【ライブレポート】テレ朝「musicるTV」ひと足早い七夕ライブに祭nine.とSUPER★DRAGONが登場!

2019年07月08日18時00分芸能

テレビ朝日系音楽番組「musicるTV」が、ひと足早い七夕ライブ「musicるTV presents ひこぼし★FES ~推しに願いを~」を七夕前日の7月6日に開催した!残念ながら曇り空の1日となったが、Zepp Tokyoの客席にはまるで天の川のようにペンライトの光が輝いていた!番組公式サイトにはオープニング(HAN-KUN「あなたに」)とエンディング曲(AOS/from AMAZO NIGHT「V.I.P.」)のミュージックビデオが公開されている。

お台場に集まったファン達に会いに来た“ひこぼし”は、人気急上昇中の祭nine.とSUPER★DRAGONの2組。そして、番組MCを務めるヒャダインが進行役を務めた。



【オープニング】
開演直前、会場内に響いてきたのは、祭nine.の横山とSUPER★DRAGONのジャンによるアナウンス。同い年の2人は、息ぴったりに注意事項を案内していく。
「今日はジャン君が楽しみです」と“ジャン愛”を熱く語る横山の提案で、急きょ“といジャン”を結成し、横山のボイパに合わせてジャンが即興ラップを聞かせるサプライズも。そして、2人の「スタートです!」のひと言で、ライブが幕を開ける。
オープニング映像が流れ、ステージに出演者全員が現れると、会場は早くも割れんばかりの歓声に包まれる。「今日はSUPER★DRAGONのイベントにようこそ!」というヒャダインのおふざけに、祭nine.の野々田や清水が「おぉぉぉいっ!!」と食い気味にツッコミ。その後ろでは、横山とSUPER★DRAGONの楽がハグ。初ツーマンとは思えない濃いめの仲良しアピールに、ファンの悲鳴にも近い歓声が巻き起こった。

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【SUPER★DRAGON】
先に登場したのは、ミクスチャーユニットのSUPER★DRAGON。
1曲目に持ってきた『Mr.GAME』では、毅の歌い出しから客席を圧倒。一気にクールでワイルドな世界へと引き込んでいく。勢いをそのままに『LRL -Left Right Left-』『PAYAPAYA』と、立て続けに披露。「ブチ上がる準備はいいか!」というジャンの叫びに応えるように、客席の熱が上がっていく。
自己紹介を兼ねたMCでは、颯が「1階の奥まで“乙姫”が来てくれて」と言い間違い、メンバー全員からのツッコミを受けるハメに。水色の髪を「かき氷みたい」と評されたジャンは、「ブルーハワイ!」「みんなで食べようかき氷!」と、コール&レスポンスのネタにして、笑いを取る。パフォーマンス中とは異なる、無邪気な表情が垣間見えた瞬間だ。
フォーメーションがコロコロと変化する『WARNING』で、パフォーマンス力の高さを見せつけた後は、8月14日リリースの3rdアルバムから新曲『Don’t Let Me Down』を届ける。彼らの新境地ともいえるメロウなナンバーは、夏の夜風のように心地よく、ファンもうっとりと聞き入る。直後、打って変わって『THE Survivor』『Mada’ Mada’』でハードに攻め、見る者をドキッとさせる。
ライブも終盤。玲於の「楽しんでいこうぜ!」のひと言で会場のボルテージがMAXになったところに、『Untouchable MAX』を繰り出し、さらに加速させる。曲中に洸希が手で作ったハートには、多くのファンが撃ち抜かれたことだろう。ラスト『ゲットレジャーニー』では、メンバーも笑顔を浮かべながらタオルを回し、早くも夏本番を迎えたような熱気に包まれる。
ほぼMCなし、全速力のライブを走り抜け、9人は颯爽とステージを後にした。

【企画コーナー】
SUPER★DRAGONと入れ替わるようにヒャダインと祭nine.が登場し、7人が短冊に書いた願い事を発表。
寺坂「星を掴めますように」
野々田「マッチョになってモテる」
清水「きんぱつにしたい」
浦上「かき氷を百杯食べる!!」
横山「パッチリ二重になれますよーに。」
神田「料理でタカ君を「ギャフン♡」って言わせる」
髙崎「お金持ちになる」
寺坂の短冊の「掴」が「手偏に固める」に!! 誤字を見つけたからには、ヒャダインもメンバーも指摘せずにはいられない。インテリキャラの神田が「『掴む』って字は手偏に国です」と訂正。浦上は「(SUPER★DRAGONの)颯君とかき氷の話、めっちゃしました。東京のお店教えてくださいって」と舞台裏のエピソードを蔵出しし、清水は「金髪にしたら僕もSUPER★DRAGONになれるんじゃないかな」と笑いを誘う。怒涛のようなトークを繰り広げるバラエティ能力の高さはさすが。
SUPER★DRAGONが再び登場すると、“ジャン愛”があふれっぱなしの横山がジャンにハグ。その流れでメンバー同士のハグ大会が始まり、彪馬にバックハグされた野々田は「ドキドキした(照)」と、乙女のようなリアクションを見せる。
ここからは、メンバーシャッフルでの対抗戦「思いをつなげ! ひこぼし対抗睦み合いの輪」。チームメンバー全員で手をつないだ状態で、フラフープをくぐっていくゲームだ。「祭DRAGON」(寺坂、浦上、横山、ジャン、颯、壮吾、洸希、楽)と「SUPER★nine.」(玲於、毅、彪馬、和哉、野々田、清水、神田、髙崎)の2チームでタイムを競う。
少し手こずった「祭DRAGON」の結果は1分29秒。一方、「SUPER★nine.」は全員がダンスのように華麗にこなし、49秒でフィニッシュ。勝利チームの「SUPER★nine.」は、客席の織姫達に勝利の報告がてら甘いひと言を届けることに。代表して彪馬が「織姫、愛してるよ」とガチトーンの愛の言葉をささやくと、「キャー!!」と卒倒しかける織姫達も。
続いて、SUPER★DRAGONの願い事を発表。
玲於「脱げる体を作る」
毅「今年の夏こそ海外へ」
ジャン「グアムに行きたい」
颯「かき氷巡りをする」
壮吾「サンライズに乗りたい」
洸希「行ったことがない温泉に行きたい」
彪馬「絶対に日焼けをしない」
和哉「最強の体づくり」
楽「身長180cmになる」
「スパドラみんなで海に行きたいな」と話すジャンに対し、彪馬は「地黒なんで、こんがりになりたくないんです。飲む日焼け止めも飲んでます」と消極的。楽は「身長欲しいなと思って」と話した後、グループ最低身長の玲於を見ながら「20歳まで伸びるから…」とフォローするも、「もう20歳だ!」とかえって玲於の逆鱗に触れてしまう結果に。



【祭nine.】
企画コーナーが終わると、祭nine.のライブに突入。歓声に呼ばれるように、7色にきらめく7人が登場し、『有超天シューター』でド派手にスタートする。1曲目とは思えないほど、祭りっ子(祭nine.ファン)のコールが響き渡り、会場全体が祭nine.のホームという雰囲気に。
寺坂が「あなたの心と、あなたの人生を盛り上げていくのは誰なのか! この曲で伝えようと思います!」と叫び、自己紹介ソング『I’m On Fire』へ。七夕にちなみ「願い事、俺が叶えてやるよ」(神田)、「天の川で待ち合わせやで」(浦上)、「今日はみんなのひこぼし様」(髙崎)と、個々の決め台詞をアレンジ。

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息つく暇もないまま、『がってんShake!』『嗚呼、夢神輿』と続いていく。激しく踊りながらも、全員がバク転やアクロバットを連発。身体能力の高さも彼らの魅力だ。振付レクチャーをしてから披露したのは、『musicるTV』内のコーナー「トップライナーをさがせ!」から生まれた新曲『ゴールデンジパングソウル』。和楽器のサウンドが効いたパワフルなダンスナンバーに、会場の盛り上がりも最高潮を迎える。
続いては、新曲『HADAKAN BOYS』は本邦初公開! こちらも「トップライナーをさがせ!」最終選考通過者による楽曲。“お風呂”をテーマに、台詞も顔芸も満載の構成で、まるでミュージカルを見ているかのよう。順応性の高い祭りっ子達は、早くも「お風呂! お風呂!」とコールを打っていた。
『魁!祭OTOKO』『ドドンコDon’t worry』でカラフルな空間を作り上げた後は、「(祭りっ子達は)僕達の元気とか夢とか幸せを願ってくださってる方ばかりでした。あえて七夕に願うなら、(僕達は)皆さんに幸せな人生を送ってほしいと思ってます!」という寺坂の熱い言葉を受け、ファンへの思いを綴った『みらい結び』を届ける。
汗を輝かせ全力で歌う姿から、彼らのまっすぐな熱意が伝わってくるライブだった。

【エンディング】
最後は、出演者全員が再登場し、客席をバックに記念撮影。横山発案の「ひこぼすぃ~」「ジャン~」という掛け声で撮影した後、毅発案の「とうい~」でも1枚。2つのグループの仲が深まり、和やかな雰囲気の中、1日早い七夕祭は幕を閉じる。
ライブ後は、ハイタッチお見送り会を開催。七夕を待たずしてひこぼし達と触れ合うことのできた織姫達は、キラキラとした笑顔や感動の涙を浮かべていた。

▼放送概要
テレビ朝日系全国放送「musicるTV」
放送時間:毎週月曜日 25:29~25:59(関東地区)
※放送時間は変更になる可能性がございます。
※放送地域により放送日時は異なりますので、詳しくは番組HPで確認されたい。

▼公演概要
「musicるTV presents ひこぼし★FES ~推しに願いを~」
【日程】2019年7月6日(土)
【会場】Zepp Tokyo
【開場/開演】16:00/17:00
【出演者】祭nine./SUPER★DRAGON
【MC】ヒャダイン

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