「100日の郎君様」第5話詳しいあらすじと見どころ:D.O.(EXO)胸キュン台詞炸裂!豆知識:のろし台

2020年06月13日10時00分ドラマ
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倒れたウォンドク/世子ユル(D.O./EXO)をホンシム(ナム・ジヒョン)が懸命に看病したことで、2人の関係が少しずつ変化する!一方、世子と思われる死体が発見され…K-POPグループEXO(エクソ)のD.O.(ディオ)ことド・ギョンス×ナム・ジヒョン共演の韓国ドラマ「100日の郎君様」第5話のあらすじと見どころをご紹介、作品公式サイトで予告動画が公開されている。
(※NHKBSプレミアムにて2019.07.21-11.03放送時に紹介したものです。)

【「100日の郎君様」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじと見どころと共に、時代背景やキャストの魅力、豆知識などを紹介していく。詳しいあらすじを知りたくない方は見どころだけを先にチェックして、あらすじは見逃した時や視聴後の確認用にどうぞ。



■第5話:ウォンドクの胸キュン台詞炸裂!
チョヌ山で倒れたウォンドゥク(D.O.)はホンシムの懸命の看病で回復する。看病疲れでうたた寝するホンシムの頬の傷に気づいたウォンドクは、それが自分に滋養のある食事を作るためにケガしたのだと知る。ウォンドゥクは山で頭が痛くなったことをホンシムに話し、記憶を取り戻すために過去の自分のことを教えてほしいと頼むが、綺麗な顔以外にウォンドクに取り柄がないことに焦るホンシムは、まじめで働き者だと吹き込み、薪割りや縄編みなどの仕事をさせるが、何一つとしてまともにできない。
医師は、矢で射られたようなウォンドクの傷が化膿しているというが、倒れたのはそれが原因ではないという。果たして病名は?そしてウォンドクが悲鳴を上げた、滋養のあるとっておきの食事に入っていた食材(?)は、山で狩りした鳥ともう一つは…?

マチルからの30両の借金に加えて役人パク・ボンウンからも甕(かめ)代を催促されたホンシムは、役場に駆け込み、ウォンドクが心神喪失で大バカだから借用証書は無効だと訴えて、借金の帳消しを狙う。だが、ウォンドク自身が「自分はまともだ」と言い出し、作戦は失敗。おまけに「そんなに金が大事なら妾になるべきだった」と言われ、怒り心頭のホンシムはウォンドクの頬をビンタ!二人の仲は険悪になってしまう。
「まともだ」と言い張るウォンドクに対して、村人たちは彼のおバカぶりをなんと陳述するのか?

一方、チョヌ山で世子イ・ユル(D.O.)を捜していた重臣キム・チャオン一行は、川辺で遺体を発見する。自らその遺体を確認したキム・チャオンは、それが世子だと都の王に報告することに。邪魔者がいなくなったと喜ぶ王妃は勢力拡大に動き始め、世子嬪は世子との始まりから不幸だった結婚を憂う。
世子の悲報を伝え聞いた世子嬪ソヘの回想で、世子がチャオンを嫌い、その娘である自分をどれほど毛嫌いしていたのかが分かる。ソヘもまたクーデターの被害者のひとりかもしれない。

医女殺害事件を調査するチョ・ジェユンは、手掛かりを握る唯一の証人を殺害したのが真犯人だと確信するが、犯人を名乗る男が自首してくる。騙されたふりをして男を投獄し、急いで都のモジョン橋へ。その日は十五夜。橋で佇むホンシムと再会する。ホンシムにいいところを見せようと、彼女が兄と再会できるようにと灯籠流しをするが…。ジェユンの優しさを感じたホンシムは、なぜ自分に良くしてくれるのかと尋ね、ジェユンは自分が顔面消失症だと告白し、なぜかホンシムの顔だけははっきり分かったと打ち明ける。この再会で2人の間は急速に縮まるが、ジェユンの失態で騒ぎになり、ホンシムは感謝と、もう橋にはいかないと手紙を残して立ち去る。
蓮の形をした灯籠が美しい。果たして灯籠は無事に流れたのか?そしてそこに書かれてある願いとは?

ホンシムがいなくなったと心配して捜し回るウォンドクだったが、ご馳走につられて権力者のパク・ソンドの60歳の祝宴を手伝いに屋敷に出向く。そこでホンシムを見つけほっとするが、2人はまた喧嘩。その時、手伝いの女が粗相をして罰せられそうになり、見かねたホンシムがかばう。すると、パク・ソンドがホンシムをいやらしい目で見て手を握らせろといい、仕方なく従おうとするホンシムの腕をウォンドクが掴み「一歩たりとも動くな。私の許可なく」と引き寄せる。そしてパクが詠った詩を笑い、みごとな漢詩と知識で嫌味を言う。憤怒するパクだが、急報が入り宴は中止となる。帰路、ホンシムへの怒りが嫉妬だと認めたウォンドクは、「私以外の男のために口紅も塗るな」と言い、詩の詠める自分は大ばか者ではないと言う。
パク・ソンドが言った“綱常罪”とは、儒教的道徳観を逸脱した大罪のこと。詳しくは「馬医」23話で解説している。ピンチのウォンドクを救った急報とは?そして今回は愛の告白とも取れるウォンドクのセリフに注目。また「口紅」トークでは指の動きに胸キュン必至。ところで、宴のシーンで姿を見せる「雲が描いた月明り」のアン・セハ。果たしてどんな役回りか?

チョン・ジェユンは自首してきた男を釈放して尾行するが、見失ってしまう。妓生のエウォルから世子が亡くなったと聞き、その後、世子からの手紙を手にする。 一方、キム・チャオンは、世子暗殺に失敗したムヨンに刀を向け、今度こそ必ず世子を殺害してその首を持ってくるよう命じる。
世子からの手紙にはなんとかかれたのか?

またもや騒ぎを起こしたウォンドクだったが、村の女たちはウォンドクの言動の男らしさにすっかりのぼせ上がり、ホンシムも悪い気はしない。さらに字が読めると確認でき、新たな金儲けの仕事を考えつき、ウォンドクも思わぬ商才を発揮する。
ロケ地店主そっくりな本屋の看板書店からの帰り、高利貸しのマチルと鉢合わせしそうになり、ウォンドクとかくれるが…。
さあ、ホンシムが考え付いた職業とは?この場面でウォンドクが本の一節を読む。K-POPファンならその歌詞に聞き覚えがあるはず。これについてはコチラ「■ありきたりの設定をとびきり面白く!」で詳しく解説している。また、この場面ではホンシムとウォンドクとの恋愛談義も聞けるのでお楽しみに。本屋のシーンは龍仁大長今パークで撮影された。ロケ地②で詳しく紹介。

その頃、キム・チャオンはムヨンを内密に呼び寄せ、死体が世子ではなかったと、暗殺に失敗したムヨンに刀を向け、今度こそ必ず世子を殺害してその首を持ってくるよう命じる。



■豆知識:烽燧(のろし)台(봉수대=ポンスンデ)
ウォンドクとホンシムを二人っきりにするために烽燧(のろし)台に出かけた養父ヨン氏。烽燧台は昔の重要な国家通信機関。緊急事態を中央や辺境の基地に知らせると同時に住民にも知らせ、危険に対して迅速に対処するために設置された。夜は火花、昼は煙で知らせる。遠方とのやり取りのために、一定の規則を決めていた。通常の伝達は1つ、敵が現れたきは2つ、国境に敵が接近したときは3つ、敵が国境を越えて侵入したときは4つ、接戦した時は5つ合図すると伝わっている。
ロケ地南山烽燧台南山にも1394年に首都を漢陽に移した後に設置され、約500年間使われた東の第1烽燧から西の第5烽燧に渡る5つの烽燧台があった。しかし、日本の植民地期に壊され、その1つ「南山烽燧台(ナムサンポンスデ)」が復元され、現在ソウル特別市記念物第14号に指定されている。南山ケーブルカーを降りてNソウルタワーへ向かう途中にある。

■キャスト
イ・ユル/ウォンドゥク役:ド・ギョンス(EXO-D.O.)
ユン・イソ/ホンシム役:ナム・ジヒョン
左議政 キム・チャオン役:チョ・ソンハ
王役:チョ・ハンチョル
漢城府参軍従7位 チョン・ジェユン役:キム・ソノ
世子嬪 キム・ソヘ役:ハン・ソヒ
ムヨン役:キム・ジェヨン

NHK「100日の郎君様」番組サイト
 2020.05.17スタート 毎・日23:00-24:00 地上波放送 NHK総合
 2019.07.21-11.03  毎・日21:00~22:00 NHKBSプレミアム
公式HP
◇公式Twitter:roukunsama_PR

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