東山紀之「刑事7人」第5シーズン第7話 オーストラリア過去の事件の真相は?!第6話ネタバレあらすじと予告動画

2019年08月22日11時25分ドラマ
@テレビ朝日

東山紀之主演「刑事7人」シーズン5第7話は、過去に発生したオーストラリアでの殺人事件の真相が暴かれる!そして、法医学教授の堂本(北大路欣也)が導き出す衝撃の事実とは一体何なのか?テレビ朝日「刑事7人」8月28日(水)夜9時から第7話放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。

21日放送された第6話は、平凡を望む女性の悲しい事件の話であった。子供のころ、親から虐待を受け、自分は平凡に生きたいと思ったが、娘の怪我が原因となり、夫に問い詰められる日々を送り、夫は壮絶なDVを繰り返す。そんな夫をベランダから突き落としたところを娘に見られてしまった。娘から「なんでパパを殺したのか?」と聞かれて、つい、バギーの手を離したのは坂の上だ。バギーは電信柱に激突し、娘は植物人間になる。事件の真相を知った人に隠蔽を乞うも否定され、殺してしまう。なんともせつない人生の犯罪だった。

そして、第6話でスポットライトがあたったのは、環(倉科カナ)だ。現在の男勝りで冷静沈着な態度とは裏腹な10年前の制服警官姿にも注目が集まった。10年前の上司・大田黒(菅原大吉)に対峙し、10年間の成長を見せつけることができた。



28日に放送される第7話は、死亡推定時間を見る時に必要な死後硬直と直腸温度の乖離というところからスタートする。そして、被害者に怨恨を持っているのは共同経営者と妻のストーカーだ。二人を調べればいいと思っていたら、事態は過去のオーストラリアでの事件にまで発展してゆく。また、1時間のドラマとは思えないほどスケールの大きな回になりそうである。

■第6話ネタバレあらすじ
膝を抱えるようにして横たわった男の遺体が発見され、専従捜査班の水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)が臨場。環は遺体の顔を見た瞬間、衝撃を受ける。その男は、環が警察人生で初めて関わった、苦い記憶を呼び起こす事故の加害者・和田幸雄(加藤虎ノ介)だったのだ。

10年前、娘の瞳を乗せた車椅子を押す竹沢茜(とよた真帆)が交差点に差し掛かったところに、走ってきた和田が激しく衝突した。二人が転倒した際、茜の手から離れた車椅子が坂道を下って行き、電柱に激突するという痛ましい事故が起こった。そして、瞳は重症を負い、いまでも寝たきりの生活を強いられていた。当時、所轄署の地域課に配属されたばかりだった環が、初めての現場に足がすくみ、立ち尽くしていたところ、上司の大田黒敬一(菅原大吉)に怒鳴り散らされ、追い払われてしまった。

現在の環からは想像もつかない新人時代の話に、天樹悠(東山紀之)ら専従捜査班のメンバーも驚きを隠せない。そんな中、和田の司法解剖が終了した。東都大学医学部の法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)によると、死因は鈍器のようなもので後頭部を殴打されたことによる脳挫傷だ。死斑や死後硬直の様子から、和田は別の場所で殺され、箱に詰め込まれて運ばれてきたということが判明する。

聞き込みの結果、和田は金に汚く、評判の悪いフリーライターである反面、定期的に瞳のお見舞いに通う誠実な顔も持ち合わせていたことがわかる。

一方、和田の部屋を捜索していた天樹らは、USBを発見。その中には、10年前の衝突事故についての取材メモも含まれていた。和田は自分の過失ではなく、交差点の信号機の誤作動が事故の原因だと疑っていたのだ。和田が金のために信号機の工事会社をゆすっていた可能性が浮上する中、取材相手である工事会社の社長が、環の元上司・大田黒だと判明した。事件後すぐに現場の信号機が交換されていたと、太田黒の口座に工事会社の先代社長から200万もの入金があった事実から、大田黒を調べるが、証拠があるのかと大田黒に怒鳴られてしまう。

天樹は過去の資料から、茜の夫が10年前に自殺していたことを突き止める。その話を聞きに茜の部屋へ行くと、部屋から男がでてきた。茜の話では、娘が事故にあう3年前に公園で遊んでいて怪我をして車いす生活になっていたことなどからストレスがたまっていたと話す。

天樹と環で瞳の病院を訪ね、看護師に話しを聞くと、和田の意外な一面がわかった。和田は慰謝料よりも多くの金を茜に渡し、瞳のリハビリも熱心につきあっていたのだ。和田はお金の工面のために、恐喝まがいの調査をしていたこともわかった。そして、殺害される前日、険しい顔をして病室をでていったこともわかる。

再度、大田黒の部屋を調べた環は風呂場のダクトから和田の取材メモをみつけた。大田黒にみせると、10年前の揺すりなどは認めた。しかし、和田の殺害は否認する。そして、ほかの資料はマンションのごみ捨て場に捨てたことも話した。その話を聞いてマンションに急ぐ環たちは、瞳のことについてかいてあるメモを発見した。そこには衝撃のことがかかれていた。

東都大学の法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)は、茜の夫の指の骨折に疑問を持つ。身を投げた際についたものではなく、それ以前に骨折したものだという。天樹の中で、”順番が逆”という仮説がたった。そして、瞳を退院させて自室で看病している茜の元へ向かった。

天樹と環は、茜の夫は瞳の怪我を理由に壮絶なDVを茜にしていたこと、茜の事故は和田がぶつかって茜の手が離れたのではなく茜が先に手を離していたことを茜にぶつける。最初は否定していた茜だったが、瞳の「もういいよ」という言葉にがっくりとうなだれた。瞳は意識を取り戻していて、和田に「ママがパパを殺した」と話していたのだった。瞳は信号に差し掛かる前に、茜に「どうしてパパを殺したの」と問い詰めていたのだった。部屋には和田の爪にはいっていた畳のイグサという証拠も見つかり、すべての事件の謎が解けたのだった。



■第7話あらすじ
東京郊外の廃倉庫で、ナイフで首をえぐられた男の遺体が見つかり、専従捜査班が捜査を開始する。現場には争った形跡がなく、カバンの中に入った500万円ほどの札束も手付かずで残っていた。さらに、凶器と考えられるナイフには指紋がなく、現場に足跡も残っていなかったため、金目当てではなく、怨恨の線が濃厚だと思われたが…。

解剖を終えた東都大学の法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)は、死後硬直と直腸温度から割り出した死亡推定時刻に、普通では考えられないほど大幅な開きがあるため、「仏さんは二度死んでいる」と宣言。天樹悠(東山紀之)らは、その奇妙な結果に衝撃を受ける――。

そんな中、海老沢芳樹(田辺誠一)の調べによると、被害者の松永修一(生島翔)は、共同経営者の尾中勝也(阿部亮平)と経営上の問題で激しく対立していたという。さらに、松永の妻・真由美(片山萌美)が、以前の交際相手・春日正人(細山田隆人)からのストーカー被害に悩んでいたこともわかる。

会社で対立していた共同経営者と妻のストーカー。わかりやすい容疑者の存在が明らかになり、死亡推定時刻の謎が残ってはいるものの、この事件は案外早く解決するかもしれないと専従捜査班のメンバーは期待するが、容疑者二人の名前に覚えのある気がした天樹は過去の資料を調べ始める。

そしてついに、被害者の松永、共同経営者の尾中、真由美のストーカー・春日…この3人が知り合いだったことをつき止める。3人は10年前の同じ時期にオーストラリアに留学していたのだ。しかも、この3人と当時シドニー郊外で起きた未解決殺人事件の被害者・金田健介(伊東潤)にも接点があることが判明!そのうえ、被害者の健介が、堂本の親友で元生物学者・金田健太郎(清水綋治)の孫だということもわかる。

一方、天樹が現地の警察から取り寄せた当時の事件資料を目にした野々村拓海(白洲迅)は、健介とお揃いのペンダントをつけた女性・谷沢果鈴(黒川智花)の存在に気づく。

今回の事件と10年前の事件、その関係者が交錯し始め、事態はますます混迷を極める…!

テレビ朝日水曜夜9時より「刑事7人」を放送。出演:東山紀之、田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎ほか。Twitter公式アカウントは「@keiji_7nin」。

テレビ朝日「刑事7人」番組公式サイト

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