NHK総合23日「夢食堂の料理人」高良健吾1964東京オリンピック選手村料理人になる!予告動画

2019年07月22日08時30分ドラマ
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1964年東京オリンピックには世界から7000人の選手が集まった!全国から集められた300人の料理人が選手村で大奮闘!もう1つのオリンピック物語!高良健吾、松本穂香、市川猿之助ら出演!NHK総合23日(火)夜7時30分より「夢食堂の料理人 1964年東京オリンピック選手村物語」を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

現在放送中NHK大河ドラマ「いだてん」は、オリンピック出場選手・金栗四三(中村勘九郎)と東京オリンピック誘致に尽力した田畑政治(阿部サダヲ)の物語。選手の視点、運営サイドの視点で描かれたオリンピック・ドラマだが、23日放送の「夢食堂の料理人」は、選手村で働いた料理人たちを描いた、もう一つのオリンピック物語である。

1864年10月10日に開幕した「東京オリンピック」。戦後日本の復興、そして高度経済成長を遂げた日本を世界にアピールする絶好の機会となった。同オリンピックには94もの参加国・地域から集まり、選手関係者を含め約7,000人もの人たちが東京に押し寄せた。

ちなみに来年開催される2020東京オリンピック・パラリンピックには、2019年7月現在、33競技339種目、207の参加国・地域から約12,000人の選手ならびに関係者がやってくる予定。64年大会と比べかなり規模が大きくなっている。

64年の日本より、現在はよりインターナショナル化、グローバル化が進んでいるとはいえ、選手村の食堂は大変なことが予想される。オリンピック・パラリンピック開催中は、選手村の様子も報道されるはず。ぜひとも選手村食堂でどんな料理が振る舞われているのか、視聴者に伝えてもらいたい。

1964年大会では、巨匠・市川崑監督が公式記録映画『東京オリンピック』(1965)が制作された。上映時間170分、配給収入は12億円を突破し当時の興行記録を塗り替えた。この作品は賛否両論で、純粋たる記録映画ではないと一部では酷評された。それもそのはず。ストーリーがあるはずのないオリンピックに、市川崑は綿密な脚本を書き上げ、ストーリーを作り上げてしまったのだ。世間ではこれを「記録映画か、芸術作品か」で大論争が起こったそうだ。

2020大会でも何かの形で記録が残されるであろう。どんな映像クリエイターが起用されるのか楽しみだ。その記録は選手のみならず大会スタッフたちにも焦点を当てたものであってほしい。オリンピックは選手だけで成り立つのではない。彼らを支える膨大な人数のスタッフたちの尽力があってこそ、なのだから。

■あらすじ
1964年、アジア初のオリンピック「東京オリンピック」が開催された。世界から7,000人もの選手が集まる選手村。秋田からやってきた三郎(高良健吾)をはじめ、全国から集められた300人もの料理人たちが、各国の選手達のために熱い情熱を持って料理を振る舞っていた。

西洋料理のみならずアジア、中南米、アフリカなど見ことも聞いたこともないような料理を作るため連日大奮闘。さらに次々に発生するトラブルに料理人たちは…!?

NHK総合23日(火)夜7時30分より「夢食堂の料理人 1964年東京オリンピック選手村物語」を放送。出演:高良健吾/松本穂香/宮舘涼太/渋谷謙人/岸井ゆきの/須藤理彩/徳光和夫/市川猿之助ほか。予告動画は番組公式サイトで公開されている。

NHK総合スペシャルドラマ「夢食堂の料理人」番組公式サイト