大森南朋「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」8/1第3話巨大権力に立ち向かう!2話ネタバレあらすじと韓国版豆知識

2019年07月19日11時30分ドラマ
@テレビ朝日

法医学vs.絶対的権力“真実”をめぐる壮絶な戦いが開幕した!韓国の大ヒットドラマ「サイン」を大森南朋主演リメイクする!第3話は新人解剖医(飯豊まりえ)までもが緊急解剖を!真実の前に立ちはだかる権力に逆らえるのか?テレビ朝日8月1日(木)夜9時「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」スタート!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。

主演の大森南朋は正義感は強いものの口が超悪い、パワハラ三昧の柚木を演じ、飯豊まりえは新人ながら強気で、柚木に対峙していく中園を演じている。この二人の息がぴったりとしていることも視聴者の間で話題になっている。ドラマでは口調は厳しい大森であるが、公式Twitterなどで飯富とみせる会話は息ぴったりの模様が見て取れる。また、大森とは真逆の立場で、真実を時によっては捻じ曲げてしまう伊達を演じている仲村トオルは、最近は柔らかな役が続いていたが、今回は「悪」の役に「夏は冷たいビールが飲みたい」と思うのと同じようにオファーに手を伸ばしたと言っている。俳優業を山登りのようだと話し、「上り坂を祈りながら」演じているとインタビューで述べている。



18日に放送された第2話には、飯豊まりえ演じる中園景が犯人に襲われた。新人解剖医であり、妹が事件に巻き込まれたという事情をもつ中園を心配する声がSNSでも多数あがっていた。そして、その演技力もメキメキあがっていると評判になっている。

そして、1週あいた8月1日に放送される第3話では、新人解剖医・中園がついに解剖を経験する。その裏で行われていた暴力団関係者の解剖はほんの短時間で終了し、警察の見立て通りとなってしまう。柚木や和泉たちはその謎に迫ってゆく。第3話も目が離せない展開となる。

■第2話ネタバレあらすじ
殺された国民的歌手・北見永士(横山涼)の司法解剖をめぐる騒動を受け、国立大学の法医学教授だった伊達明義(仲村トオル)が「日本法医学研究院」の新院長に就任していた。北見の死因について、伊達の解剖結果とは異なる“窒息死”を主張した解剖医・柚木貴志(大森南朋)は、埼玉中央医科大学に飛ばされてしまった。あれから1カ月――。新人解剖医・中園景(飯豊まりえ)は柚木の弟子になりたい一心で、埼玉へ。なんと、北見が窒息死だったと証明できる唯一の証拠品=青い繊維を「日本法医学研究院」から盗み出し、柚木のもとへ持ち込む!だが、柚木は「それだけでは何の意味もない」と言い捨てる。

その矢先、埼玉の山中で若い女性の首吊り死体が見つかった。遺書もあったことから、自殺の線が濃厚かと思われるが、解剖した柚木は胸部の奇妙なアザに注目する。徹底的に調べた結果、「自殺に見せかけた他殺」と結論づける。遺族のケアも柚木がやっていた。

一方、都内でも若い女性の首吊り死体が発見され、「日本法医学研究院」で伊達が解剖に着手することになった。大臣が解剖を一度見学したいと申し出て、見学する中での解剖となる。奇しくも、その胸部にもアザが認められるが、伊達は見学している大臣たち時間に追われていることをみてとると、早々に解剖を終了させ、「首吊りによる自殺で間違いない」と言い切った。

同じ頃、警視庁捜査一課の刑事・高橋紀理人(高杉真宙)は連続放火事件を捜査していた。空き巣の前科があるタクシー運転手で、埼玉在住の須賀原学(柾木玲弥)に目を付ける。だが、管理官の和泉千聖(松雪泰子)から「物証もないのに、前科者というだけでマークはできない」と、突き放されてしまった。高橋は捜査の途中、埼玉で柚木が解剖した遺体の胸のあざを見つけ、和泉に報告する。和泉は伊達に話しにゆく。埼玉の解剖が柚木によるものと聞くと、舌打ちする伊達であった。

和泉は伊達のところに行き、他の事件のことも話す。伊達が解剖した遺体も、柚木が解剖した遺体からも睡眠薬が見つかる。連続殺人の可能性がでてきた。中園は首つりの現場に行き調査していた。柚木も来たところで、怪しい人影を見つけ、柚木が追いかける。中園が襲われそうになり柚木と応戦すると、それは捜査一課の高橋であった。そんなところに、和泉から、また首つりの死体が発見されたと連絡が入った。連続殺人と決まり、柚木は解剖を申し出る。中園や高橋は自分たちも解剖や捜査に参加したいと申し出るが、却下される。二人が話していると、中園の腕をつかんだ人物がいたことがわかる。

中園の服についた指紋を調べるためにタクシーに乗った高橋と中園だった。タクシーの運転手は須賀だった。事件について思いついた高橋はタクシーを途中で降りてしまう。中園は指紋の採取を柚木に頼むと、自分の妹も事件にあい、今でも昏睡状態が続いているという。今回の被害者も同世代だと思うと居ても立っても居られないと言うが、柚木は私情をはさむなという。

高橋が調べると須賀が被害者の一人と同級生であったことと、指紋が須賀と一致した。連続殺人と放火が関連があった。高橋はあざがカレッジリングであったことも突き止めた。柚木は他の人は自殺に見せかけて殺して、警察に見つからないかの実験台であったのではないかと推理した。須賀のタクシーに乗っている中園の元へ柚木が電話をかけ、運転手が犯人であることを告げ、仕事のふりをしろというが、須賀にばれてしまう。須賀にメッキ工場に監禁され、殺されかけたが、間一髪で柚木が助けにきた。しかし、須賀もろとも二階から落ちてしまう。柚木は助かっていた。

伊達は「日本法医学研究員」に柚木を戻すと言ったが、柚木は埼玉の法医学のレベルが下がるからとその申し出を断る。解剖ができるならどこでもいいというが、遺体からの声を聞くのを邪魔するなら、叩き潰すと伊達に宣言する。



■第3話あらすじ
「日本法医学研究院」院長の伊達明義(仲村トオル)直々の指名で、解剖医・柚木貴志(大森南朋)は新人の中園景(飯豊まりえ)が担当する司法解剖に立ち会うことに。その裏で、伊達は副院長の橘祐輔(淵上泰史)を呼び出し、警視庁組織犯罪対策四課から託された射殺体の解剖を依頼する。被害者は暴力団員・千葉雄一(諫早幸作)。千葉は歓楽街のスナック店内で、腹部と眉間を撃たれて死亡。被疑者の暴力団員・伊沢明夫(高尾悠希)は逃走中だが、現場にあった薬莢から凶器はロシア製トカレフで、組員同士の抗争だと推測されるという。説明を受けた橘はさっそく解剖を開始するが、どういうわけか、わずか20分で終了!捜査内容および現場の状況と一致する、との結論を述べる。

話を聞いた柚木は、あまりにも短時間すぎる解剖に疑念を抱き、解剖所見を見せるよう食い下がる。だが、橘はこれを拒絶。しかも、この解剖には不可解な点がほかにもあった。被害者の遺体はなぜか即座に、遺族のもとへ返されたというのだ――。

時を同じくして、警視庁捜査一課の管理官・和泉千聖(松雪泰子)と刑事・高橋紀理人(高杉真宙)も、千葉の殺害方法や四課の捜査体制に違和感を覚えていた。2人は真相を突き止めるため、裏ルートを駆使した独自捜査を敢行。やがて、明るみになればすべてがひっくり返るような“とんでもない事件の内幕”にたどり着く!一方、柚木は千聖に協力してもらい、景とともに事件現場となったスナック店内に潜入。飛び散った血痕の状況から、“ある矛盾のサイン”を嗅ぎ取るが…!?

■原作豆知識
次回の「暴力団銃撃事件」は、韓国ドラマ版の第7~10話途中に描かれる事件。原作ではこの事件の階で日本・広島ロケも行われた。詳しくはコチラで解説
韓国版「サイン」の各話の詳しいあらすじと見どころ、場面写真などは【「サイン」を2倍楽しむ】で詳しく解説している。

「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」は、テレビ朝日毎週木曜夜9時より放送。出演:大森南朋、松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、佐津川愛美、淵上泰史、吉田ウーロン太、小久保寿人、横山涼、柳美稀、猪野学、森川葵、木下ほうか、利重剛、西田敏行、仲村トオルほか。Twitter公式アカウントは「@sign_2019」。

テレビ朝日「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」番組公式サイト

【2019年夏ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】