新世代中国アーティスト“STOLEN”今夏日本で石野卓球のリミックス音源を含むアルバムでデビュー決定!トレーラー公開中

2019年06月07日19時00分音楽

電気グルーヴをドイツ、ヨーロッパに導いた伝説の男、マーク・リーダーが見出した新世代中国アーティスト、“STOLEN(ストールン)”が、この夏日本でアルバムデビュー決定した!トレーラー公開中。

ダークでミステリアスな、テクノとロックのミクスチャーサウンドが、ヨーロッパのアンダーグラウンド・シーンで注目を集める、中国のインディーズバンド“STOLEN(ストールン)”が、今年8月、日本でデビュー・アルバム「Fragment(フラグメント)」をリリースすることが決定した。

S“STOLEN(漢字表記では“秘密行動”)”は、中国で今最も刺激的な音楽シーンのひとつとして知られる四川省の省都・成都(せいと)を拠点に活動する、平均年齢26歳の5人の中国人と1人のフランス人で構成されるバンド。インディーズバンドとして中国国内での数多くのライブ・ツアーを積み重ねた後、2016年に初めての海外ライブとしてフランス<Trans Musicales Festival>に出演、2017年、フランス<SAKIFO Music Festival>に出演、2019年にはアメリカ<SXSW>に招かれるがビザの問題で入国することが許されなかった。謎多き中国のインディーズシーンから全世界デビュー・アルバムとなる『Fragment(フラグメント)』はドイツベルリンの伝説的レーベル「MFS」のオーナーMark Reederがプロデューサーとなり、成都にある彼らのホームスタジオとベルリンのスタジオでレコーディングされた。テクノやロックといったカルチャーを独自に吸収したそのサウンドやライブステージ、アートワークは、中国の若者から人気を集めるポストロック〜ダークウェイブの旗手として、その注目は世界中へと拡がっている。



デビュー・アルバム「Fragment(フラグメント)」のプロデューサーは、イギリス、マンチェスター生まれの音楽プロデューサー、ミュージシャンである、Mark Reeder(マーク・リーダー)。

マーク・リーダーは、70年代当時、ジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスや、マッドチェスター・ムーヴメントを巻き起こしたファクトリー・レコードのオーナーでナイトクラブ「Hacienda(ハシエンダ)」の創始者、トニー・ウィルソンと親交の厚かった人物。ニュー・オーダーにも多大な音楽的影響を与えており、マーク・リーダーの存在がなければ、ニュー・オーダーの名曲「Blue Monday」も生まれることはなかったと言われている。

また1990年にベルリンで立ち上げた音楽レーベル<MFS>は、ポール・ヴァン・ダイクや、エレン・エイリアンら世界的なスターDJを輩出した伝説的エレクトロニック・ミュージック・レーベルとして知られているが、実は、電気グルーヴの作品を初めてヨーロッパへ向けてリリース(1995年のヒットシングル「虹」をリリース)したレーベルであり、マーク・リーダーは、電気グルーヴと石野卓球がその後ヨーロッパでのキャリアを築くきっかけを作った重要人物でもある。

STOLENを中国で見出したマーク・リーダーは「ニュー・オーダー以来の衝撃を受けた」と語り、2007年に活動を停止していた<MFS>レーベルを再び活性化することを決意、STOLENのデビュー・アルバム『Fragment』をプロデューサーとして完成させた。

T日本では今年8月に、アルバムをリリースすることが決定。マーク・リーダーと石野卓球のリミックス音源を含む全13曲を収録したアルバム『Fragment』をU/M/A/Aよりリリースする。

また、STOLENは10月にスタートする、ニュー・オーダーのライブ・ツアーに、スペシャルゲストとして参加することも決定しています。アルバムのリリースに先駆け、先行配信なども行う予定。今後の動向に注目したい。

STOLEN Trailer for Japan

【バンドメンバー】
Vocals/Synth:Liangyi
Guitar/Keyboard/Samples/Vocals:Duanxuan
Guitar/Vocals:Fangde
Bass:Wu Junyang
Drums, Percussion:Yuan Yufeng
VJ:Formol

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