韓国ドラマ「100日の郎君様」第7話詳しいあらすじと見どころ:D.O.(EXO)小枝の美殺陣!豆知識:暗行御史

2020年06月27日05時00分ドラマ
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ホンシム(ナム・ジヒョン)を助けに馬で駆けつけるD.O.だったが、無実の罪で問われれの身に…宮殿では王妃とソウォン大君が廃位の危機に!D.O.(ディオ/EXO)ことド・ギョンス×ナム・ジヒョン共演、NHKBSプレミアムにて放送の韓国ドラマ「100日の郎君様」第7話のあらすじとみどころをご紹介、作品公式サイトで予告動画が公開されている。
(※NHKBSプレミアムにて2019.07.21-11.03放送時に紹介したものです。)



「100日の郎君様」は、記憶を失った世子の100日間の愛と世子失踪事件を背景にしたミステリーロマンス・フィクション時代劇。
【「100日の郎君様」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじと見どころと共に、時代背景やキャストの魅力、豆知識などを紹介。詳しいあらすじを知りたくない方はネタバレなしの7話あらすじと見どころをどうぞ。

■第7話:ウォンドク(D.O.)小枝の美殺陣
両班風の女が依頼してきたのは、ウォンドクが恋人のふりをして女に付きまとう男を追い払う仕事。ホンシムが拉致されたと聞いたウォンドゥクは両班姿のまま男の馬を奪ってホンシムを助けに行く。武器を持たないウォンドゥクは、5人のならず者を相手に近くの木の枝を手に戦う。自力で縄を解いたホンシムも加勢し、男どもを成敗。ウォンドクは、逃げる男たちが権力者パク・ソンドの屋敷に入っていくのを確認する。
劇中、たびたび馬に乗るシーンがあるウォンドク役のD.O.(EXO/ド・ギョンス)だが、スケジュールの都合で、事前に乗馬の練習はできなかったそうだが、回が進むうちにすっかり慣れたとのこと。ステージで華麗なパフォーマンスでK-POPファンを魅了するアイドルだけに、馬上の姿も凛々しく、小枝のアクションも華麗。アクションの後の胸キュンの手の動きにも注目。

行方不明の世子を捜すムヨンが情報を得て向かった家はホンシムの暮らす家。ここでムヨンもまたホンシムが拉致されたことを知る。

王宮では、役人チョン・ジェユンが、世子ユルが残した謎を解こうとして橋然堂(世子嬪の居所)に忍び込み捕まる。尋問されたチョン・ジェユンは、王妃がそこに呪いの札を貼った疑惑があることを知る。呪符を探し出す約束でいったんは解放されるが、見つけ出した後、呪符を隠した本人として再び捕らわれそうになる。ジェユンはキム・チャオンに亡き世子からの密書で動いていたと告げる。一応解放されたジェユンは、一通の手紙をなじみの妓生エウォルに預ける。狙い通り、チャオンは手下に手紙を奪わせ、それが世子の密書でないことを確認し、ジェユンを再び捕らえるように命じる。
呪符を探すためにジェユンが用意させたのは砂糖。果たしてこの砂糖を使って何をするのか? この後のチャオンとのやり取りでもジェユンが機転の利く男と分かる。



そのころ村では、ウォンドクが戻ってきてほっとするホンシム。両班の服を脱がせ傷の手当てをしてやるホンシム。その手を握って、「お前をさらった奴らを決して許さない」というウォンドクに、「復讐も力のある人がするもの」と取り合わないホンシムは、「この国で人間扱いされるのは両班だけ」と呟く。ホンシムはウォンドクがいつ武芸を身に着けたのか気になるが、ウォンドク自身も分からない。その夜、2人が枕を並べて眠る。
ホンシムにされるままのウォンドク。山ではあれほど勇敢だったウォンドクがホンシムの前で「あ゛ーーー」と甘えん坊に。二人の関係が大きく進展するシーンだ。ところでホンシムのいう力のある人は現れるのか?

深夜、ホンシムの養父ヨン氏はそっと置きだして密かにあるものを地面を掘って埋める。
クーデターのあった夜、ユン・ソクハ(ムヨン)はどのようにイソ(ホンシム)を逃がしたのかが回想シーンで明らかになる。少年ソクハが人質にとった少女こそがチャオンの娘で世子嬪となったソヘだった。

早朝起きだしたウォンドクは、荒らされた家に戻るが、隠しておいた役所の出納帳が見つからない。そのころ、役所の不正を訴える匿名の手紙が矢に結ばれて射ち込まれる。権力者パク・ソンドはウォンドクの仕業だとして、侮辱罪で捕えさせる。ウォンドクは無実を訴えるが、ソンドはホンシムに刀を突きつけ、弓が命中すれば犯人、故意に下手なふりをすればホンシムの首をはねると迫る。仕方なく弓を手にしたウォンドクはその矢をソンドに向ける。だが、その瞬間世子暗殺の時のことがフラッシュバックし、思わず矢を放ってしまう。万事休す!その時、王の特命を受けた暗行御史ホ・マンシクが現れる。マンシクは密かに村の情勢を調査し、パク・ソンドや県監の悪事の証拠を握っていた。
囚われる前に、マンシクを役所に来させるようにと頼んでいたウォンドク。マンシクとはいったい誰なのか?ヒントは5話あらすじの見どころで紹介した人物。それにしてもウォンドクは何故マンシクが暗行御史だと知っていたのか?ウォンドクの口から語られるのでお聞き逃しなく。ところで、パク家で行われた宴でウォンドクが詩の暗唱をしたのは、このマンシクが科挙で出題した漢詩だった。

一方、宮殿の前では需生たちが世子夫妻を呪った王妃とソウォン大君の廃位を訴えていた。王の前に姿を見せたソウォン大君は、あまりにも手回しのよすぎる今回の一件が、キム・チャオンの策略に違いないと訴える。激怒する王の前にもひるまずに、世子の母同様に、また家族を失っていいのかと迫る。ソウォン大君が気の弱い王を揺さぶったおかけで、苦戦を強いられたキム・チャオンは、娘の世子嬪に会って今後のことを打ち合わせする。

チャオン一派の重臣たちは口をそろえて王妃とソウォン大君の廃位を訴えるが、王は直接的な証拠がないことで大司諫とソウォン大君をチョヌ山に送って調査するよう命じ、改めて世子暗殺につての再調査を宣言し、首謀者が見つかるまで何事も決定しないと公言する。世子亡きあと、たった一人の世継ぎを守ろうとする王に、チャオンは世子嬪が懐妊していることを告げる。そのころ世子嬪もまた、王妃を訪ねて世子の子を身ごもっていることも知らせる。
さあ、唯一の跡継ぎとして余裕の構えだった王妃とソウォン大君がピンチ!

一方、ウォンドクはホンシムに疑念を抱いていた。方言と都の言葉を使い分け、何より何故マンシクが暗行御史だと知って、隠しておいた役所の出納帳を彼に託したのか?文字が読めてもそれで金儲けにしなかった。知れば知るほど疑念が膨らみ、グドル夫妻にホンシムの素性を聞く。ホンシムもまたウォンドクの正体が気になって仕方がない。養父ヨン氏が秘密を握っているはずだと、ウォンドクの正体を聞き出そうとするが、ヨン氏は…。そのころ、ムヨンは自由の身になるために世子を暗殺すべく動き出し、市場でホンシムの靴を選ぶウォンドクを見かけ…。
お互いの素性に疑念を抱きながらも惹かれていくウォンドクとホンシムだが…

■豆知識:暗行御史(アメンオサ)って?
絶体絶命のウォンドクとホンシムを救ったのは暗行御史。暗行御史とは王命を受けて地方官の不正摘発と民心調査の目的で隠密に地方に派遣される官吏。選ばれるのは官僚社会の汚れや派閥のしがらみにとらわれていない清廉潔白な人物たち。暗行御史が史書に初めて現れるのは1555年で、高宗時代の1892年まで存在した。このことからもD.O.が演じたイ・ユル世子のモデルとなる人物を探る手掛かりになっている。⇒時代背景とD.O.(ディオ/EXO)世子のモデルは?
また、有名な暗行御史に朴文秀(パク・ムンス)がいる。⇒【韓ドラコラム】<秘密の扉>世子の師・朴文秀



■キャスト
イ・ユル/ウォンドゥク役:ド・ギョンス(EXO-D.O.)
ユン・イソ/ホンシム役:ナム・ジヒョン
左議政 キム・チャオン役:チョ・ソンハ
王役:チョ・ハンチョル
漢城府参軍従7位 チョン・ジェユン役:キム・ソノ
世子嬪 キム・ソヘ役:ハン・ソヒ
ムヨン役:キム・ジェヨン
ほか

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 2020.05.17スタート 毎・日23:00-24:00 地上波放送 NHK総合
 2019.07.21-11.03  毎・日21:00~22:00 NHKBSプレミアム
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