大森南朋、ねつ造への自責の念から立ち直るか?「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」第6話予告と5話ネタバレあらすじ

2019年08月16日13時00分ドラマ
@テレビ朝日

韓国の大ヒットドラマ「サイン」を大森南朋主演でリメイクした「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」!造してしまったという自責の念に駆られ職を辞した柚木(大森南朋)は立ち直ることができるのか?そして、中園景(飯豊まりえ)は妹の事件の犯人と対峙する!第6話は、8月22日(木)夜9時からテレビ朝日にて放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



15日に放送された第5話は、真実を求め続けていた柚木が、恩師・兵藤邦昭(西田敏行)のことを考え、ついに死因をねつ造してしまった。真実と兵藤への思いに葛藤する姿や兵藤の葛藤も痛い位に伝わった。そして、そのねつ造が原因となって、更に二人が死亡してしまうという結果を招いてしまった。その自責から日本法医学研究院を辞めてしまう。柚木は立ち直ることができるのか、どのように立ち直るのかが第6話の注目となる。

22日に放送される第6話では、柚木の立ち直りとともに、中園景(飯豊まりえ)の妹の事件も注目される。妹を殺した犯人と思われる落合亮一郎(渋谷謙人)と対峙し、感情を爆発させてしまう。ゲーム的要素で殺人をしているような犯人が果たして落合なのか、その証拠を景がつかむことができるのか気になるところである。

ダークサイド側に立っている院長の伊達明義(仲村トオル)は第1話から感情がこみ上げると机をダンダンと叩くシーンが多かった。テレビ朝日ではその様子を動画にまとめ、権力側に寄り添う危険な男・伊達の「激情の軌跡」をたどる特別動画として配信している。

■第5話ネタバレあらすじ
25年の時を経て浮上した「慶徳小笠原病院」の現院長・小笠原達三(篠井英介)による医療ミス疑惑および、「日本法医学研究院」の元院長・兵藤邦昭(西田敏行)の解剖結果ねつ造疑惑だ。さらにここに来て「慶徳小笠原病院」の医師2人が同時期に遂げた不審な死、そして兵藤の突然すぎる自殺と続く。得体の知れない闇が渦巻く中、解剖医・柚木貴志(大森南朋)は兵藤が自殺する前に伊達明義(仲村トオル)と会っていたことを知る。兵藤は柚木にとって、かけがえのない恩人だ。その兵藤がなぜ死を選ばなければならなかったのか、そもそも、兵藤は本当に自殺したのかと、とてつもないショックを受けると同時に、事の経緯が解せない柚木は伊達を追及する。だが、伊達からは答えを得られない。

そんな中、失踪していた「慶徳小笠原病院」の元看護師が遺体となって見つかった。しかも、先だって亡くなった医師2人と同様、目立った所見はなく、解剖した柚木も心不全との診断しか下せない。だが、警視庁捜査一課の管理官・和泉千聖(松雪泰子)はこれを疑問視していた。亡くなった医師たちが死ぬ直前に小笠原と会っていたこともあり、事件性を怪しむ。かたや、柚木も毒殺の可能性を捨てきれないでいたが、血液検査で毒は検出されない。その矢先、小笠原の医療ミスが疑われる25年前の手術に、死亡した3人が立ち会っていたことが判明した。さらに追い打ちをかけるように、25年前のことを知っている外科部長・門田康則(飯田基祐)が死んでしまう。この医師も小笠原と会った直後に死亡していた。

柚木のところに25年前に手術を受けた安本の父親が訪ねてきた。娘の仏壇に手を合わせてくれたのは”ゆずき”という人だったという。そして、医者が病死といえば病死と信じるしかないといい、信じていいんですよね?と柚木に問うが、柚木は答えることができない。

千聖たちは、看護師が携帯電話を10日間使っていなかったことから、10日前に死んでいたのではないかと疑問に思う。中園景(飯豊まりえ)はそんなことはないという。しかし、薬毒物検査責任者の春日美晴(佐津川愛美)が水銀化合物の中には体内の水分を奪うものがあり、水分が減ると腐敗の進行が遅れことがあると指摘する。アンチモンは法医学院では調べられないので別の研究機関に問い合わせることにした。

アンチモンについて調べている柚木に伊達は「小笠原はアンチモンを使った」と断言する。不思議に思う柚木に伊達は驚くべき事実を告げる。25年前、兵藤は日本法学院の設立のために尽力して、厚生大臣の協力も得て、後一歩というところまで来ていた。その時、小笠原が医療ミスを犯す。小笠原の父親と厚生大臣は懇意であったため、兵藤に解剖結果をねつ造しろといってきた。法医学院設立のためにそれを引き受けてしまった兵藤に、更に、柚木の父親の死因もねつ造するように依頼した。兵藤は2件ともねつ造してしまった。柚木の父や小笠原の手術ミスを指摘していたため、アンチモンで殺されたのだった。兵藤は柚木の父の死因をねつ造するとともに、柚木を手助けしていった。

千聖たちは、小笠原の捜査を続け、物的証拠から逮捕に踏み切ろうとすると、柚木が遅れて捜査会議にやってきて、死因は心不全だという。亡くなった兵藤から柚木に、思いを書いた手紙が届いていた。その手紙を読んだ柚木は兵藤のことを貶めてしまうことができずねつ造という道を選んでしまったのだった。結果、小笠原は釈放された。

安本は小笠原を訪問していた。安本は謝罪してくれればいいといい、小笠原は謝罪を約束するが、安本のお茶にアンチモンを入れていた。苦しみだした安本を見て「誰が謝罪なんかするか」というと、安本は小瓶を見せた。小笠原のお茶に青酸化合物をいれたという。安本が小笠原を訪問したと直感した柚木はいそいで中園と病院に戻るが、二人は死亡した後だった。

そして、柚木は辞表を書いた。

■第6話あらすじ
法医学の未来を守るため解剖結果をねつ造してしまった柚木貴志(大森南朋)は自責の念にかられ、「日本法医学研究院」を辞職。その矢先、女性会社員が何者かに金槌で頭を殴られ死亡する事件が起こった。しかも、遺体を調べた新人解剖医・中園景(飯豊まりえ)は、首元に残された「20P」という文字を見てがく然とする。何を隠そう3年前、同じような犯罪の餌食となり、未だ意識が戻らない景の妹・優(黒崎レイナ)の首にもまた、「5P」という文字の痕が残っていたのだ!

女性会社員の事件を担当した警視庁捜査一課の管理官・和泉千聖(松雪泰子)と刑事・高橋紀理人(高杉真宙)は、現場近くで金槌を所持していた男・落合亮一郎(渋谷謙人)を連行。だが、落合にはアリバイがあり、金槌の血液反応もない。そんな中、解剖担当医として落合と対峙した景は、彼が挑発的に投げつけてきた“ある言葉”から、彼こそが妹たちを殺した真犯人だと確信し…!

落合への憎悪をあらわにし、何としても犯行を証明しようともがくも、壁にぶち当たる景。見かねた千聖は助けを求め、柚木のもとへ。簡単には首を縦に振ろうとしない柚木だったが、このままでは自分同様に解剖医としての道を踏み外しかねない景を見て変心。彼女を救い、今度こそ真実を明らかにしようとする。だが、落合の有罪を裏付ける証拠は依然としてつかめず…。やがて、事態はさらに悪化。あろうことか、千聖が“絶体絶命の危機”にさらされてしまう――。

「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」は、テレビ朝日毎週木曜夜9時より放送。出演:大森南朋、松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、佐津川愛美、淵上泰史、吉田ウーロン太、小久保寿人、横山涼、柳美稀、猪野学、森川葵、木下ほうか、利重剛、西田敏行、仲村トオルほか。Twitter公式アカウントは「@sign_2019」。

テレビ朝日「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」番組公式サイト

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