北朝鮮に潜入せよ!韓国映画『工作 黒金星と呼ばれた男』公開直前にメイキング映像と新場面写真解禁!

2019年07月05日17時22分映画

『タクシー運転⼿約束は海を越えて』、『1987、ある闘いの真実』に続く、実話に基づく衝撃作として話題の『⼯作⿊⾦星(ルビ・ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』が、7⽉19⽇(⾦)より、シネマート新宿ほか、全国ロードショーとなる!これに先駆けてメイキング映像と新場面写真が公開された。

kousaku

『⼯作 黒金星(ルビ・ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』は、1992年、北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島の緊張状態が⾼まる中、北への潜入捜査を命じられた実在の⼯作員、⿊⾦星(ブラック・ヴィーナス)による緊迫感溢れる⼯作活動と、命を賭けてまで尽くした祖国の闇に気づき苦悩する姿を描く衝撃のサスペンスドラマ。⇒作品紹介記事



派手なアクション、目まぐるしい追撃戦など、我々がよく知るハリウッドスパイ映画の”アクションヒーロー”とは一線を画す、徹底的に熾烈なまでの心理戦を描いた新たなスパイ映画だけあって、個性と演技力を兼ね備えた韓国を代表する俳優たちが結集!『哭声/コクソン』、『アシュラ』など、韓国ジャンル映画において忘れることのできない俳優ファン・ジョンミンが対北工作員の黒金星(ブラック・ヴィーナス)を演じる。

観客は本作で、⿊⾦星(ブラック・ヴィーナス)の⽬を借りて北へ潜⼊することが出来る。90年代の北朝鮮を正確に再現するために、元北朝鮮の⾼位幹部や、脱北者の監修のもと、美術監督を含むスタッフ⼀同が奮闘。北朝鮮の街の壁画は、最初からそこにあったとしか思えない⾃然な存在感で、作品のリアリティを⾼めている。特に、圧巻の⾦正⽇の別荘は、建築だけに50⽇がかかり、6億ウォン(⽇本円にして約6000万円)をかけて完成させた。また当時の北朝鮮の迎賓館を描写するために、歴史的⽂化財で撮影を敢⾏するほどのこだわりぶり。徹底したリサーチを重ね、⼤量の時間と費
⽤を費やし、⼀切妥協なしのスタッフによって作り上げられた北朝鮮のセットは、イ・ソンミン(リ・ミョンウン役)が「本当に北朝鮮にいるようでした」と驚愕するほどの圧倒的なクオリティーを誇る。

工作

さらに、セットだけでなく、登場⼈物をよりリアルに⾒せるための⼩道具までこだわり抜いている。⼈物の表情を読みにくくするために⼯夫された各キャラクターが使⽤するメガネは、レンズの濃度までがカメラテストを経て慎重に決定された。また、ヘアスタイルはキャラクターの個性に合わせて考えられており、リ・ミョンウン(イ・ソンミン)のウェーブのかかったオールバックは強靭さを演出している。さらにチョン・ムテク(チュ・ジフン)が着ている北朝鮮の軍の制服も、装飾にいたるまで細かく再現。冷たい表情を際⽴たせる制服姿は、国家に忠誠を誓う軍⼈が纏う張り詰めた雰囲気を⾒事に表現している。役者陣の熱演とともに、観客を誰も⾒たことのない90年代の北朝鮮へといざなう映画『⼯作⿊⾦星(ルビ・ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』に期待したい。



■作品概要
タイトル:『工作 黒金星(ルビ・ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』
監督:ユン・ジョンビン(『群盗』、『悪いやつら』)
出演:ファン・ジョンミン 『哭声/コクソン』『アシュラ』
イ・ソンミン『目撃者』「ミセンー未生ー」
チョ・ジヌン『お嬢さん』
チュ・ジフン『神と共に』2部作 netflix「キングダム」『アシュラ』
原題:공작/2018年/韓国/カラー/137分/提供:ツイン・Hulu 宣伝プロデュース:ブレイントラスト
ⓒ 2018 CJ ENM CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED

7月19日(金)シネマート新宿ほか、全国ロードショー

公式HP



【韓国映画】【関連記事】