東山紀之が人質に!「刑事7人」第5シーズン第5話 専従班は助けられるか?第4話ネタバレあらすじと予告動画

2019年08月08日10時30分ドラマ
@テレビ朝日

東山紀之主演「刑事7人」シーズン5第5話は、なんと天樹(東山紀之)が再捜査を臨む犯人の人質となってしまう!天樹抜きで再捜査をする専従班はどんな真実をつかむのか?テレビ朝日「刑事7人」8月14日(水)夜9時から第5話放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。

7日放送された第4話は、先生が教育で人は変わらないと思ってしまった結果、犯罪に走ってしまうという重めのテーマだった。長年教育に携わり、いろいろな生徒や父母の相談に乗っているうち、教育に絶望してしまった先生(かとうかずこ)が真の犯人、真の悪魔だった。



7月31日に放送された第3話ではほとんど活躍の場がなかった海老沢(田辺誠一)の回ともいえた。今回は、天樹(東山紀之)とともに、活躍を見せた。3年前に捕まえた犯人から別の事件の自白をされる。そして、その犯人が「あんた、変わったな。3年前とは別人のようだ」といい、海老沢が今のところがあっていると告げる。3年前となるとシーズン4が始まる前となり、そのころはプライドの高い出世を目指す刑事だったことがわかる。

14日に放送される第5話は、なんと天樹が犯人の人質になってしまう。いくら人間ビッグデータの天樹でも資料もないところでは捜査ができない。専従捜査班は天樹抜きで捜査するしかない事態になる。天樹抜きで昔の事件をどのように追ってゆくのか、第5話では誰が活躍するのかが楽しみである。

■第4話ネタバレあらすじ
東京郊外の林道で、胸を刃物で刺された高校生・池添俊也(竹田光稀)の遺体が見つかった。遺体のそばにあったスマートフォンを確認した専従捜査班の青山新(塚本高史)は、被害者の俊也が「悪魔に殺されるかもしれない」と書き込んだSNSを発見する。

法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)は、今回の被害者の俊也と、去年担当した事件の被害者で、両親の無理心中に巻き込まれた息子・田所信一(加藤峻也)は同じ高校の生徒だという。“同じ高校”という共通点に引っかかった天樹悠(東山紀之)が、無理心中事件の資料を調べたところ、信一がノートに「悪魔にとりつかれている」と書き記していたことがわかる。

また、天樹と野々村拓海(白洲迅)は、高校で二人の担任をしていた増沢育子(かとうかず子)と俊也の両親から、二人が親友だったことや、信一が亡くなって以降、俊也がふさぎ込んでいたという話を聞く。さらに、弁護士の木下和成(長谷川朝晴)のアドバイスに背中を押された両親から、心中事件が起きた夜に、信一を訪ねた俊也が田所家の方から走ってくる男を目撃していたことを告白された拓海は、俊也はその男を目撃したことが原因で殺害されたのではないかと推測する。しかし、俊也の部屋を調べていた天城は、両親の顔が黒く塗り潰された写真を発見し、事件にはもっと別の深い裏があるのではないかと考え始める。

そんな中、海老沢芳樹(田辺誠一)のもとに、東京拘置所から一通の手紙が届く。差出人は、富岡忠司(芹澤興人)だ。3年前に老夫婦を殺害し、海老沢が逮捕した死刑囚だ。海老沢が接見に行くと、富岡は過去にまだ自供していない殺人事件を起こし、それは“悪魔”の指示で実行したものだと言い始める。空き地を掘り起こすと、そこには富岡の供述どおりに白骨死体があった。しかも死因は、信一らの無理心中で使われたものとまったく同じ成分の青酸カリによる中毒死であることが判明する。殺されていたのは3年前に失踪した会社員・野田であることがわかった。

信一の父親の弟に話を聞くと、夫婦そろってギャンブル好きで頻繁に金をせびりにきていたため、死んでせいせいしているという。当初は、野田の妻は夫婦の問題はなかったと言っていたが、実は違っていた。夫のDVに悩んでいて、木下に相談していた。木下は「夫に失踪してもらう」といわれたという。事実、夫が失踪してしまったため、怖くなって何も言えなくなっていたのだ。また、俊也の両親は、俊也は信一が死んだ後、引きこもりとなり、家庭内暴力をするようになっていた。俊也の暴力に耐えかねた両親が「いっそ殺した方が…」と話していたのを俊也が聞いてしまい、SNSに「悪魔い殺されるかもしれない」と書き込んだのだった。そして、この家庭にも木下が来ていた。木下は野田の時と同じように「息子は家出する」と言っていた。そして、木下の声を獄中の富岡に聞かせると、自分に殺人を指示した人間の声に間違いないという。

木下の事務所にむかう専従班。しかし、そこには「もうおしまい」とパソコンに打たれた文字と、木下の死体があった。堂本が解剖すると、一連の事件を同じ青酸カリの成分が見つかった。しかし、木下にはアレルギー反応がでていて、自らアレルギーがあるジュースを飲んだことに疑いがかかる。

事件の整理をしていた天樹と海老沢は、これらの事件には黒幕がいるという考えにたどり着いた。その黒幕は死亡した生徒たちの担任の増沢育子だった。死んだ人間たちに悩まされていた人たちは育子に相談していたのだった。そして、木下は育子の教え子と援助交際をして、育子にその証拠を握られてしまい、育子にいうことをきくしかなくなっていた。育子は木下を使って、教育してもだめそうな人間を殺したという。木下を介し、教え子を使って南件もの殺人を指示していたのだった。



■第5話あらすじ
日々事件の捜査に追われる専従捜査班のメンバーがつかの間の休息を取っていた、そんなある日。天樹悠(東山紀之)は、15年前、妻と娘に誕生日を祝ってもらった思い出のファミリーレストランにいた。当時に思いをはせながら食事をしていると、店内に突然食器の割れる派手な音が響き渡る。

天樹がそちらに目をやると、釘を打ち込むためのネイルガンを手にした男・宗片幸一(大地康雄)が、店員や客を結束バンドで拘束していた。天樹は警察官だと名乗ったうえで、冷静に話を聞こうとするが、激昂した宗片はネイルガンを放ち、天樹に怪我を負わせてしまう。

宗片は、一年前、娘のあけみ(夢宮加菜枝)が婚約者の坂木圭太(湯川尚樹)に殺され、その後圭太が自殺した事件を警察がきちんと捜査しなかったと憤り、24時間以内に事件の真相を解明しなければ、人質全員を殺し、自分も死ぬと言い張る。天樹からの電話を受けた専従捜査班の片桐正敏(吉田鋼太郎)はメンバーを招集し、天樹ら人質を救出するため、休日を返上して再捜査を始める。

水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)は、当時事件を担当した刑事・真中邦夫(天宮良)に話を聞きに行く。あけみは借金を抱えていた坂木との金銭トラブルが原因で殺されたと断言する真中だが、彼の表情の変化に環は引っかかりを覚える。そんな中、圭太の借金は病気の母親の治療費を工面したもので、トラブルの要因になるものではなく、真中もそれを知っていたことが判明。それをけげんに思った環らは真中の身辺を洗うことに。

一方、当時の検視官から話を聞いた法医学教授の堂本俊太郎(北大路欣也)は、あけみを殺害した後に飛び降り自殺したとされる圭太の側頭部の傷は、鈍器のようなもので殴打された可能性が高いと告げる。さらに、あけみも即死ではなかったようで…。立てこもりを続ける宗片の言うとおり、あけみ殺害の犯人は圭太ではないのか…!? 新展開を見せる事件の真相を解明するため、専従捜査班が奔走する!

テレビ朝日7月10日(水)夜9時より「刑事7人」第1話を放送。出演:東山紀之、田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎ほか。Twitter公式アカウントは「@keiji_7nin」。

テレビ朝日「刑事7人」番組公式サイト

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