金ロ2週連続細田守祭り!『サマーウォーズ』公開10年記念で今夜、初の本編ノーカット放送!

2019年07月19日15時05分アニメ
©2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

『おおかみこどもの雨と雪』(12)、『バケモノの子』(15)、『未来のミライ』(18)と、次々とアニメ話題作を世に送り出して国内外から高い評価を得る細田守監督の、日本アカデミー賞はもちろん、ベルリンやモントリオール、リスボンなど世界中の映画祭で高い評価を受けた初の長編オリジナルSF青春アドベンチャー『サマーウォーズ』が、公開から10年を記念して日本テレビ「金曜ロードSHOW!」で今夜7月19日(金)に初のノーカット放送!番組公式サイトで予告動画が公開されている。

『サマーウォーズ』は、2006年公開の劇場アニメ『時をかける少女』で国内外に高い評価を受けた細田監督が初めて手掛けたオリジナル作品。2009年8月に公開された。『時をかける少女』を超えた面白さと注目を集め世界中の映画祭で高い評価を受けた。



舞台は長野県上田市。ここで暮らす大家族とそこを訪れた1人の平凡な高校生が、コンピューター世界の混乱による現実世界の崩壊の危機に立ち向かう姿を清々しく描いている。
主人公の健二の声優を神木隆之介、ヒロイン夏希の声優を桜庭ななみというフレッシュな顔ぶれが担当し、主題歌を山下達郎が手掛けたことなどもあり公開前のプロモーションイベントは大いに賑わいを見せたのも懐かしい。

地上波初放送したのは2010年「金曜ロードショー」で、平均視聴率13.1%、2012年再放送時にも14.1%と人気振りを見せ、2015年には『バケモノの子』公開記念3週連続スペシャルの第1弾として3回目の地上波放送が行われ視聴率も11.8%と二ケタを記録した。(視聴率はビデオリサーチ、関東地区)

作品中の全世界を一括で管理するコンピュータシステム“OZ”は、TwitterなどSNSと比較され、作品のTwitter公式アカウントと連動してアプリケーションが公開されるなどの賑わいを見せた。テレビ放送時には、アツ過ぎるサマーウォーズ非公式応援サイトが登場し、Twitterアイコンをアバターとして貸してくれるフォロワーを募集し、最終的には3000人前後が参加する企画となった。もはや「金曜ロードSHOW!」の夏の風物詩となった「サマーウォーズ」。今年はどんな盛り上がりを見せてくれるのか?

■あらすじ
物語はある夏休み、主人公の小磯健二が連れてこられた先輩・篠原夏希の田舎を舞台に始まる。夏希のフィアンセの振りをしなければならなくなった健二は、滞在先の陣内家で微妙な立場に立たされる。一方、インターネット上の仮想世界「OZ(オズ)」は謎の人工知能・ラブマシーンに乗っ取られ異変が生じていた。そしてOZの破綻は現実世界へと侵食していき健二たちをも巻き込む。数学能力に長けた健二は、ラブマシーンからの暗号を解読したことで、OZを混乱に陥れた犯人に仕立て上げられる。無実を証明し事実究明のため、健二の戦いが始まる。

主人公の健二と陣内家の人々の個性豊かなキャラクターと、彼らが織りなす家族愛。“家族”の尊さと、人を信頼することの大切さを真正面から訴えかける、壮大な感動物語で家族そろってみてほしい。

長編アニメーション『サマーウォーズ』は19日(金)よる9時から放送。予告動画は「金曜ロードSHOW!」公式サイトで視聴出来る。

日本テレビ「金曜ロードシネマクラブ」番組公式サイト