「不滅の恋人」第17話あらすじと見どころ:密書を武器に反撃開始!豆知識:恋路を邪魔するヌルンジ

2019年12月06日23時26分ドラマ
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母アン氏(キム・ミギョン)は、クッタン(ムン・ジイン)を道案内にドゥクシク(ハン・ジェソク)と共にチャヒョン(チン・セヨン)に会いに山寺に出向く!そしてそこでイ・フィ(ユン・シユン)を見て驚く!韓国ロマンス時代劇「不滅の恋人(大君~愛を描く~」(全20話)NHK総合にて放送の12月8日(日)放送の第17話の詳しいあらすじと見どころ、豆知識をご紹介、番組サイトで予告動画が公開されている。

以下、詳しいあらすじを知りたくない方は見どころをご覧になり、あらすじは視聴後の確認用にどうぞ。また【「不滅の恋人」を2倍楽しむ】には、時代背景や実在の人物紹介、取材会や直前番組の再現レポートなどまとめている。



■第17話
2人で逃げるようにというチャヒョンの母アン氏に、イ・フィはチャヒョンを逃亡者にしたくないと告げ、チャヒョンは今でも幸せだと言う。
アン氏の前でチャヒョンへの深い愛と決意を語るイ・フィ。粗末な作務衣姿でもチャヒョンの顔が輝く。部屋の外でドゥクシクとクッタンの恋愛談義もお聴き逃しなく。果たしてドゥクシクはクッタンに愛の告白ができるのか?

イ・ガンは、宮殿に迎えた女真族の使節団の長を殺してしまう。大王大妃シム氏が前代未聞の蛮行を叱責するが、イ・ガンはイ・フィの復讐をしたまでとうそぶく。政は臣下たちと協議しながらせよというシム氏に、臣下の国ではなく強い王の国を作るとイ・ガン。
使節団の宿泊する部屋を調べ、かつて自分が王座に就くために行った裏取り引きの証拠となる密書を探させるが、結局密書は見つからない。イ・ガンは裏取引などなかったとにし、有事に備えて軍備を整えるよう命じる。

イ・フィはルシゲを連れ、ジュングクの手引きで残っている女真族の使節に面会する。騙されたと激怒する使節は戦争も辞さないと強い口調。イ・フィは、このまま帰国して女真族の長を怒らせて再び無益な戦争をするのか、それとも新たな取引で女真の地を興す機会を得るか、どちらかを選べと迫る。黙り込む使節に、ルシゲが「イ・フィは信じてもいい。命の恩人だ」といい、父である族長の説得をするために自分が同行するとも。すると使節はイ・フィに笛を贈る。
イ・ガンと手を組み自分をだまし討ちにし、捕虜にして命まで奪おうとしたこと全てを赦すという度量の広いイ・フィ。そんなイ・フィは具体的にどんな共存策を口にするのか?そして「イ・ガンが裏切ったら笛を吹け」この言葉にどんな意味が隠されているのか?


チャヒョンの居場所を突き止めたイ・ガンは、彼女のいる山寺へ向かう。イ・ガンの動きに気づいたイ・フィは、急いで先に山寺へ。チャヒョンはイ・フィたちを逃がし、堂々とイ・ガンを出迎える。王の命を狙った自分をなぜ殺さなかったかと聞くチャヒョンに、イ・フィのいない世を生きることで罰を受けている。憎まれてもチャヒョンを生かしておくとイ・ガン。チャヒョンは家に帰してほしいと頼む。そして側室ではなく正室になりたいという。
前王スンピョン大君の世話をするチャヒョンはまるで母親のよう。チャヒョンを殺してあの世でイ・フィと二人になり、自分一人がこの世に残るのが辛いから、殺さないと潤んだ眼でいうイ・ガン。並みの女性ならここでイ・ガンに心が動いても不思議ではない。だが、チャヒョンは最初から最後までただ一人だけを想い続ける。演じたチン・セヨンはそれがよかったと記者会見で語っている。NHK取材会再現レポート(後半)
未だに王とは呼ばず、「私の心を動かしたいならすべてをお賭けください」というチャヒョン。イ・ガンを油断させるためとはいえ、なんとも強気。この後に続く言葉もお聴き逃しなく。家に帰る道すがら、足元の悪いところで手を差し出すイ・ガン。果たしてチャヒョンはその手を握るのか?


宮殿に戻ったイ・ガンは、懐妊したというナギョムの報告を素直には喜べない。その頃イ・フィはソン家に忍び込みチャヒョンに会う。前王をギトゥクに託して戻って来たといい、イ・ガンと並んで歩く姿を見て嫉妬した自分が情けなくなったとイ・フィ。チャヒョンもまたルシゲ達に嫉妬したが、これからは必要とあらば嘘も言う。もう昔の自分ではない。だけど、イ・フィへの想いだけは変わらないと変わらぬ愛を口にする。
ほんのつかの間だがチャヒョンの部屋はハートマークでいっぱい。

宮殿では、ナギョムの懐妊を大王大妃シム氏と前王の母キム氏が祝福する。だが、ナギョムは廃妃となったキム氏が上座に座っているのが気に入らない。そんなナギョムをシム氏が廃妃となっても義姉に礼を尽くせと叱責する。

その頃、妓楼にアジトを移したイ・フィたちは、手に入れた密書を武器にイ・ガンの取り巻きを潰していこうと、ヤンアン大君を利用することに。まずジョングクはウルンにヤンアン大君が逆心を抱いていると吹き込み、芸妓ヨギョンはナギョムの兄ジャジュンにヤンアン大君の家に幼い息子がいるようだと話す。そして、ジョングクが領議政の座をチラつかせて、功名心を煽る。
「時は待つものではなくて作るもの」イ・フィの台詞。チャヒョンともども、どんどんたくましくなっていく不滅カップル!イ・フィは北方で捕虜だった3人も作戦会議に参加させる。身分に関係なく同志として扱ってくれる大君だからこそ、仕えたくなるのだ。それにしてもギトゥクは妓生たちから人気がある。だがギトゥクが気になるのは?

ジョングクはジャジュンと一緒にヤンアン大君の家宅捜査に向かう。ジョングクが、自分と王イ・ガンを仲たがいさせよとしていることを察するヤンアン大君は警戒するが…。
密書、ヤンアン大君、自宅、子供、この3つのキーワードで、イ・フィたちの作戦を予想してみよう。

ジョングクは宮殿に戻り、ヤンアン大君の裏切りを報告する。憤怒するイ・ガンの前に引き出されたヤンアン大君は逆賊たちの謀略だと抗弁するが、逆賊の正体が見えないだけにイ・ガンの怒りは収まらない。自分に変わる操り人形が必要なのか、と詰り、賜薬を下す。処刑の場。「王になり得ぬイ・ガンに野心を植え付け、忠臣や弟と排除させた罪、甥を廃君にさせた罪、それらの罪を償うときが来た」とヤンアンに引導を渡したのは…。
ヤンアン大君に引導を渡すのは誰なのか?



■豆知識:おこげせんべい(누룽지=ヌルンジ)
ルシゲの大好物だが、今話ではドゥシクの恋路の邪魔をする“おこげせんべい”。これは“ヌルンジ”と呼ばれる韓国の非常食でもあり、オヤツでもある。炊飯器がなかったころ、ご飯を炊いた鍋の底にこんがり美味しい色に張り付いていたものだ。そのまま食べたり、しょうゆをつけて食べたり、砂糖をかけて食べたりする。これにお湯をかけて煮てその湯をお茶代わりにする“おこげ茶”(숭늉=スンニュン)、ヌルンジに水を入れて煮た“お茶漬け”(누룽밥=ヌルンパプ )など、韓国の人はヌルンジをいろいろな方法で好んで食する。最近では、炊飯器の普及で、こげが出来なくなったが、わざわざおこげを作る家庭もあるようだ。日本でもおこげを好んで食べる人がいて、今どきの炊飯器ではわざとおこげを作る炊飯器も出ている。

■キャスト相関図(NHK番組サイト)
イ・フィ/ウンソン太君役:ユン・シユン
イ・ガン/チニャン大君役:チュ・サンウク
チャヒョン(ジャヒョン)役:チン・セヨン
大王大妃シム氏役:ヤン・ミギョン
ヤンアン大君役:ソン・ビョンホ
パク・ギトゥク役:ジェホ
ルシゲ役:ソン・ジヒョン
ソン・オク役:イ・ギヨン
アン氏役:キム・ミギョン
クッタン役:ムン・ジイン
ユン・ナギョム役:リュ・ヒョヨン

NHKBS「不滅の恋人」番組サイト
 2019.08.04スタート 毎・日23:00~ 地上波初放送
 2019.03..03-07.14 毎・日21:00-22:00
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kandoratop【作品詳細】【「不滅の恋人」を2倍楽しむ】