を見せ、可愛さを前面に押し出したパク・ボゴム。それが中盤からは一転、次第に大胆になり、大人の男の魅力を見せてくる…。特にキスシーンはセクシーすぎてびっくり。何としても彼女を守りたいという、年下ながらも真の男の姿を見せるパク・ボゴム、是非とも楽しんでもらいたい。

対するチョン・へインは、やはり何といっても「彼女を見つめる表情」だろう。胸きゅんシーンが多すぎて挙げるのが難しいほどだが、全体を通して言えるのが、彼の好きな女性を見つめる表情が何ともキュンとくるということだ。どちらかといえばジュニは、年下ながらもしっかり彼女をサポートしてあげたいというタイプ。その男らしい行動とは相反する、ベビーフェイスに優しい表情という組み合わせはもう反則!この役はチョン・へインしか務まらない!!!ジナを見つめる際に、ちょっと顔を傾けることが多く、その優しい眼差しがとっても魅力的で、このドラマ最大の魅力ポイントだと言えるだろう。どんなシーンでも、彼の一挙手一投足を見逃さないでほしい。

■美しい映像・音楽
最後にドラマ全体に関することだが、2つの作品に共通して言えることは、映像や音楽が美しいこと。「ボーイフレンド」ではキューバロケが行われ美しい風景が見れるだけでなく、絵画などが多く登場し、またセリフに詩が引用されることも多い。これらが相まって、ドラマ自体が芸術作品のように繊細に美しく作られている。一方「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」もまた、まるで映画のような独特の雰囲気のシーンや、音楽が特徴的。このドラマでは「傘」がドラマのキーアイテムとなっており、雨のシーンが多く登場するが幻想的な雰囲気がとても美しい。またトム・ハンクスとメグ・ライアン主演の映画『めぐり逢えたら』でも使われた60年代の大ヒット曲「Stand By Your Man」をはじめとしたオールドポップスやメインテーマ「Something in the Rain」の美しい旋律も作品の世界を盛り上げる。

年下男子に癒され、美しい映像や心地よい音楽にも癒される2つの作品。またここで紹介しきれないほど、どちらの作品も細かい部分まで見逃せないポイントが多く、人によってはまるポイントが変わるかも?是非とも両作品とも見比べて、自分だけのお気に入りシーンを見つけて欲しい!

どちらも【2倍楽しむ】コーナーで、ドラマの魅力や、各話のあらすじと見どころ、ロケ地や豆知識をまとめている。ここではDVDのリリースや日本で放送・配信情報も紹介しているのでチェックをお忘れなく。5月現在、「ボーイフレンド」はMnetにて、「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」はBSテレ東(GYAO!で無料配信中)にて大好評放送中だ。

「ボーイフレンド」予告動画

【作品詳細】【「ボーイフレンド」を2倍楽しむ】

【作品詳細】【「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」を2倍楽しむ】

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